ハイエナぷく

ぷく、最近「ハイエナ君」という実に名誉な称号で呼ばれております。

学校からの帰宅時のオヤツに、クッキーとかチョコとか、
そういうカワイラシイものはもう出せません。
無駄撃ちになるから。
「おにぎり」「総菜パン」「サンドイッチ」などなど、炭水化物系か、
「サークルK焼き鳥」「チーズ」「ジャンボ魚肉ソーセージ」などの蛋白質系（もしくは複合技）でないといけません。
そういうものを用意しておいて、帰宅したら食べさせているのですが…瞬殺。
そして、
「ごちそうさま、ああお腹すいた」
と叫んで、そのままハルドンや私が食べようとしているものを狙ってくるのです。
策も弄さずメッチャダイレクトに、
「それお母さんの？ちょうだい」
とな。

「アンタには高い総菜パン2つと野菜ジュース上げた！」
「ちょうだい」
「私はやっすいあんパン1個今から食べようとしてるんだからこっち寄るな」
「ちょうだい」
「寄るな来るな！アンタ給食食べたんでしょ？」
「食べたよ。あんなの全然足りないし。ちょうだい」

第2弾用にバナナなど用意してたこともあったのですが、
「ああうまかった！ああお腹すいた！！」
とまた人のを狙ってくるのでもうイヤになって最近は第2弾は用意しません。
たまにやっすいロールパン6個入りを買っておいて
「好きなだけ食べろ」と袋ごと追加で渡すと、
と、何もつけずにペロリと全部食べてしまいます。

ババキラーも仕事から帰宅途中に「小腹が減った」とかいって何か買ってくることがあるのですが、
ものすげー狙われます。

そのせいか、なんかむくむく大きくなってるみたいで、
ぷくを連れずにエレベーターに乗ってるときなどにも近所の方々に、
「ぷくちゃん最近背が伸びたわよねえ。
こないだ一緒のエレベーターになってビックリしたわ」
などとしょっちゅう言われます。
本人がいないのにわざわざ思い出して言われるとは、やはりかなりのびているのでしょう。
服着てても
「お母さん、このシャツ130でしょ？すぐ臍が出るよ、もう無理」
「…それ140。実測135～145用って書いてあるよ。
アンタもう140アウトなの？この春まで140普通に着てたじゃないのよう」
「あれぇ？」

で、背だけならいいんですが…
自分でお腹をつまみながら、
「いやあハッハッハ、なんか肉が付いてきてるなあ、ヤバイかなあぼく」
「ヤバイよ。アンタ食べ過ぎ」
「ハッハッハ、でもお腹すくんだよなあ。成長期なの僕♪」

…どうしましょうか。