THE SEVENTH HEAVEN - Ver.Goo -

セブン(FD3S)と鋼鉄音の徒然なる日記

THE ROOTS OF ALL EVIL

2010年01月28日 10時29分58秒 | 鋼鉄音日記
The Root Of All Evil



The Root Of All Evil
価格:¥ 2,520(税込)
発売日:2009-09-30



ARCH ENEMY
" THE ROOTS OF ALL EVIL "  です。


コレは、初期の作品から選曲をして
現ヴォーカル、アンジェラ・ゴソウで
再録した(初期ベスト)アルバム。


前任のヨハン・リーヴァよりも、歌唱力が
圧倒的に上回るアンジェラ嬢。


楽器隊もライヴも鍛えられ、しかも
現代の技術でレコーディング。


ダメになる要素がゼロで、ファンなら
もう、期待せずにはいられない!!


・・・にも関わらず、第一印象は



( ̄ー ̄?).....??アレ??



って、期待した音と実際の音が
大きく違ってしまい、激しく困惑。


客観的に聴けば、ヴォーカルも上手いし
確実に、音質も演奏も向上してるのに・・・。


特に、オリジナルへの思い入れが
大きい曲ほど、違和感も正比例。


正直、最初に聴き終わった後は
買ったことを後悔。そのまますぐ
棚にしまってお蔵入り、になりました。


・・・が


「今、ライヴへ行ったら、こんな風に
聴こえるんだよね??」と思ったら
目からウロコが落ちるみたいに
これまでの考え方が一変。


そうすると、突然、(オリジナルと比べて)
生々しい音が、気持ちイイ音へと激変。


マイケルが再録ベストを作った意図を
理解出来た瞬間、最初に感じた違和感も
綺麗に解消されて



コレもアリだね ♪♪



と、一気にヘヴィ・ローテーション入り。


オリジナルもイイですけど、それに固執しちゃうと
アンジェラ版の良さが隠れてしまうので、一度
偏見を捨てて、素直に対峙してみて下さい。


そうすれば、オリジナル発売当時
マイケルが作りたいと思った
(もしくは、それ以上の)



「完成形」の素晴らしさ



が、必ず分かると思います。




おまけ:

コレを聴いた後、メイデンの暗黒時代が
「ブルースの声で、こんな風に蘇ったら
最高なのに・・・」と思った今日この頃。


※ 敬称略