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The Root Of All Evil
価格:¥ 2,520(税込)
発売日:2009-09-30
ARCH ENEMY の
" THE ROOTS OF ALL EVIL " です。
コレは、初期の作品から選曲をして
現ヴォーカル、アンジェラ・ゴソウで
再録した(初期ベスト)アルバム。
前任のヨハン・リーヴァよりも、歌唱力が
圧倒的に上回るアンジェラ嬢。
楽器隊もライヴも鍛えられ、しかも
現代の技術でレコーディング。
ダメになる要素がゼロで、ファンなら
もう、期待せずにはいられない!!
・・・にも関わらず、第一印象は
( ̄ー ̄?).....??アレ??
って、期待した音と実際の音が
大きく違ってしまい、激しく困惑。
客観的に聴けば、ヴォーカルも上手いし
確実に、音質も演奏も向上してるのに・・・。
特に、オリジナルへの思い入れが
大きい曲ほど、違和感も正比例。
正直、最初に聴き終わった後は
買ったことを後悔。そのまますぐ
棚にしまってお蔵入り、になりました。
・・・が
「今、ライヴへ行ったら、こんな風に
聴こえるんだよね??」と思ったら
目からウロコが落ちるみたいに
これまでの考え方が一変。
そうすると、突然、(オリジナルと比べて)
生々しい音が、気持ちイイ音へと激変。
マイケルが再録ベストを作った意図を
理解出来た瞬間、最初に感じた違和感も
綺麗に解消されて
コレもアリだね ♪♪
と、一気にヘヴィ・ローテーション入り。
オリジナルもイイですけど、それに固執しちゃうと
アンジェラ版の良さが隠れてしまうので、一度
偏見を捨てて、素直に対峙してみて下さい。
そうすれば、オリジナル発売当時
マイケルが作りたいと思った
(もしくは、それ以上の)
「完成形」の素晴らしさ
が、必ず分かると思います。
おまけ:
コレを聴いた後、メイデンの暗黒時代が
「ブルースの声で、こんな風に蘇ったら
最高なのに・・・」と思った今日この頃。
※ 敬称略