本宮山の麓ぐらし

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刈払機の安全について

2010-09-28 00:38:07 | 農具・農業機械
先日の従姉妹の死から、草刈作業について考えてみました。
10年以上前の刈払機を2台使用(チップソーとナイロン刃取付)しているので、そろそろ交換時が近づいていることもあり、
機種選定を考えてみた。
まず、従姉妹の死によって、考えさせられたのが安全性で、数万円の上乗せで安全性能がアップできるのなら、最悪の可能性も確率を下げられる。
地表と崖の草刈の必要性、過去の経験から、背負い式タイプとし、最重要項目を安全性、その他はパワー、環境性能の順で考えてみた。
調査した結果、意外と安全に配慮された機器が少ない。
安全鑑定(スロットルがトリガー方式、緊急離脱ベルト)を取得した背負い式はホンダのみとなっている(UMR425)。
Uハンドル方式では、他のメーカーも安全鑑定を取得している機種がある。
ただ、ホンダは背負い式は25ccタイプしかなく、チップソーの標準取付は9インチ(φ230)となっており、小さい。
共立はGセンサーといって、転倒したりして衝撃を受けるとエンジンが停止する安全機能があるが、スロットルが固定レバーだと、再起動時元に戻し忘れていると、いきなりエンジンが吹き上がって危険なのでは?と思う。

チップソー10インチ(φ255)を取り付けるには、パワーで、2サイクルでは25cc以上、4サイクルでは30cc以上必要なのではないか。

環境性能についてはあまりカタログに数値が載っていないので、比較が難しい。
基本的には4サイクルエンジンが有害排出ガス、燃費共優れているといわれている。
2サイクルエンジンは現在は国内排出ガス自主規制に適合と載っているが、2011年より欧米と同じ排ガス規制が始まるそうなのでどうなるのか?。
同様に、2011年9月末でスロットルレバー機構は安全鑑定基準に適合するよう生産開始されるらしい。

どうやら刈払機については、もう一年待ったほうがいいのではないか。



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