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茨城県 【笠間の陶器市】 2009年5月

2009年05月01日 | 東北地方
笠間の陶器市(陶炎祭)は久しぶりです。
「豚インフルエンザ」の影響があるのか無いのか判りませんが、連休の中日というのに朝から結構な人出です。10時ともなると既に夏日温度のピーカンです。

この陶器市は、笠間の陶炎祭(ひまつり)と呼ばれ、春と秋に開催されます。
今回で第28回です。茨城県下で最大の陶器市です。もっとも同期間に益子でも陶器市が開催されている相乗効果もありましょうが、30万人近い人出があります。

今回の笠間は、陶器市より日動美術館と笠間稲荷神社美術館が目当てです。
さりとて、陶器市もざっと見て回ります。市内のギャラリーまでは時間がありませんが、メイン会場の「笠間芸術の森公園イベント広場」に出品している230組程の作家・工房を見て回ります。 新しい作家を発見することや、旧知の作家の成長?を見るのも楽しみです。
それに、客寄せにB級品を破格で出品しているので、掘り出し物も有るかも…知れません。




■日動画廊のワンフロアに長谷川仁氏がコレクションした画家たちの使いかけのパレットが展示してあります。収蔵数は330点ほどでその1/3程度が展示してあります。今なおその数は増しているそうです。
又、ユトリロやダリ、ピカソ、梅原諸氏をはじめとした60点余が富山の美術館に出張しています。少々残念です。







下の二枚の写真は、鴨居 玲のパレットです。金沢で生まれ、1985年神戸市の自宅でガス自殺をしたといわれています。なんだかパレットからも鮮烈な人生と苦悩をも感じられます。














■笠間稲荷神社は日本三大神社の一社と言われます。
ほとんど訪れる人はいない様子で、受付の女性二名はほんとうに暇そうです。
この社の裏手にひっそりと小さな美術館があります。
日本六古窯の幾つかの展示物がありますし、歴史が判りやすい年表は一見の価値ありです。
















■ついでに、この笠間稲荷神社の門前通りを中心に10店舗を超える「稲荷寿司」を扱う店があります。以前、この店のひとつで有名な「二ツ木」のくるみ稲荷寿司を頂きました。 今回は通り向かいの蕎麦屋で出している「山菜入りの稲荷寿司」です。
あまり山菜が入っていてもいなくても関係ないように感じます。
けれども、噛み切った跡にミドリの色彩が出てくるもの爽やかな気もします。
小生は「稲荷寿司」がなぜか好きなのでどうしても興が乗ってしまいます。



初午の時に「初午いなり寿司まつり」を茨城大学の学生が音頭をとって始めたようです。多分彼も「稲荷寿司」が大好きなのでしょう?



【DATA】
笠間日動美術館
笠間稲荷神社美術館

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