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古今東西のアートのお話をしよう

月に吠える、萩原朔太郎展 世田谷文学館

神奈川県立近代文学館の川端康成展に続き、世田谷文学館の萩原朔太郎展へ
初めての世田谷文学館の展示は
ユニークで建物もユニークだった
新宿から京王線の芦花公園駅で
下車、歩いて五分ほど 
世田谷文学館は「ウテナ」の創設者・久保政吉の旧邸宅跡に建設
庭園の一部が残され、文学館の庭のようになっている
文学館につながる久保邸の庭園

中庭のガラスに「竹」『月に吠える』より
奥はカフェ「どんぐり」

萩原朔太郎と妹の長女ユキ(幸子)

萩原朔太郎(1886〜1942)は日本近代詩の父とよばれる大詩人で、川端康成(1899〜1972)より13歳年上
朔太郎には四人の妹があり、美人四姉妹といわれ前橋(群馬)で有名でした

写真は主にネット画像を借用

①生み出される詩
朔太郎の原稿やノートなどから、詩の創作過程に迫まる
「竹」原稿

②さまざまな表現 
音楽や絵、デザイン、写真など朔太郎の多彩な表現

前橋で「ゴンドラ洋楽会」を主宰し、作曲も行った
朔太郎作曲「機織る乙女」の自筆楽譜
③描かれた詩
現代の美術・漫画家たちが描いた朔太郎作品や肖像作品を展示
金井田英津子 「猫町」1997年

④詩を体感する
体験型インスタレーションや自動からくり人形などで詩の世界を体験

今回の展覧会で一番驚き、惹かれたのはムットーニの自動からくり人形です
ムットーニとは武藤政彦(1956〜)
萩原朔太郎の詩にインスピレーションを得て、自動からくり人形で朔太郎の世界を再現する
ムットーニ 「題のない歌」2016年
ムットーニ 「猫町2004」2004年
ムットーニ 「船乗りの夢」2020年


偶然、一人で独占して見ることが
できました

まるで、
ノイシュバンシュタイン城で一人でオペラを観るルートヴィッヒ2世の気分ですw  <⁠(⁠ ̄⁠︶⁠ ̄⁠)⁠>
これは素晴らしい!!

大お勧めです
★★★★★


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