旅ごころ

「旅」をキーワードとして、イエローな脳細胞を駆使して生活を愉しむ。

新しく巨大なIKEA店舗と懐かし愛知万博🚝

2017-11-03 19:54:59 | 長久手
旅行ではなく実際はショッピングの話。私はショッピングに全く興味なし、家内に説得されショッピングに出かける。結果小旅行のようなとても新鮮な経験となる。行先は日本に既に9店舗あるスウェーデンの世界的な家具量販店IKEA。私の家族では家内や既に自立している長男が、8年ほど前から神戸店舗に行きたいねと話していたのを今ボンヤリ思い出す。
今年10月11日にオープンしたばかりのIKEA長久手に向けクルマで、11月初旬の平日の朝自宅を家内と家内の女友達との3人で出発。幸い秋晴れ。まだ1ヶ月も経過していないので駐車場や周辺道路の混雑が予想され一つ対策を考えた。本来であれば自動車道の長久手インター出口降りれば直ぐ店に到着であるが、名古屋インター出口から降りAEON長久手に向う。
1時間ほどでAEON長久手に到着する(当然であるが4時間超え駐車は有料)。すぐリニモ(磁気浮上式鉄道)に乗換えるためAEON本館の2F通路抜け歩道橋から古戦場駅へ。振り返るとAEON MALLの巨大な緑化されている壁面が秋空に映える。直ぐに環境万博であった05年愛知万博の壁面緑化展示を思い出す。
早速愛知万博時から開業しており地下鉄東山線と連絡しているリニモに久しぶりに乗る。今回交通系マナカカードが使えるようになっていたのは便利。電車音は静か過ぎるくらい周囲の秋景色が窓から広がり楽しめた。2駅で公園西駅に到着(元万博会場へはこの駅か次の愛・地球博公園で下車)。歩道橋渡りIKEA長久手へ。オープンの10時からまだ30分程度しか経っていないのに駐車場は混み始めているうえ入口は人だかり。結局入るまでに20分程度かかる。
先ず入口に入り、IKEA経験者でもある女友達のアドバイスでマナカを機械にタッチしリニモで来たという証明のレシートを貰う(帰り際にこのレシートで1階のビストロで商品精算後ソフトクリームが頂けた)。そしてカートに所定のイエローバッグを掛けさあこれからの気分が高まる。2階に上がると区分けされた様々な部屋が作られてある。その中には商品がセンス良く配置されている。私の気に入ったのは壁一面に小さな飾り額が一杯あり、肘掛け椅子とテーブルがあって、テーブルの上にはワインとグラスが置いてある部屋。このコンセプトは気に入るが、実際自身の部屋に当てはめるのは難しそう。
まだ11時半頃なのだが経験ある女友達のアドバイスで2Fレストランを目指す。やっぱりここでも30分ほど並ぶ。私は個人的には待つこと嫌いと言うが家内と女友達に説き伏せられる。ここで気に入ったのはスウェーデン風料理が楽しめること。料理をテーブルに運ぶまで(後片付けも同様)全てセルフサービス。女性たちはメインとしてサーモンフィレ/レモン&ディルソース、私はスウェーデン・ミートボール。デザートやサラダと、フリードリンクと組み合わせた。いずれも味は良く値段も品数によるがとてもリーズナブル。ただしローカルグルメの手羽先にはついつい夫婦共手出ししてしまった。オリジナルコーヒーはとてもいい味。食事は1時間弱楽しむ。
食後にトイレへ。トイレの前のホワイトパネルにIKEAのルーツのスウェーデンの様々な場所の風景が写真で紹介されている。また、トイレには日本では先ず見かけない環境に優しい無水トイレが設置されている。こういった新しい仕掛けは新鮮に感じる。
はてさてこれからは主に女性たちのショッピングアワー。私が唯一関心持ったのはインテリアの照明と写真パネルや生きている多肉植物など。デザインにもIKEA独特の主張があり面白い。少し地元のことを心配したのは和風の照明シェードの価格がとても安いこと。材質は和紙でなくポリエチレンプラスティックなどだからだろうが、家の近くの美濃市の伝統産品とチョイ見た程度なら分からないくらい。でもこれは若夫婦向きであるから大丈夫だろう。
午後から女性2人も流石に2時間近い本格的な買物で疲れてきたようだ。商品別エリアのディスプレイが終わるとやっと倉庫らしい場所にたどり着く。連れ合いたちは気に入った商品(組立家具)のタグのナンバーを参考に品物を探しカートに入れる。そしてレジにて精算。
とても疲れを感じると思ったら、もう午後3時。レジ終えてホットする間もなく、女性たちはレジ前のスウェーデン・フード・マーケットへ。彼女たちはそこで買物をし少しの列に並ぶ。家内はプレッツエルとフェタチーズスナック(ほうれん草チーズパイ)など購入。これは後で今晩の夕食となるが。
帰宅の途に就く。リニモ駅に向かう。スマホの歩数計を見ると8,000歩を超えている。よく1日歩いたものだ。ほとんど苦手な行列やショッピングだが、意外に我慢できた。行列の時は愛知万博のロボットのパフォーマンスのあるトヨタ館や美味しい料理を食べようと外国館に並んだことを思い出せば大したことない。
リニモの駅に至る歩道橋から万博時代からの大観覧車が見える。あれから12年この観覧車も回り続けている。しかし感傷に浸る間も無く家内の購入した重い商品を入れたIKEAbag二袋を両手に抱え一杯一杯な現実に引き戻される。もうひと踏ん張り!

最新の画像もっと見る

コメントを投稿