
「お母さん、もうお腹痛くないの?」と突然こはるちゃんが聞いてきました。
お母さん今日お腹痛いってお話ししてたっけ?というと、
「いや、泰を産んだとき、お腹切ったよね?もうお腹痛くないの?」と。
そうです。昨日は泰のお誕生日でした。
(もうイニシャル面倒なので名前にしてみました。泰のお誕生日記念に)
泰のお産では、実は麻酔が合わなかったようで、開始直後から気分が悪く、あくびがとまらず、助産師さんに、「あの、私が緊張しすぎかもしれないですけど、気分が悪いです」
と、思い切って言ってみたところ、すでに血圧60台まで下がっていて、
「麻酔滴下遅くして!昇圧剤行って!」
「◯◯先生読んで!」
「挿管の準備!」
「家族呼んで!」
と、まぁ、バタバタしたのですよ。
おまけに麻酔の滴下おとされたもんですから、切ってるとこ、痛いんです。にゃは。麻酔、ビミョーにきいてないの。
「先生、痛いです」と、お行儀良く何度か訴えましたが、「は~い」と明るい返事か、「もうすぐですよ~」か、無視だったわけよ。
そしてしつこい私を黙らせるがごとく、「ホリゾン行って」とな?ホリゾンとな?
人生初のホリゾン。
血管痛もしかり。すぐに眠気が来たけど、我が子を見たいがために目をかっちり開けて、痛みをこらえましたとさ。
泰は、出るが出るまで動いて、お腹を蹴っていました。
出て来たとき、こはるの時より弱々しい、か細い声で、「男やろが!しゃんと泣きよ!」と、心のなかで思ったのを覚えています。
か細いながらもアプガースコアは良い点数叩き出していたようで、布にくるまれた泰を見て、初めて安心してホッとして泣きました。
ホリゾンも大概効いていて、眠さが痛みより勝っていたけど、ここまで来たら寝るのもどうよ思い、オペ室を出て、お父ちゃんとこはるの顔を見るまで起きていようと思い頑張りました。
「痛みに強いんですね」と、助産師さんが褒めてくれました。
お部屋に帰っても血圧下がるからエピからの麻酔もほとんど無くて、一晩中痛みをこらえました。
でも泰には初乳をあげたくて、2時間おきに連れて来てもらいました。
枕元での若いナースの会話。気をつけなされ。
痛み止めの効かないわたしの対応に困った様子のナースちゃん2人。
聞こえましたよ!今、「プラセボ行く?」って言ったね?
筋注してくれたけど案の定効かないわ!バカ!生食やろ!
一晩中痛かったせいか、痛みに慣れたようで、(人間て怖い)
次の日の朝から歩けました。痛かったけど。
翌日からそんなスタスタ歩ける人初めてですよ?と、色んなスタッフの方が声をかけてくださいました。
褒められると調子に乗るわたくし。
ここで大人しくすれば良かったのに、個室に部屋移動したのを良いことに、積極的に荷物整理を始めるなどし、その日の夜は39度まで熱が出ました。ドレーンからの排液もへらない。バカなの。うふ。
などなどなど、そんな事を思い出していました。
つい最近の出来事のよう。
もう一年も経ってしまった。
早いなぁ。
これからも楽しくみんなで過ごせますように。