STAR WARS X-Wing
バンダイ SWシリーズ
遠い昔、はるか彼方の銀河系で…。
有名すぎるJ・ウィリアムズの旋律と共に銀幕描れたその世界感はそれまでのSF映画のカテゴリ枠の可能性をエンタメ的に飛躍、推し進めました。最近はAdywan版俺SWが動画投稿サイトで話題になったりと老舗の昆布の如く味わい深さは増すばかり。神話なきアメリカの神話たる所以かの如きなりです。
・・・久しくガルパンネタではないぞ・・・最も今もこれからもガルパンのブログ化したい訳ではなくたまたま現在入れ込んでいるネタが続いたという訳でSFキットは私の好物キットの原点には変わりないのです。しかし、劇場版公開後のガルパンロスが今から恐いなぁ・・・因みに前売り券は6月から特別書き下ろしイラスト第1弾(汗)クリアファイル付きだそうです(宣伝)
閑話休題
さて、今年はSW新世紀元年にあたり巷に色々とコラボした企画が着々と進行しています。年末が楽しみな新作ですが我々モデラーはやはり最近のバンダイ製新規設計プラモの動向が気になるわけでしてその戦略は果して成功するでしょうか。
そんなバンダイの奇跡的なプラモ発売より遥か彼方の昔・・・SFメカプラモがまだキワモノ的扱いだったころに最初にSWプラモを世に送り出したのは米国はMPC社でした。
国内では第一作(エピソード4)が公開された前後にタカラが米国レベル社の提携先(MPC社の代理販売権利を持つ)だったので舶来モノでは唯一のプラモをタカラ製のボックスで換装販売しました。
この時は先行してタカラ独自設計によるモーター稼動のR2D2(多分1/8位)とX-Wing(多分1/72位)が先に販売されました。どちらも購入した記憶があり、やや動作にもたつきはあったもののR2は実際に動いてくれました。カメラアイは当時は麦球にて点灯できました。X-Wingもコクピットとプロトン発射口(正確には機首先端)が発光、(ひょっとしたらエンジンも発光したかも?記憶曖昧)取り外し式の地上自走モーターユニット、SFプラモはTOY傾向の当時世相を反映した内容でした。
その後タカラが輸入したラインナップはラージスケールのX-Wingとベーダーズ・タイファイター、C3PO、R2D2の4種だったように思います。また第2作(エピソード5)の公開後位にダースベイダーとファルコン号が発売されたと思います。この時は提携先の国内メーカーは無く一部のお店にて並行輸入品が出回っていたと思います。とても高価だった記憶がありますがいくらだったかなぁ???
時同じくしてスケールプラモの本誌扱いがメインだったホビージャパンがSFキットをメイン特集で発刊したように思います。内容はガンダム300円モデル発売発表の時期でそれら国内キャラプラモ等も混ぜての記事内容でこの頃は色々な可能性カオス状態だったので妙な熱量はあったように思います。(懐かしいなぁ・・・)
そういった多感な時期を過ごした身としては国内メーカー代表格のバンダイがSW模型化するなどはその当時思いもしない話なのでした。その当時の自分に云い聞かせたいものですねぇ・・・
このプラキット購入層は主に社会的に思うように趣味ごとに時間を割けない世代が多いのではないでしょうか。しかし心配する事はありません。その辺りの事情を考慮したかのような親切キットに設計されています。
私の場合ですと1/48X-Wingで塗装を入れても約5日以内、R2やC3POで各々1.5日ほどで仕上がります。このことは模型の本来の楽しみ方としての程良いモチベーションや達成感の最短時間に収まると思います。もはや、ハードな仕上げや超絶ディテールアップ等とは無縁といっても良い優秀なキット達と思います。もちろんディフォのはめ込み式メインで接着剤は必要最小限使用としています。
因みに塗装仕上げといっても私の場合はプラモの成形色を最大限に活かすプラモのサフレス仕上げとも云える手法にて最小限の手間で仕上げる方法がこれらキット達に似合っています。
世の中には手間を惜しまず過剰な程に気の済むまで手を加える輩がいますがそのスタンスを否定こそしませんが、私は正直“シンドイ” (´ε`;)、さらにそんな時間も余裕もありません(悲)また、そんな盆栽スタンスがスタンダート化しては新たなプラモ購入層は増えません。これは模型業界の深刻な悩みでもあるので本腰入れて各メーカーは本当に熟慮すべきです。(或いは数多の模型雑誌のミスリードでもあると・・・)
自分のライフスケールに見合った模型制作時間を割かないと残りの人生でどれだけ完成させるのか判かりませんので今後もお気楽製作スタンスは貫きます。
折角なので同スケールのファインモールド製のタイ・ファイターを併せて製作しました。多分こんな機会が無いと組まないと思いますので成仏しなされ、南無~っ 、 改めて組んでみるとファインなりに組みやすやは考慮されていますのでこちらも約2日ほどで完成させることが出来ました。
そんな目下の問題は箪笥の肥やし(悲)になるであろう幾つかのSW過去キット達の供養方法をどうすべきかですかねぇ・・・(世界共通のSW模型ファンの悩みではある・・・)