見出し画像

古今東西のアートのお話をしよう

泉屋博古館東京とオムライス


泉屋博古館東京『楽しい隠遁生活』鑑賞

隠遁生活を楽しいと感じるのは東洋(中国)独自の思想で、道教の神仙思想の考えですね。
中国化した仏教『禅』にもその影響があり、『山水画』の誕生に繫がっています。
現代中国の『今だけ、金だけ、自分だけ』の拝金主義からは想像できませんが…


伝周文 山水図 室町時代15〜16世紀

周文は雪舟の師
書斎で瞑想?する人物が描かれている
周文の弟子の作品の可能性が高いらしい


長吉 観瀑図 室町時代 16世紀

長吉は、狩野元信の高弟
滝を観る二人のうち一人とこちら(鑑賞者)の目が合う
室町時代とは思えない鮮やかな色彩


田能村竹田 梅渓閑居図 文政10年(1827)

南画山水はどうも苦手です…



橋本雅邦 許由図 明治33年(1900)

『許由(きょゆう)は、中国古代の三皇五帝時代の人と伝わる、伝説の隠者である。 伝説によれば、許由は陽城槐里の人でその人格の廉潔さは世に名高く、当時の堯帝がその噂を聞き彼に帝位を譲ろうと申し出るが、それを聞いた許由は潁水のほとりにおもむき「汚らわしいことを聞いた」と、その流れで自分の耳をすすぎ、箕山に隠れてしまったという。』引用元ウェキペディア


岸田劉生 塘芽帖 昭和3年(1928)頃

池大雅の『十便十宜図(十便図)』
をオマージュしたと思われる
岸田劉生(1891〜1929)のほぼ絶筆です
 
【参考】

池大雅 十便十宜図(十便図)
明和8年(1771)



★★★☆☆

なかなかシブい展覧会
ぐるっとパスで入場



さて、ランチへ

洋食『麻布食堂』は高樹町ICの
西麻布側住宅地にあり、
分かりにくい場所でしたが、
汗をふきふき到着


平日、1時すぎは空いてる時間のようです

老舗の洋食屋さんらしい落ち着いた店内

グリーンサラダとビール
私はいいのだが、サラダの塩味が強い


ケチャップソースのオムライス


柔らかすぎない卵、ケレン味のない中身
真っ当なオムライス、最後まで飽きずに食べられます

★★★★☆
私は、
三福亭ハンバーグ>麻布食堂オムライスかな…
一度は食べておきたいオムライス



ランキングに挑戦中
下のボタンを2つ、ポチッ、ポチッと押して頂けると嬉しいです!

 にほんブログ村 美術ブログへ

名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「絵画(レビュー感想)」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事