あべっちの思いをこめた雑記帳

この時期はあの「母」歌いたいな

 

 毎年ゴールデンウィークの始まり頃はどこに出かけようか、ソワソワしたものだった。実際は仕事に追われ、ほとんど出かけずじまいだったのだが。
 近年はその気持ちがやや薄れてきてはいるものの、逆に近場のちょっとした所に行くことはむしろ多くなってきている。しかし今年は昨年に続き新型コロナウイルス感染拡大防止のため、それもかなわずに大型連休も終わってしまった。

 出かけることと同時に、カラオケもここ数年楽しみであったのに、やはりコロナの影響で昨年は叶わなかった。美空ひばりさんの「母さんギター」を母の日を前にした今頃には毎年必ず歌っていたのがなつかしいが、それさえも今年は昨年同様できそうにない。

 いつのことだったかはっきりしないが、カラオケ仲間から美空ひばりさんの歌で好きなのは何かと聞かれたことがある。その時は何と答えたか忘れたが、今になって考えてみるとこの母さんギターは言うに及ばず、いくつも挙がってくる。
 紺がすりの女、夕やけ峠、剣ひとすじ、会う、だから涙はみせないよ、この道を行く、あなたに逢って、一本の鉛筆、ひばりの佐渡情話・・・
 数えたらキリがない。でも、一つだけと限定されたらやはり「船も着かない港の夜は・・・」で始まる「母」だろうか。特に「母を残してお嫁にゆけば・・・」の3番が好きだ。サビの「同じ血だもの 別れはつらい」からは、何とも言えない良さがある。昭和47年8月発売の美空ひばりの名曲だが、案外一般には知られていないのが淋しいかな。

 たまたままだ一度もカラオケでこの歌を歌うことはなかった。昨年はコロナで果たせなかった歌唱を、今年はこの時期には必ずこれでマイクを握ると心に決めていた。が、コロナ自粛で今年も楽しみを奪われ、それも実現しそうもない。

 コロナウイルスという強敵にいつ勝てるのか。                                          必ず終息させたいし、終息させなければならないが、その時期がいまだに見えてこないのは心細い。
 終息したらこの「母」を思いっきり歌ってみたい。

 

          「童謡唱歌歌謡曲など(5)この時期はあの母歌いたいな」
       

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