積極的に電子決済を導入していて、スマホ忘れても財布忘れてもPASMOだけで1日やり過ごすとか、財布忘れてもスマホだけで1日済ますとか、おっちょこちょいなのでしょっちゅうなのですが、これには流石にかなりビックリしました。
Coke ONっていうサービスなんですかね？ ⇛ 違いました。『QR de決済』と言うそうです。「QRで買える！」って書いてあるんですが、どこかに読み取りカメラがある雰囲気はナシ。以前からある、タッチ決済用の端末がくっ付いているだけです。
▲これは後日、他所で撮ったモノ。
どんなもんなんだろ？ と、ちょうど温かい飲み物が欲しかった時だったので、タッチ決済の時のように欲しい商品のボタンを押してみました。通常、タッチ決済だとここで端末にカードをかざして、もう一度、欲しい商品のボタンを押すと決済が完了して、「ガラガラッ」っと商品が落ちて来ますよね。
でも、やはりこの自販機はそうはいかない。ちょっと覚えてないんですが、何か促すメッセージが出たんだったっけな？ 機器に貼られているQRコードをカメラで読み取ると、その自販機専用のwebサイトのようなモノに飛びます。
▲これも後日、他所で撮ったモノ。
▲購入当日のスマホ画面。
そこで、自販機の電光掲示部に表示されている数字とサイトの数字が合っていることを確認して、進んでいくと、ナントその目の前の自販機とまったく同じ商品メニューが、スマホ画面に表示されるんです。
▲上のスマホ画面の番号と自販機の表示番号が一致している。
そうしたら、そこであらためて希望する飲み物を選択して決済方法を選ぶと、決済が完了して数秒後に「ガラガラッポンッ」と飲み物が落ちて来ます。
▲『さつまいもミルク』が飲みたかったのだ。
▲選択画面のスクリーンショットを忘れたので、こちらを。ステップ2の『セレクト』がその画面。
▲Coke ONとはまったく別のサービス。
スゲー。なんか、目の前の自販機とまったく同じ商品内容がじぶんのスマホに表示される、ってのが驚きました。ファミレスとかにある、あのメニュータブレット端末みたく、一瞬だけじぶんのスマホもそうなるんです。
ほとんど自販機を使わないのもありますが、ウルトラ驚いたし新鮮な体験でした。
先般も、ある電子処理時に、自動車免許証の上にスマホを置いて、カード内に埋め込まれてるチップ情報を読み取って、認証のため、顔写真を自撮りして、その後、本当に本人かどうかの確認のため、インカメラに向かって何度か瞬きを繰り返すと認証される、という体験もしています。
従来は非常に面倒だった手続きが、瞬く間にあの小っちゃな機械で、自宅で完了してしまうんです。武漢ウィルスもこういったシステム導入を加速させた一因でしょうが、びっくり。
他にも、役所に発行しに行かなければならない書類も、マイナンバーカードなどで最寄りのコンビニの複合プリンターで刷り出せるサービスは、以前からありますよね。あれは、マイナンバーカードなどに嫌悪感があるので未だに高い金額で役所で発行してもらってますが、電子ネットワークが網の目のようにクモの巣のように張り巡らされると、凄まじいですね。
めちゃくちゃ脱線しますが、そんな世界を遥か以前に物語の中心に据え置いた “ 士郎 正宗センセー ” は、やはり偉大です。
いやいや、ホントこの自販機決済方には驚きました。着いて行けないひと、まあ出て来ますわな……。
やかん
