「北陸新幹線が開通したから、美味しいものたべいきたいね」
っていただいたメールに返す気にはならない。。。たとえお金払ってもらっても、一緒に過ごしたいとは思わない、そういうこともあり。
少し避けていたのだけど、
人生の先輩としては重宝してて、院で学んだネタでよくわからないことをぶつけて意見頂ける人としてすごく重宝してて、会話だけなら楽しいと思ってしまう。。。先輩は、何を楽しんでいただいているんだろうか
人間って、、、人間だな
GANN 様
前略 合同ゼミ、お疲れさまでした。自分の職場では話題にのぼらないような
事柄が多く、刺激になると思います。企業の会計制度とイノベーションの関係を
研究するのはとても興味がありますが、企業会計制度導入とイノベーションの
関係を示す客観的データとか、研究の切り口はどうするのかを聞いてみたいですね。
大企業によるイノベーションを指しているのか、よくわかりませんが、プロダクト
イノベーションであろうと、ソーシャルイノベーションであろうと、その時々の
社会制度の下で生み出されてきたはずです。「コンドラチェフの波」のような
レベルでなくても、中小企業だろうと、これまでの生活環境を変えるような知識が
創造されてイノベーションといえるような社会現象を生み出している気がします。
数じゃなくてもいいのでは、質が問題です。人が傷つけられるようなものは、
イノベーションではないと、小生は考えています。今日では、ご存じのように、イノ
ベーションといえば新機軸の経営をしていそうな印象を社内外に与えますが、弊社
も同じで(苦笑)、お題目にするものではない気がしております。企業体質を変え
ないといけない。次の年になると「イノベーション」という言葉がスローガンから
消えていましたねぇ(笑)。
日本は、同じ市場において、競合する大小企業が多くあり、油断するとすぐに
負けてしまうような厳しい競争社会です。名もない技術者たちが、日々、研鑚を
重ねて取り組んでいるのです。小生が興味をもっているのは、日本のような地下
資源に乏しい国において、世界に冠たる技術立国であり続けており、中小企業の
果たすイノベーション力の源泉とそのメカニズムを研究してみたい。題材は、欧米
の自動車産業をもつ国々のイノベーション・メカニズムを、小生の専門である粉末
冶金産業(自動車、電機産業向けが多い)をとりあげて研究する、というものです。
欧米では、M&Aを繰り返すような巨大コングロマリットが市場を独占してしまうよ
うな、何が何でも総取りNo.1でいたいという世界だと思っています。それでも
頑張る日本企業の凄さを再認識したい。増田悦佐の読み過ぎでしょうかね(苦笑)。
この週末は、身体をやすめていました。本を2冊、読みました。
古賀 茂明:『国家の暴走』角川新書
藤沢 周平:『たそがれ清兵衛』新潮文庫(笑)
今、読んでいるのは、丹羽 宇一郎:『中国の大問題』PHP新書で、頭の休憩になって
おります。
さて、これから先行研究の文献を1,2本読んで、まとめておきます。BGMは女子
カーリング(日本vs米国の、負け試合)で(笑)。
幸いにして小生の取り組む分野で、同じ手法で行った実験例はないようです。
また、美味しい食事でもしながら議論しましょう。
草々
A 拝
GANN様
度々、恐縮です。今月末頃に増田悦佐の新刊が出ます。
増田悦佐:『ピケティ「21世紀の資本」を日本は突破する-
強者の格差論に未来はない-』
面白そうです(笑)。
A 拝
From:
Sent: Sunday, March 22, 2015 1:48 PM
To: A
Subject: Re: 無事、掲載されました。
A 様
お世話になっております。
ご返信遅くなりました。
無事出張も合わり、論文も掲載されたとのこと
お疲れ様でございました。
本日は、気持ちよく晴れましたね。
つかの間の休息かとは思いますが、
よし週末になっていることをお祈り申し上げます。
先日、井川先生と内平先生の最後の合同自習ゼミに
参加させて頂いてきました。
院生のKさんとい う、A大学教授でもあり
上場企業CEO経験者でもある方が、
「会計制度を取り入れたから、日本のイノベーションが起こりにくくなっている」
との見解を発表されました。
前職時代、上場した際に内部統制も取り入れ、
何事にも書類が必要になる過程は
個人的には面白く、また当然な気もしていましたが。
長く働く方々からは不評だったのを思い出しました。
企業が会計制度や内部統制を取り入れるのはグローバル化の流れの中で仕方なく、
クオーター制やROEに注目が集まって、短期 視点でしか経営なされないとの弊害もわかってたこと、
と思ってしまうのですが。
Kさん始め、参加されている方は
「国内で戦う会社であっても、まじめに盲目的に取り入れているのは日本だけ」
とのこと問題提起されておりました。
わたしの見えてない景色があるんだなと、改めて++++の面白さを感じます。
I川先生は4月25日の記念公演を最後に
教授職は解任されるそうですが、
副学長の任期があと1年あるそうです。
話は変わって、わたしは今回人事異動無く
東京で、同じ仕事をすることになりました。
ただチーム構成は幾分変わることになり、
他部署で高位売上達成している若者が同じチームになることになりました。
ハンサムですらっとしているのですが、社内で人気を聞いたことがないあたりに色々感じるものがあります。
大学院にも少しずつ慣れてきて、
本格的に勉強する時期になってきています。
「この仕事(医師のキャリアアドバイザー)は長 く続けられるものでもなさそうだ」
と感じるだけに、自分は何を専門とするのか、そんなことに日々迷いますが
その答えを見つけるべくあがく1年にしたいと思います。
今後ともよろしくお願いいたします。
追伸:
清水の次郎長を8割読みました。
幕末に賭世の人物が活躍したのも
戦後、任侠映画が流行ったのも、
通じるものがあるんだろうなと感じます。
今は、伊東玄朴という天然痘予防の基礎を築い た
江戸の医師の本も読んでいます。
西洋医学の走りの時代、医師が本来の意味で役に立ち始めつつある時代、
何とも素晴らしいと感じます。
今は、「儲かるから」 ●●をめざし
「訴えられないよう」責任回避の仕方を学ぶ●●と話す機会も多いのですが。
会計制度ではないものの、●●という職業制度を作り上げてしまったが故の弊害で
いずれも仕方のないものなのかもしれないと、感じます。
長くなりました。
カーリング に癒され
今は、論文を読んでおられる頃でしょうか。
ふたをしているだけとしても、実際平和なのは有難いことですね。
今後ともよろしくお願いいたします。
GANN 拝
----- Original Message -----
From: A<>
To: gann
Date: 2015/3/21, Sat 19:28
Subject: 無事、掲載されました。
GANN 様
前略 年度末で多忙と察しております。京都での講演と、今週の福島
試行で疲労が溜まり、昨夜は串鶴とSで呑んで、一息つきました。
今日は大人しくしており、正月に兄嫁から戴いた、北海道の宗八かれい
の一夜干し(冷凍)を焼いて肴に、戴きものの白州を水割で晩酌しており
ました。今日は春分の日。ちなみに、串鶴Gは休業日です。
2本目の論文、無事、今月号に掲載されました。3本目をこれから取り
組みますが、先行研究例を調べてレヴューしておく作業は、社会科学分野
の論文も同じです。丁寧に、数をこなす地道な作業が、論文を書く際に
大いに役立ちます。時間があれば、国会図書館やJ大学院の図書館を通じて、
集めておくことを奨めます。時間がかかりそうな文献でしたら、小生に
相談して下さい。
京都出張時にランチ、食べてきました。混んでました。入れてよかった。
コースの「雪」を食べましたが、<ちもと>の売りであるランチ限定「玉子
宝楽」を食して満足しております。ランチよりも晩の懐石コースのほうが
小生は好きですね。
福島出張中に録画しておいた世界女子カーリングを見ておりますが、
とても面白いです。血生臭いニュースやら、安倍晋三と官邸の戦争へと
近づく愚かな政治に辟易しており、カーリングを見て癒されています(笑)。
「オジさん化」が進行しています。
4月になると、また会議、会議。GANNさんの周辺も人事異動で変化が
生じたことと思いますが、自分を見失わずに仕事に研究に取り組んで下さい。
草々
A 拝
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