水晶のひとりごと 山斗雪夫

水晶 second 第三章

水晶 second 20170225 o

2017-02-25 | Weblog
漂流してきたのは

君だけではなく        ・


此処に流れてきた

ほぼすべてのこころは すでに壊死していて

消去するしか                                ・

なくて









               ・






水晶 second 20170221 o

2017-02-21 | Weblog
・     亀裂が生じたとしても

自然に

治癒される                                       ・



許容値を           超えなければ










         ・










水晶 second 20170220 q

2017-02-20 | Weblog
他にも ここに流入したものが                       ・


こころを閉じてたから

廻りに何かが

居ても

わからなくて


裂けた処は  どのようになっていると









             ・







水晶 second 20170219 o

2017-02-19 | Weblog

おそらく 氷の季節が

決壊し

此処との交差壁に 亀裂が派生した                           ・

それで

君が

ここに 流されて


亀裂が修復されていないと    まだ 他にも















水晶 second 20170216 q

2017-02-16 | Weblog
吹き荒れる  流速には

怒りさえ

感じた                                         ・


意識が絶え          気がつくと

蒼い世界に

漂って

いた
















水晶 second 20170215 o

2017-02-15 | Weblog
氷の

季節に                                   ・

清流が荒れたと  いうのか


悪意が 進入しようとしたのかもしれない


氷の清流は

それを  許さない




 
                  ・













水晶 second 20170214 q

2017-02-14 | Weblog
たしか                                   ・

氷の下を流れる 季節に

わたしは         ・


おだやかに透きとおる流れが なぜか激しくなり

そして

意識が   絶えた












                             ・