旅ごころ

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タヒチは南国の楽園ですか? 序章🏝

2017-12-27 21:13:12 | タヒチ
NHKの海外旅番組で最近「二度目のタヒチ」を観た。タヒチの青い珊瑚礁、映画の「南太平洋」そのままの神秘的なカタチの山々、サーフィンのビッグウェーブ…。
7年前の12月25日から1月1日まで8日間行った南国の楽園であるタヒチ旅行を熱くありありと思い出す。この記憶に加え当時のメモで忠実にタヒチへの旅を再現してみたい。日本の12月は寒風や降雪の季節でとにかく寒い。しかしこの季節南半球タヒチは気温摂氏25度から30度で雨季でも初夏の陽気で晴れの日も多く快適そのもの。
私たち夫婦は夕方成田発のAir Tahiti Nuiで南太平洋タヒチ島のパペーテまで11時間搭乗し同日の早朝に到着(現在は週2から3便運航している)。現地はマイナス19時間の時差があるためだ。通関後フェリーで主目的地のリゾートアイランドのモーレア島へは高速艇で30分強かかる。そしてバスで最終地のホテルへ移動する。
飛行機は夕方発で早朝着の夜行便スタイルでよく寝ないといけないがエコノミー席でのロングブライトは上手く対処出来なかった。現在ではほぼフルフラットが可能なエグゼクティブシートがあるのでこの時ほど乗りたい思ったことはない。
JALのパックツアーで行ったのだがメンバーは新婚さんばかりでアツアツ。私たち夫婦も30年という真珠婚式という記念のツアー。家内にせまがれ出かけているがやっぱりアツアツだったのかな?費用が家内のヘソクリから全部出ているので、流石にメンツ保つため妻のために小さな黒真珠を記念として現地で買いはした。
モーレア島の4泊は全てMOREA PEARL RESORT &SPAホテル(旅行サイトのトリップドバイザーで確認したが今も同名で営業中、日本人スタッフもいて評判は悪くない)。いわゆるレアな水上コテージ(水上バンガローとも言う)があるホテルに泊まった。もしモーレアに行かれるならここかヒルトン、インターコンチ、ソフィテルも全て水上コテージがある。

見事なのは到着時ベッドの上のウエルカムフラワー。こちらまで気恥ずかしくなってしまう。泊まったコテージには電気、電話それに温水付きの上下水道の管や線を見えないよう配管や配線していることで外から全く見えない。 中は外見以上にとても快適。リビング&ベッドルームは広さは48㎡。海に面するデッキチェア付きベランダ、トイレ・バスルーム、スイミングスポットが別にある。透明なガラス床が一部にあり熱帯魚たちが気持ちよさそうに泳ぐさまを見ながらテレビ観賞という贅沢さ。でもフランス語と現地語のタヒチ語は分からないけど。

自身一番好きだったのは、泳ぐことではなかった。妻はプールやコテージ付近の海でバチャバチャやっていた。ほとんどの人がこの海でカヌーやシュノーケルなどアクアスポーツを楽しむので是非それもお勧めする。私と言えばベランダで風を受けながら何も考えずぼんやりとしていることであった。魚、海鳥、行き交うカヌーそれに雲の変化や強めの海風いつまでベランダにいても飽きない。一体何しに来たんやと言われそうだが。容易に船旅の旅人と化すことも出来た。船旅のような幻想を覚えて私は充分楽しめた。
到着の翌朝はカヌーでタヒチ美人がブレックファストを運んでくるサービスがある。絵になる風景だと面白かった。それにホテルの一角はプールにもなっておりそこで泳いでその横のバー小屋でタヒチアンビールHinanoを飲んだり、ペーパーバック読んだり各々の勝手に動いたりじっとしている。自分ふくめ動物園の様相なのだったと思う。
1日中、時間を気にすることなく経過する。穏やかな海の景観は圧倒的でとても素晴らしい。思い悩みは忘れてしまい何も考えなくなる。画家ゴーギャンがフランスから引き寄せられるのは頷ける。「タヒチは南国の楽園ですか?」の答えは次の機会にしたい。

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