旅ごころ

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タヒチは南国の楽園ですか?二の章🏝

2018-01-08 23:21:43 | タヒチ
天国に近い島ってあらためて得心したことをいくつか紹介してみるとしよう。
朝陽光のもと、波の揺らぎと光の反射が素敵だ。4日間宿泊したモーレア島の水上コテージのデッキで毎日魚を観察する。
魚が活発なので見飽きない。天敵がいないせいか恐れ知らずの魚が浜辺近くを泳いでいる。隣の水上コテージの西欧人風家族はザバンと海のなかに入り楽しむ。そしてシュノーケルで魚を見てるらしい。カヌーらしきボートで通り過ぎる宿泊客もいる。
泳げる家内もいつか少しコテージ周辺でジャバジャバと魚と戯れ始めた。もっとアクアスポーツをやる気の人なら尚のこと楽しい日々が過ごせるであろう。
モーレア島にいる間私は妻とは別に時間つぶしにプールサイドに英語のペーパーバックを持って素足かサンダルばきで1日過ごしていた。
妻はその間ホテルエリアでアロマオイルをたっぷり塗るタヒチ式のハンドマッサージを毎日受けていたり、所用で出かけたりしていた。マッサージは妻の勧めで1回体験した。韓国マッサージのような効き目のあるハードさはないが、ゆったりした感じかつとてもソフトなタッチで癒される。
常夏で木々が緑をなし花々も咲き乱れており、なんだか蛇はいそうである。私は念のためプールサイドの従業員に聞いた。返事は「ここに蛇はいないよ」と安心させるものであった。そして日本では食べられてしまう「うなぎ」さえ島内の川で自由に泳ぎ回っていると聞く。ポリネシア神話ではうなぎは神聖な動物とされ食用とされていないからだ。うなぎの天敵はいない。
ホテルや街角で見かける花飾りをしたタヒチ女性の純粋な目や仕草はとても可愛いいものである。特に女性は右耳に花飾りだと彼氏募集中。距離はあるがハワイと良く似ている。広い太平洋のポリネシア文化を感じる。彼女たちがショーとして男性ダンサーと踊るポリネシアンダンスをモーレア島で一度鑑賞する機会があった。ダンスは激しい腰の振りに特徴的なプリミティブな美しさに満ちていてとても魅了される。
さらにそのショーの食事タイムに色鮮やかな1枚布のパレオ衣装の結び方を音楽伴奏で男女が各々10種類ぐらいも紹介したのも興味深かった。
フランス人画家ゴーガンはこのポリネシア文化に魅了されたに違いない。
ラストに紹介するのはタヒチ男性の気の良いところ。滞在残りの2日間はタヒチ島に戻りモーレア島が見えるリゾートホテルMANAVA SWEET RESORTに滞在した(現在もこのホテルは営業中でトリップアドバイザーによる評判は良い)。
タヒチ島でもタクシーに乗って驚くことがあった。目的地告げたところ途中どこか寄りたいと言うので運転手に良いよと言ったら自宅に寄り奥様を乗せた。ここまで奥様のこと考えるの?日本ではあり得ない事態に苦笑い。人々は純朴かつ幸福に違いないと理解するしかない。
天国に近い島であることは理解されたと思うが、「タヒチは南国の楽園ですか?」の結論は申しわけないが次回に譲りたい。

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