goo blog サービス終了のお知らせ 
MilanoからLondon、東京に移り住みましたが、変わらず日常生活を書き記そうかと。。
ミラノ通信 - 我が為すことは、我のみぞ知る



おいらの知らないうちに、奥さんが自分のお茶道具を落として割ったようで…。

前々から、度々食器とかを割ることもあり、特に驚きもしないが、奥さんにとって重要な茶器だったようである。茶釜の蓋を置く台だそうで。おいらはその使用シーンは正直よく分からないのだが、お茶のお稽古等で必要なのであろう。この割れた茶道具の陶器を金接ぎで修復を試みていた様子。金接ぎの修復により、割れてしまう前よりも味の出るものもあり、特に反対はしない。が、幾ばくか高い講習費?のようである。ま、それはさておき、奥さんは必死。必要な物の修復を自ら行っているくらいであるから、重要な度合いが図り知れる。実際、何回も工房に行かねばならないようであるが、今日は3回目のようである。下塗りやその他諸々準備をしてきたものを持参しての3回目。金接ぎが完了するまではまだまだ道のりがあるようであるが、前回漆で繋いだ箇所で盛り上がったりした部分をヤスリで削り落とし、また埋まりきっていなかった溝を新たに埋めねばならなかったようである。



かなり真剣?みたいだね。楽しそうでもあるけどw。



正直、あんまり手先が器用ではないので、おいらも手伝ってあげました。削りにしても、おいらはやっぱり継ぎ目が見えないように手で触って境目が分からないようにしないと気が済まない。だから細かく、細かく削る。その辺りが奥さんは、ま、良いか、的になるみたいだけどw、大事なものであるならおいらがちゃんとフォローしてあげないとね。と言う訳でかなり細かい作業をフォロー。



何気に細かい作業とか嫌いじゃないのでね。おいらが作業をしている間、奥さんは別の作業に。家から持参してきてハマグリの内側に色漆を使って染めていく。いや、楽しそうです。細かく濡れていない箇所とかをチェックしてあげたので、エッジとかも塗り漏れなし。



なんてことのない板切れが、色漆により色鮮やかになっていく。



ちゃんと木目が出るように方向間違えずに塗っているみたい。楽しそうでなにより。



これ以外にも全部で5枚の板切れに色々と色漆を塗っていってました。出来上がりのお楽しみですな。奥さんが選んでいた色漆は組み合わせもとても綺麗で、おいらとしても出来上がりが楽しみです。土日、試合で居ない時にこんな素敵な趣味を持って時間が過ごせているようで何より。おうちに奥さんが塗った漆の木の食器とかが増えていくのはおいらとしても嬉しいですね。

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )



« 『Cafe Obscur... 『Sweetsをば... »
 
コメント
 
コメントはありません。
コメントを投稿する
 
名前
タイトル
URL
コメント
コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。