主演 上野樹里
監督 矢口史靖
『ウォーターボーイズ』を作った監督の作品。
ってことで『ウォーターボーイズ』、女の子ジャズ版。
楽しくさわやかな青春映画。
息子が音楽会で《シング・シング・シング》を演奏する事になったので
聞きたいから、と借りてきたのが
『スィングガールズ』のサントラでした。
サントラを先に聞いていて、それから映画…
なんだか反対ですね。
思いがけずブラスバンドではなく、ビッグバンドをハメになるのだけれど、
それがとても楽しくなってゆく、
そんな方言バリバリの田舎の女子高生達のお話が
一生懸命になる姿が可愛らしく、面白く描かれています。
思わず笑ってしまうシーンがたくさん。
観客総立ちになるラストの『シング・シング・シング』では
彼女達の気持ちのよい表情が涙を誘います
脇を固めるベテラン俳優さん達も『ウォーターボーイズ』と重なっているとこが多く
竹中直人演じる先生も相変わらずみごと。
私のツボは工場の兄弟デュオ、シーラカンスが唄う「失恋してもラヴィン・ユー」
映画の中では短いですが
サントラでは続きが聞けちゃいます。
この兄弟もいい味出してます
ジャズって、音楽っていいねぇ。
女の子ってかわいいねぇ。
青春っていいねぇ。
「人間は2種類に分かれる
スィングするヤツか、スウィングしないヤツか」
スウィング出来る人間でいたいですね