山帽子のとまりき2

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九州の南にて~(ウラギクなど)

2019-11-06 09:33:47 | 山野草

<ウラギク>・キク科 シオン属・(別名 ハマシオン)

草丈25~55cmの2年草 葉は互生し披針形で、長さ6.5~10cm。表面はやや光沢があり、基部はやや茎を抱く。頭花はやや散房状に多数つき、径約2cm。舌状花は淡紫色、筒状花は長さ8~9mm。そう果は扁平な狭長楕円形で、長さ2.5~3mm。冠毛は花時は5mm、花が終わると14~16mmに伸びる。









もう既に花期は終わっていましたが、自身初見の花でした。

海岸近くの湿った場所で葉を厚くしたり、光沢を持ったりして海岸の厳しい気候に対応した海岸型の植物というのは数多くある。しかし、時には直接海水に浸るような特殊な環境に生える植物はそう多くない。この花も いわゆる汽水地を好んで繁茂している特徴がある。ただどこでも見れると言う訳にはいかず、生育環境はかなり限られている。
 
この花も既に完全に花期は逸していますが 花名にしろ全く初見の花で 記録&記録で掲載。

<イヨトンボ>・ラン科 ミズトンボ属。

暖地の湿った草地や法面などに生える多年草で、高さは10~25センチ。葉はロゼット状に3~6枚付き、広倒披針形。
花は茎の先に10個程度付き、淡黄緑色。唇弁は基部から大きく3裂し、両側の裂片は細く長く伸び先はねじれる。花期は8~10月。本州千葉県以西、四国、九州に分布する。



















う~ん 遅かった~!!。花後でも結構 興奮しながら撮影したが これが最盛期の開花状態でしたが ・・と残念!。機会ありましたら是非とも真っ盛りの時に遭遇したいものです。

こちらは え~と思ってしまうぐらい、開花が遅いようです。我が マイフイルドではそろそろ終盤に近いけど。それに マッチ棒みないなつぼみが これがまた小さい。普通のこの花の種類、品種が違うのではと思える穂ででしたが・・・
<ウメバチソウ>








一転して開けた法面を埋め尽くすように繁茂していた 
開花寸前の <ツメレンゲ>の株&株









まさに こんなの有り?と思えるような ド迫力の大群生地にもう圧倒される現場。溜息を通り越して も笑ってしまうような 大群生地でした。これが一斉に開花したら一体 どんな現場状況になるのでしょうか、いやいや 一度 是非ともその開花時期に行き合わせたいものですね。



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4 コメント

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初めて! (せきりょう)
2019-11-06 13:46:28
朝晩、すかっかり秋めき、一年で私は一番好きな季節です。
ウラギクもイヨトンボも初めてです。
今の今まで知らなかったんです。
花後でもよく特定できましたね。
ウメバチソウ、ヒメレンゲは何度も出会っています。
勉強させていただきました。

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せきりょうさん (yamabousi )
2019-11-07 09:18:12
せきりょうさん・こんにちは
朝方はこの時期らしい冷え込みに季節の巡りを感じるようになってきました。
>ウラギクもイヨトンボも初めてです。
自分も初見の花でした。
もう少し早ければ・・でしたが そう簡単に行けるところではないので仕方ありませんでした
そろそろ、山野草も 最終局面になってきて 寂しさ募ります。
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ツメレンゲの群生凄い! (けいこたん)
2019-11-07 16:56:07
まあ、なんてたくさん!
私は見たこともないツメレンゲがあんなにたくさん!
凄いですね。一斉に花が咲いたら、どれほどになるのか。
山帽子さんも驚いて、笑顔になること間違いなしですね。
私も、せきりょうさんと同じく、秋は大好きです。
でもやっぱり、なんとなく寂しい季節ですね。
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けいこたん (yamabousi )
2019-11-08 07:52:26
おはようございます。
いままで一度も行ったことのない処の花に驚いたり
感動したりで楽しかったですよ。
もう少し続きが有るのでよかったら覗いてね。

それにしても 九州脊梁山地でテント泊での秋満喫だったようで~いやいや皆さん健脚ばかり~
すごい体験されましたね。それにこれまた ちょっと見慣れない景色と絶景 いや~素晴らしい!山旅でしたね
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