MilanoからLondon、東京に移り住みましたが、変わらず日常生活を書き記そうかと。。
ミラノ通信 - 我が為すことは、我のみぞ知る



夕方、出汁を取るところから始まった親子丼作り。


渋谷のはし田屋、鶏三和、麹町の文字平など、今まで食べて美味しかった親子丼を思い出し、いったい、その美味さはなんだったんだろうか、と結構真面目に考えながら、出汁を取っている間、鍋を眺めていた。決めていると言うか、当たり前のようにすることとしては、ろく助の塩を使うことね。けど、塩味を増すことだけでは絶対に美味くならないことが分かっていたので、思い切って物凄く砂糖を入れ、牡蠣醤油、通常の醬油、みりんを少々、酒を少々と本当に珍しいことに10回近く味見をした結果、びっくりするほど美味しく出来上がったんだよなぁ。

砂糖だったよ。

死ぬほど美味しい出汁が出来たよ。。。そしてそこに玉ねぎ丸まる1つを出来るだけ細く切って、煮込む、煮込む、煮込む。。。いや、みらんくんが食べますからな。そして、鶏肉をフライパンで炒め、皮目に焼き跡が付いたくらいで、先ほど煮込んだ玉ねぎ入りの出汁をイン。そこから、最初に取った出汁の残りの真っ新の状態の塩味などが全くない出汁を追加して、辛さを薄めていく。これでみらんくんが食べれるようになるし。そしてまた煮込んだ。焼き目が付いた状態だったから表面は多少固くなっていたかも知れないが、かなり煮込んだことで、結果、柔らかくなったね。

大人の方の親子丼は、別に分けていたみらんくんのとは違って、ある程度のところで味を留めて薄くなりすぎないようにし、溶き卵も半熟プラスくらいで火を止めた。もちろん、みらんくんの方は溶き卵はしっかりと火を入れる。ガッツリとね。そして我々の方の具材をご飯に乗せたあと、別の卵をフライパンの上で出汁を掛けながら目玉焼きのトロトロ状態、的な感じで煮込んだあと、先に乗せていた半熟溶き卵の上に置いて、敢えて、黄身を割り、トロトロをかけ流してみた。



やっぱり手間暇掛ければ、美味しくなるんだなぁ。
そして味見はやっぱり重要だってことだな。
奥さんにも二度、三度と味見してもらったしね。

うん、そしてみらんくんの食べっぷりを見ていれば、美味しかったことは一目瞭然。
彼は美味しくないと、全く手を付けないのでね。
美味しさバロメーターが、ぎゅぎゅーっと針が振れたことが、美味しさを物語っているね。



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