goo blog サービス終了のお知らせ 
MilanoからLondon、東京に移り住みましたが、変わらず日常生活を書き記そうかと。。
ミラノ通信 - 我が為すことは、我のみぞ知る



世田谷のボランティアセンター迄先程送っていったが、ご飯食べながらそのボランティアセンターから配布された資料見ていて行くの止めろと言ったくらい杜撰。。。


酷い!!!!!!!!!!!!!!


なんなんだ、この虫酸の走る言い回し…。ボランティアは全て自腹、手弁当でしなければいけないと言う日本人的な勘違いは1000歩譲ったとして、ステークホルダーに関しての勘違い…。今のこの時期、純粋無垢にボランティアしたいって思ったとして、現地が安全ではない以上、何を正しいとすべきか。。。責任やコストは自分で取れ、だけどこっちの言うことは聞け、勝手なことをするな、でも何か起こってもボランティア協会は何も責任は取らない、、、何訳のわからないことを言いたい放題言っているのか…。一瞬にして危険地帯になる可能性のある場所に、世田谷区の公共の名の元に区民を派遣しているが、何が起きても責任取らないと言っている奴らの何を聞くと言うのだろうか…。資料を見ないとこの感覚は伝え切れないのだが、また地震来たらどうするのか、連絡体制はどうなっているのか、何か不慮の自体が起きた場合誰がどう言う対応していくのか?


何も書かれていない…。。。。


今から地震が起きた場合、現地の責任者の名前すら書いていないボランティアツアーに誰が両手を振って応援する?頭おかしいんじゃないのか?ボランティアで行くんだから家族は心理的に応援するとでも思っている訳?


大きな勘違い!!!!!


ボランティアに参加するそれぞれの人に崇高な理念はあるだろう。ボランティアをすること自体に何ら異論はない。今、東日本大震災の被害者、被害地域に対してのアクションを否定する人はほぼゼロだと思うし、おいらもボランティアと言うアクティビティには100%賛同する。しかし、現在進行形でいつ災害が起きるか分からない、そして今現在災害に遭っている場所で、どのようにボランティア活動を進めていくか、何も規定されていないことを不安とは感じないのだろうか…。きっちりボランティアに行く人と、その家族にはきっちり説明すべきではないか?そこはプロじゃなくて良いのか?連れて行くだけで、何か起きた場合に何も責任取りませんでは、、、話にならんだろうに…。ボランティアスタッフって、もしコーディネートするだけであったとしても、被災地では常に事前にContingencyを考えて、Riskに対してどのように対応するか、そう言うことを予め考えるのがボランティアの“プロ”なのではないのか?それを参加者及び、その家族に説明する責任があるだろう。ボランティアは全て無償で、、、と言うことを発端としているのであれば完全に勘違いな態度とその資料。連れて行く以上はプロとしての対応をすべきで、ボランティアは無償で、つまりタダ(に近い報酬)でしているから能力の高い人はここにいません、的なExcuseは最低だ。



出征する兵士を見送る程の悲哀さはないが、その8掛けくらいの感覚だぞ?!



東京に残っている家族が思いを託せるくらいのしっかりしたボランティアスキームであるべきなのでは?何気なく東京で暮らしていたとしても、節電を発端とし、あぁ、東電ムカつく、だけど福島や宮城の人たちは現地で依然として苦しんでいるんだよなぁ、何ができるのか、、、皆多かれ少なかれそう思っている。全員とは言わないけども、都内で普通に、3.11以前と同じように仕事していられる人なんていない。皆、日に一度か二度、1秒か2秒くらいだとしても、あぁ、地震の被害の爪あとってまだまだあって、仮設住宅で暮らしている人の暮らしが良くなりますように、って祈る以外の選択肢のない人って、誰かに心情吐露はしないとしても忸怩たる思いをしている人いっぱいいる。その中で勇気を振り絞ってボランティアに行こうとしている人に、こっちは勇気以外に時間とかもなく、兎に角被災地に行くって言う選択肢は取れないんだけど、行く人には色々と託したいって思っている。少なくともおいらはそう思っている。


なんかそう言う思いを小馬鹿にしたような説明資料に、心底辟易した…。。。


何も出来ない、しないってことに焦燥感や罪悪感迄はないけれども、安穏と暮らしていて申し訳ないなぁ、って多少なりとも思っている人を、その思いを、その家族を踏みにじっている。。。この団体、マジで信用出来ない。

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )



« 『ALITALIA に... 『アズーリ猫…』 »
 
コメント
 
コメントはありません。
コメントを投稿する
 
名前
タイトル
URL
コメント
コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。