大船山紅葉（くじゅう）

今回は　吉部登山口から入山します。

滑りやすい、杉植林の急坂を早くも、喘ぎながら、尾根筋まで上がり、その後は、フラットな登山道を”坊がつるへ”

坊がつる入口の鳴子川林道の三叉路に着く、
右手の大きな山体の　三俣山　斜面付近には紅葉はほとんど見られない





坊がつる平原のすすき野（後々、右手上空のあの雲が怪しくなること、この時点ではわからず！）



坊がつる避難小屋内で一息いれれば、いよいよ大船山登山道への道標に導かれ山頂へ　GO-！！
暫く登って行くと、登山道足元には　紅葉の絨毯







凄く綺麗な赤い実、まるで赤い宝石のよう。何の実でしょうか。（アオハダの赤い実と判明）






カエデも赤く染まっています






中腹付近からのロケーションもなかなかいい雰囲気







この中岳上空を覆う低いどす黒い雲がやがて、急速に発達し、凄いスピードで大船山に向かってきた。
悪天候の時間がまもなく我々の居る方面にやってくるのでした。



約、一時間余りかけて、ようやく段原に着いた。俄然　風が強くなる、慌ててウインドブレーカを重ね着するにも、風でうまく着れないほどです
それに目の前をガスが次々に上がってきて猛スピードで吹き抜けてゆきます、



ここからが　およそ、想定外の天候悪化、風は強く、ガスは猛烈な勢いで紅葉絨毯の尾根伝いを覆い走るようになってきた



紅葉もそこそこ綺麗なのですが、ゆっくりと眺める時間的余裕もないほど、一瞬のガスの切れ間に陽が差して、果敢に撮影に挑むが・・・









さあ、ともかく、ここまで来たからには心してスイッチ入れなおして、山頂を目指そう～～！







段原すぎて、山頂も近くなってきたが





山頂直下、振り返る　紅葉スポット。尾根伝いから。この付近からの紅葉のロケは見事でしたね。







すぐに下方からガスが巻いて上がってくる、もう目まぐるしい高山帯の天候に翻弄されます



大船山頂にようやく、とうちゃこ～！！。強風で立っているのが難儀するほどです。



ともかく、この強風を避けねばと　山頂の御池に下ってお昼としよう！
池まで下ると、風下とあって風もなく、居心地よく、下山の時間も見計らいながら急いで昼食・お昼しながら　ここもガスの切れ間を縫って
紅葉撮影です。











バックに青空が欲しい～～が　残念至極！











一瞬のガスの切れ間の写真撮影にはカメラポジションなどを考える暇もないほど、手当たりしだいに撮影した結果でした。
天気予報とは大きく崩れて、ピーカンの天気には程遠い　大船山紅葉登山でした。

下山もまたロングの歩きが待っているため、そうそうゆっくりはできない、コースタイムを逆算して歩いても4時間はかかる。
結果、吉部登山口には　午後4時過ぎ到着、タイミング的にギリギリでした、
改めて、移ろいやすい、山の天気を実感した紅葉登山でしたが、今年の大船紅葉、若干　色付きは今ひとつかな？。