帰りのバス、暇。
研究室から本を借りてきたけど集中できず、、ひとまず自分AとBで会話することにした
「女性は男性にお酌をすべきだ」
ってのは、「若い子」限定って皮肉のか、それとも実は女性の居心地の良さのためのwhite lieか
大学のサークルで習ったのは、男女ではなく、先輩か後輩か、だった、
「手酌させてはいけない」
というやつ。
学生交流でよく行ったテジョン大学の方々もそんな感じ。
かつ、片手で注いではいけない。先輩と向き合う形で飲んではダメで、少し向きを変えるべしってのが加わる。
新卒社会人でもそんなノリ。
が、、たまに
「手酌すると出世できない」
「手酌する女は婚期を逃す」
と言ってる人もいる。
本気じゃないにしろ、個人的には馴染めない発想
過日、教授の隣に座れたのはラッキーだと思っているのだけど、、
それはとある若手が教授に気を使って周りを女性で固めてた、というのがある。
彼は、他の人に、女性を特別視してるとやっかまれなかったのだろうか。。
それを是とする空気もあったし、別にいいのか?
気になったのは、
他意があるのかないのかはわからないけど、
「イヤかも知れないけど女性は隣でお酌してご機嫌とるもので他の女性は喜んでそうしているから、やること」
だったか女郎屋の世話役みたいなメッセージ
うーん。
わざわざ、しんどい気分にさせる表現だなあと
で、どんな感じかなと思ってたら、
何のことはなく、男女年齢関係なく
杯が空いたら注がれる。
特に、大手で部長クラスと聞いてる男性が、超笑顔で楽しそうに席を周り注いでたりして、、
楽しい空間だった。
楽しかったならいいのだけど
じゃあ、あえてAとBで会話するくらい心に残ったのはなぜか???
で、自分を形作るものとして、
そういえば、新卒の会社も
今の会社も、平均年齢若く、
こういう感じで席割りされない
年配者、上位職位者が上座だけど、それすら曖昧
今の会社は、ノミニケーションがなく、
情報共有は、チャット、メール、フォルダ内資料で、同じ課ということで飲みに行くことはほぼない。
仲間うちだと、手酌当然。
相手のグラスが空だからと気を配るのは、急かすようで自主規制ムード笑。
だから、
[今の時代、会社で言語化すると問題になる「男女で席割り」ってことを、オトナの場だからと是とすること、そしてそのために、男女で席割りという文化のない人(今回は、わたし)のために、よくわからない理由付けが必要なこと]
だろうか。
でも多くの、そういう文化の人からすると、そういうのは当然ってことで。なんか異文化体験で、、あんま気持ちのいい話でもなかった
ってな話をしてたら、大手メーカー企業で生き残ってきた先輩曰く
十数年前は、女性は本当に少なくて、女性は大切にされたから、
上司や役員に当たる人の隣に座ってお酌したり笑顔で話したり、とにかく気を使ったよね。やりたくて、っていうかそういうものだった。
で、その分女性は丁寧に対応され、ギブアンドテイク的なものがあった。
男女として互いに気を使い会うのはある意味文化になってるのかも
今の時代だと、男女同権だから、、そういう表現の仕方、馴染まないよねー、そっかそうだねー
と。
(この方、客観視して会話してくれるからとてもステキ)
ということは、隣でお互い気遣った仲ということで
覚えがめでたくなるのだろうか。。。
今回の気付きは、マイノリティにたつってこういうことかというもの。
ダイバーシティの会議で、イロイロ意見を述べてたある人の
細かいこと(わらしからすると)にこだわる姿勢が思い出される。
自分は、とある文化に支配されているかもしれない
相手は自分と違う文化かもしれない
改めて、そこ。
そういえば、お酒が好きな女性役員が昔いて、
テーブルにつく男性すべて決めてて、カラオケでは肩に手をやりデュェット。
女性メンバー付いてきても、目もくれなかったな笑。
変と思いつつ、それが是だった。
男女がどうとか大きな話ももちろん大切だけど、
権力とか、人間性とかノリって方が作用してるのかも。
どんな現象を目にする機会が多いか少ないかで文化というか、慣習が、作られるのだろう。
社会学って面白い。
社会で生きるって面白い。
ってか、教官が共有する資料が「いかに文化が形成されるか」をアカデミックに小難しく解説してあって、、、でもなんとなくmake senseだなと、思う。
しかし、今回耳が痛かったのは、
楽しいからと刹那に生きていい理由にはならない
ってことか。
あまり年の変わらない先輩が、
語弊あるかもだけど、
教養のある女性ほど、キャリアの中で子供を持つことを当たり前として人生設計しているものよ、
とのことだった。
今回も、とある方が
人間結婚してなんぼ、
みたいな話をされ、周囲ほぼ皆若くもなく独身で空気が止まった苦笑。
男女はいい感じで同権なってきたし、多様性なんだけど、
やはり王道ってものの価値は強し。
はてさて。
婚活して、それを論文にするのが自分のためにも社会のためにも、とてもいいんなろうなと思わされた。
天邪鬼な性格ゆえ、
逆を諭して欲しかったなと思いつつ。
ケ・セラ・セラ
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