のほほん中国滞在記

シュンマオが中国に滞在して思った事をつれづれと。

天津日航ホテルにて

2007年03月31日 | 中国でのほほん

なんと天津日航ホテルのお披露目会にご招待いただきました。
こういうイベントに参加できるのは、狭い天津ならではかな??

 

初めに部屋を見学。
エグゼクティブルームを見たのですが、セミ・スイートと言うのでしょうか、豪華です。今まで泊まった事のない部屋です。トイレが二つあったり、洗面台が二つ並んでいたりします。
はたして私の人生の中で、このような部屋に泊まる事があるのでしょうか。ない、おそらく。

 

 

ロビーにあるバーです。なかなかいい雰囲気。天津の夜景を見ながら、カクテルでも・・・という時にいいでしょうね~。

 

 

会場のエントランスホールです。広々として気持ちいい。

 

 

こちらは会場です。この写真では大きさはわかりませんが、広かったです。シェラトンの宴会場より一回り大きいのかな?という感じ。

 

そして、そして、お目当ての・・・

 

 

ビッフェでございます!!
洋風、中華、和風、各種そろっておりました。
洋風を中心に食べましたが、おいしかった!

 

 

 

ビッフェの様子。デザートも豊富でした・・・ し あ わ せ 。

 

そうそう、同席した人と話していたら

「ブログ書いてませんか?」

と言われてどっきり。

「何のブログですか?」と聞いたら、、、

「えーと・・・。アロー部長が出てきますよね?」

というなんともピンポイントの答えが。よりにもよってアロー部長とは(笑)
こりゃー、ばっちり見てはるわーと思って白状しました。
こんなのほほんですが、これからもよろしくです。

今回は素敵なイベントにご招待いただきありがとうございました。
豪華な天津日航ホテル、利用したいのはやまやまなのですが、お値段が、ちょっと、高いよ?
それでも、バーやレストランは行ってみたいですね。


あれ出せます

2007年03月28日 | 仕事でのほほん
さて、転職してもう2ヶ月近く。

「シュンマオさん、工場の新しいあれ出して」

という事をとっさに言われても

「はい、あれですね」

と、とっさに答えられるようになりました。
もといた会社ですから、雰囲気にはすぐに慣れました。

なんとか元気に働いていますが、どこの会社でも問題はあって、大変です。

3月も残すところ稼働日はあと二日。
3月は日本では年度の終わり、財務は年度末決算があります。
そして、4月は董事会もあります。
以前は董事会の準備ができなくて苦い思いをしましたが、さて今回はどうなるでしょう。
余裕がある書き方ですが、内心どきどきなんです、ほんと・・・。

出戻ってみて思うのは、以前できなかった事ができるようになったなあ、という事。
だからと言ってなんでもできるかと言えばそうでもなくて、ちょっと視野が広がったかなあ、ぐらい。

2ヶ月はもう過ぎてしまい、この調子でいくと私の契約期間なんてすぐに終わるだろうから、ちゃんとお勉強しておかないと日本に帰ってからが大変だな、と思いながら今日も家に帰ってすぐ寝たりしています。

初めてのたけのこ料理

2007年03月27日 | ごはんでのほほん

 

市場に買物に行くと、生のたけのこが売っています。
生のたけのこなんて料理した事なかったけれど、思い切って買ってみました。

お米のとぎ汁で2時間ちょっとことこと煮る。
難しくはないけれど、時間がかかる。
たっぷりのかつおだしと、お砂糖としょうゆとみりんで煮込み、たけのこの土佐煮のできあがり。

なんとか食べれる味でした。
水煮のたけのこより、たけのこの味がした気がする。

この3個で4.7元(75円ぐらい)なり。
またたけのこ料理に挑戦してみよう。

あと、新じゃがも出ています。ぴかぴかの皮なのです。

春だなあ。


最近読んだ本

2007年03月15日 | 本でのほほん

仕事が超ではないですが、ほどほど忙しいシュンマオ。

それでも時間は作りようがあると言うのか、通勤バスの中でちょろちょろと本を読んでいたら、そこそこの読書量になるものです。

というわけで、最近の読書感想文。

①「泳ぐのに、安全でも快適でもありません」江國香織
恋愛小説短編集。どの話もまっとうな恋愛の話ではないけれど、それでも恋をしている女の人のお話。
そのほとんどがまったくやるせない生き方なのに、それでも読後感がさわやかなのはさすがと言うか。

②「ウェハースの椅子」江國香織
面白い事に、登場人物に名前がない。主人公は“私”だし、主人公の彼氏は“恋人”、主人公の妹は“妹”、その妹の彼氏は“大学院生”。
「神様のボート」が途中まで絵本のような内容から、謎解きのミステリーのように変わっていくように、この話もほんわりとした内容から、純文学的な要素が濃くなっていく。
読んでいくと、主人公は死んでしまうのだろうな、いっそそうなった方がきれいにまとまるのだろうと思うのだが、そうはならない。そうはならないところが、またせつない。
“絶望”が「蒼猿」にかぶって見えたのは私だけ?ふじっこもぜひ読んでみて!

③「玉欄」桐野夏生
主人公は上海に留学していて、舞台や題材には非常に惹かれるのですが、手が広がりすぎて、焦点がぼやけてしまった感がある。読み終わって「なんだったんだろう、この話は」と思うのは、私の読解力が足りないから?
桐野夏生は初めて読んだ作家ですが、もう読まないだろうなあ。

④「結婚願望」山本文緒
春節に日本に帰った時に、友人に「読みなさい」とすすめられた本。
山本文緒は以前「プラナリア」を少し読んだ事がある。人間関係の中の喪失感をあざやかに書いていて、これはちょっと読めないなあ、と思ったものですが、今なら読めるかも。「ブルーもしくはブルー」のドラマを見たけれど、NHKだけあって、なんとかさわやかに終わらせていましたが、原作はもっとどうしようもない感があるようで、怖くて読めなかった。
そんな“怖い”イメージが強い山本文緒ですが、「結婚願望」は面白く読めた。
バツ一の著者が結婚をせずに一人で生きていく覚悟を語っているけれど、それでも結婚願望は心の底にくすぶっていて、捨てられないね、というお話。で、この本が出た数年後に、著者は結婚したのでした。
という事は結婚をしないぞ、と自分に言い聞かせれば結婚ができるのか?と思ったり思わなかったり。
他の本も読んでみたいものです。


うーん、別にいいんだけど、こうも不倫だの浮気だのバツ一だの出戻りだのなんだのを読んでいると、たまには、本当にたまには、何の障害もない、そしてビターでもない、スイートでハッピーなほんわかした恋愛小説を読んでみたい気がする。それはあれか、コバルト文庫(まだあるかな?)か、ティーン向け小説か。


ぬか漬けはじめました

2007年03月14日 | ごはんでのほほん

春節に一時帰国した時に買ってきたぬか漬けのもと。
早速きゅうりを漬けてみました。
一度にたくさん漬けてしまったので、会社に持って行く事に。

出向者の方たちには「日本の味がする」と、なかなか好評でした。
そうか、たとえうまく漬けられなくても、そこは天津マジックでごまかしてくれるんだわ、と思った。

上司に「3本も漬けてしまったので、一人では食べきれないんですよ~」と話したら、
「それは日をずらして漬ければよかったのでは?」という回答が帰ってきた。
「かしこいですね~」と笑って答えたものの、この状況ではたして上司がかしこいのか、それとも私のおつむがあれなのか、判断できないほど私も頭が悪いわけでもない。

なにはともあれ、毎日かき混ぜて、ぬか床を長持ちさせるようがんばろう。


土曜日のごはん

2007年03月10日 | ごはんでのほほん

土曜日出かけた後。
イトキンのバーゲンに行こうと自分で言っておきながら、いくらなんでも3月も過ぎているし、もうやってへんやろ、春物でも見とこか、と思ったものですが、そこは天津、まだ冬物が残っていました。春節に日本に帰った時は冬物はほとんど残ってなかったのにね~。このアバウトさ加減が好きだ、天津。

 

冬物を見に行こうと言いながら、結局買ったのは春スカート。それも白地にピンクの花柄というめっちゃ乙女スカート。元値が高かったところ、7割引で手が出せる値段になっていたのでつい・・・。
いいじゃないか、たまには私にも夢を見させてくれ(何の?)。

 

知人にあいさつに行くつもりが、お昼を一緒に食べました。
伊勢丹の7階のParkwayに初めて行きました。

 

 

 

フルーツティーとラクサミー(マレー料理)を頼みました。
ラクサミーはおいしかったけど、実際とは違うような気も。でも、これで28元、また食べに来たいと思える味と値段です。
カフェにも使えます。天津もおしゃれなお店が増えたなあ。

 

知人とは「どんどん友達が減っていく(本帰国する)割には新しい友達が一向に増えないこの天津での生活をどうしていくか」という事をテーマに話し合いました。まあ、そんなに深刻に話し合ったわけじゃないけど・・・。
そのぶん、こうやってご飯をご一緒できる友人を大切にしないとなあ。

 

話はかわって、職場で「魚料理ができなければ料理ができるとは言えない」というような話が出たので(やや誇張有)、ここは私も魚料理に挑戦しないと!と一念発起、伊勢丹のデパ地下でさんまを丸々一匹買いました。
そしてさばきました!三枚におろしました!中骨に身がいっぱいついちゃったので、もったいないのでこそぎました。
できた料理がこちら。

 

 

さんまのさつま揚げです。たれはタイのスイートサワーソース。スープはわかりにくいけれど、一応ミネストローネ風きのこスープ。
で、お味の方はどうかというと・・・、しょうがが少なかったのか、少々生臭かったのですが、それでもさんまの味がして、おお、うちで魚料理を食べてるよ~と一人感動。これは友達を招待して出せる料理ですよ。
レタスにドレッシングをかけたけれど、さつま揚げと一緒にスイートサワーソースにかけた方がおいしいと思った。次はそうしよう。

 

最近土日は自炊する事が多くて、会社でもおじさま達と自炊の話をよくします。けっこうみなさん自炊していたり、料理をしています。
料理って奥が深い。

 

おまけ。あまりにも天気が良かったので、天塔の写真を撮りました。

 


土曜日の朝

2007年03月10日 | 日常ののほほん
仕事の山をなんとかのりこえて、すがすがしく迎える土曜日の朝。
ぱっと目覚めて、もう8時かな、と時計を見たらまだ6時半でした。

たまっていた洗い物を片付けて、チャイを入れて、さー今日は何をしようかと考える。
チャイがひさびさにおいしく入れられて、それだけでいい週末になりそうだなあ、とうれしくなる。

料理の本をながめて献立を決めて、伊勢丹のデパ地下に買出しに行こう。
ごぶさたの知人にあいさつをしに行ってみよう。
ついでにイトキンに冬物がまだ残っていないか覗きに行こうかな。友達がバーゲンでかわいいワンピースを買っていたから。


ささ、早く着替えて準備して、出かけよう。

天津最後のデート

2007年03月08日 | 中国でのほほん

帰国間近の幸福飯店さんのアポがとれ、天津最後の晩餐会を開く事ができました。

場所はCest La Vie。天塔道上谷商業街にある、フランス料理。二人ともパリ好きなのにここに行くのは今日が初めて。

 

 

お店の中は予想以上に広々としていて、シンプルだけれど良い雰囲気。
内装のデザインとか、トイレとか、やっぱりセンスが違うな~と思ってしまうのは・・・気のせい?

 

料理はコースを頼みました。

 

 

席に着いた時点でパンを出してくれるのは、おフランスだわ~とひそかに感激。

 

 

 

 

コースはオニオンスープから始まり、牡蠣のクリーム焼き、サーモンとフランス風野菜、デザートでしめくくり。最後にコーヒーか紅茶をつけてくれれば文句はなし。

あまり良い評判を聞いてなかったのですが、おいしかったです。
いつも食べてる中華、韓国料理、和食にはない味が新鮮。
盛り付けの仕方がきれい。ひし形にきったパプリカとか、ソースのかけ方とか、見た目がきれいだと食べてよりおいしく感じる。

BGMもうるさすぎず、料理と合っていて、あ~~、またパリに行きたい!・・・と思ったものです。

お客は少なく、ほぼ貸切状態だったので、飯店さんとゆっくりお話しできました。


私がめずらしく残業で遅れたり(ごめんなさい・・・)、風邪がまだ治っていなくてせきが出て、十分には話せなかったけれど、いざ本人を目の前にすると、何を話していいものかなあって。

飯店さんと初めて会ったのはもう3年近く前かな。
その時私はまだ留学生で、私より年下の人が働いているという事をうらやましく思ったものです(その後すぐに就職が決まりました)
年が近くて、出身が関西、通った大学が近い、という共通点も手伝って、頻繁ではないけれど、たまに会ってご飯を食べたりしてました。
そんなわけで、飯店さんは私の天津での歴史(笑)を知っている、数少ないお友達なのです。
飯店さんは私のNYの日記を見て、NYに行ったのよ~と言いますが、そもそも私がNYに行ったきっかけは飯店さんのサンフランシスコの日記を見たからなのよ。ああ、天津からアメリカに旅行に行くのもありなんだ、と。
そうそう、途中からブログを書いているのを教えてもらって、それから幸福飯店ファンとなりました。

 

語り出したらきりがないけど、そんな飯店さんももう本帰国。寂しくなるなあ。

 

それでも、最後にお別れをする時は全然しめっぽくなくて、じゃ、次は日本で会いましょうか、という感じ。心斎橋のカフェに飯店さんと行くというのもいいし、京都大宮の上上もいいよね。韓国で会うというのもありですよ!ドバイはちときついですが・・・

 

では飯店さん、今までおつかれさまでした。そして、これからもよろしくね。


雪国天津

2007年03月05日 | 中国でのほほん

 

日曜はあんなに雪が降って曇り空の天津でしたが、月曜は気持ちがいいほどの快晴。

 

通勤バス亭まで、こんな所を通ります。趣がありますねぇ。

 

 

通勤バスから見た、開発区に向かう途中の風景。どんな雪国やねん・・・。

 

 

その日会社に着いたのは9時半。いつもは8時10分ぐらい。
そして、帰りもいつもは18時半にバス停に着くところ、バスの故障も加わって、実際は20時でした。

 

面白いのは、バスが故障すると、乗っている中国人は「どうして行きじゃなくて帰りに故障するのよ~」とブーイング。
以前朝の通勤時にバスが故障して立ち往生して、みんなで朝ご飯を買って食べた事があるんだって。
それと、故障するなら「高速の上」がベストのようです。修理に時間がかかるからだそうです。
みんな、そんなに会社に行きたくないの・・・?


雪にけむる天津

2007年03月04日 | 中国でのほほん

毎朝7時前に家を出る私は、悲しきかな休日だって7時過ぎには目が覚める。
とりあえず起きてぼーっとしてネットにつないで、もう水桶がなくなっていたのを思い出して電話をした。
それが8時半ぐらい。
「何時ぐらいに届きますか?」とたずねたら、「今日は道の状態が悪い。何時になるかわからない」との答えが。
変な答えだな、昨日雨が降ったからかな~と思って、それなら先に買物を済ませよう、と家を出た。
するとびっくり。
10センチは雪が積もっていた。昨晩は雨だったのに。
雪が降る事自体少ない天津で、これほど雪が積もるのはめずらしい。
めげずに雪の中、自転車に乗って買物に出かけた。そう言えば風邪をひいてたね、私。

 

 

いつもならここから天塔が見えるけれど、今日は雪のため見えず。
気温はそれほど低くないので、大通りの雪はほとんど溶けているけれど、なにせ量が多いのでしばらく残りそう。

買物から帰ってしばらくしたら水桶が来た。
夜は英会話があるはずだったけれど、雪と友達の仕事の関係で、急遽おやすみに。
午前中に買物は済んでいるし、午後からのんびりと料理にはげむ。大したものは作らなかった(作れない)けど、休日に時間を気にせずにゆっくりご飯を作れるのはいいね。いつも会社から帰ってご飯を作ったら、20時を過ぎるから。

そんなこんなでのんびりした休日がすごせて、風邪も治ったみたい。
今週は一日しかお休みがなくて、また明日からお仕事。

明日絶対に開発区の会社に着く時間が遅れるだろうな・・・。