一緒に夢をみる力

大阪駅前でイエスキリストの言葉を大音量で流すでかい看板を持ち続ける、質素な身なりの女性３人。凱旋車も走ってた。こっちの運転手はバイトっぽい軽い感じのお兄ちゃんだった。

看板持ちは昼前にもいたし、夕方まだいた。
目を合わせてもすっとそらし、でかいスピーカーと裏腹にそこにいていないよう。


格差社会に疲れた人を取り込んで、精神的な満足を与えてひたすら搾取するんだろうな。
真剣に信じる人は今のところ無害だからよいけど、それで金儲けしてる人がいると思うと世の中やるせないと思う。

ついでにキャッチの手相のおばちゃんの話も聞いてみた。
勧誘に必死。

不安を煽り同情し一緒に乗り越えましょうという、よく考えられた流れに嫌気。
『ついていったらこうなった』の本のとおりに進む目の前の現実にイラっと
してる自分に苦笑。


で、営業の本棚には心理学を駆使したセールストーク集が氾濫。
上手くアピールしたり、心情に訴えかけたり。

人間は矛盾に満ちた存在。
営業とだましの境目はどこにあるんだろう？

よくわからなくなる