監督 ジャレッド・ヘス
出演 ジャック・ブラック
近年流行の格闘技。
はっきり言って苦手です。
痛そうな映画も苦手。なのでロッキーもちょっとダメ。
だけど、これは違うんです。
格闘技映画じゃありません。
昨年末映画館に足を運び損ねて悔しい思いをした一本なので、
早速DVDを借りて来て見ました。
映画館に行ってみてもよかったよ。と納得の一本。
おかしい、バカバカしい!面白い!
イグナシオは孤児として修道院で育てられ
今はそこで食事係をしているのだが、
小さい頃から憧れていた
教会では禁じられているルチャ・リブレ(レスリング)で
賞金を稼いで孤児達に美味しいものを食べさせてあげようと
《ナチョ》として覆面をして出場することに。
でっぷりとお腹のでた“ナチョ”と
一緒にタッグを組む“ヤセ”のキャラもおかしい。
闘う相手のそれぞれのキャラもおかしい。
ワンシーン、ワンシーン、あっちこっちに笑いのツボがちりばめられてます。
ナチョの絶大な存在感と体当たりの演技が笑いを誘います。
なにやったっておかしくなってゆく感じ。
はじめは怪訝そうに一緒に観ていた息子も爆笑しながら見てました。
メキシコの乾いた空気と青い空。
水色と赤がポイントのこの色使いも大好きです。
笑いたい人、是非是非どうぞ。
『ナチョ・リブレ 覆面の神様』