『幻想組曲』 ~随筆 劇場~

  ~振り向くな 振り向くな 後ろには夢がない~  

読書記録 『死、それは成長の最終段階 続・死ぬ瞬間』 E・キューブラー・ロス

2016-05-15 | 読書記録
死、それは成長の最終段階―続 死ぬ瞬間 (中公文庫)
エリザベス キューブラー・ロス
中央公論新社



【読書記録】


E・キューブラー・ロス著作3冊目。

原題を直訳するとこうなんだろうけど、
タイトルがどうもしっくりこないと思うなぁ。

末期患者本人と、その周囲の人々も含めての研究や、
さまざまな事例を並べながら、
「生きる」という事を深く掘り下げてゆく感じ。

「命」と「生きる」と「私」というモノは、
「死」と向かい合うことでこそ、磨かれて成長するのだ、ということ。

難しいところだよねぇ。

結局、そもそもの「私」というものを、
自分のアイデンティティを、
どんな風に定義するかによって、
どこまで自分に忠実に生きれるかが変わるのだろうから、

たとえ最期のひとときにでも、
「ホントの自分」を感じることができたのであれば、
それは幸福なことなんだろうな。


ちょっと難しい一冊でした。

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1 コメント

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Unknown (千賀)
2016-05-15 17:45:37
20代の頃によく生まれ変わりや前世記憶の本を読みました。きっかけは飯田さんの本。17で母を亡くしとても救われた思いをしたものです。^_^
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