パンダ

中国語教室には、色々な人が様々な目的で集まってきています。

戦時中、大陸で生まれた人。　職場に、中国人が居るので、コミュニケーションの為。
チャイ語を話すアイドルにはまっている人　　等など
そんな中に パンダ大好きで、チャイ語を習っている人も居ます。
彼女（以下 パンダサンとします。）は、 パンダ保護協会 に入っていて
チャンの里親でもあります。

パンダサンは、年間約５万円の会費を払っているそうです。
今までに、自分のに会いに、渡中した回数は５回。
遥々　成都市（四川省）４時間  臥龍に行きます。　当然、旅費は自腹

私は、パンダサンからの裏事情を色々と聞いてきた。　今、報道で話題になっている事も そう
上野のリンリン以外は、全て 中国のもの。
つがいで、年間１億円のレンタル料が掛かる事。
日本で生まれたでも、その所有権は、中国にある事。
この場合、新規にレンタル料が掛かるらしい　という事。

パンダサンから、この話を聞いた時には、驚いたと言うか・・・　あきれた

でも、よくよく考えてみたら、は絶滅危惧種で ワシントン条約で指定されている動物。
その位の対応も仕方が無いのかなぁ～
いやっ　待てよ　　ならば、なお更の本当の生息地で、保護し 繁殖させる事に
集中するべきではないのか？
本当にが大好きで、絶滅を懸念しているのならば、パンダサンの様に 里親になって 出資し
会いたければ、自力で 臥龍の奥地まで行くべきではないのか？

パンダサンの話によると、の将来は、かなり暗いものらしい。
つがいで、１億円のレンタル料も、全ての研究費・飼育料に使われているかと言うと
かなり なぞ　怪しいらしい
今現在 中国以外　７ヵ国 ３０数頭のがレンタルされているらしい。

ワシントン条約では、商業目的での国際取引は原則禁止　のはず。
確かに、繁殖の為の研究がされている事も認めるけれど・・・
今後、新しく他国へのレンタルは、どうかと思う。

余談になるれけど、前台湾総統の陳さんは、３年ほど前に中国からのを贈られる事に対し
ワシントン条約に基づく手続きを要請した。
でも、中国側は”国内の移動なので、ワシントン条約には抵触しないと”拒否。
問題は、それっきりになってしまうのかと思っていたら・・・・
馬さんになり、ワシントン条約を抜きにしてのという方向に流れつつある。
ふぅ～ん　将来の暗い 絶滅危惧種であっても、結局は、こんな扱われ方をするんだよね。
それは、こんなに可愛い容貌をしたの運命なのかもしれない。
物凄く凶暴で　I am Legendに出てきたゾンビ(?) の様にグロかったら、
誰も１億円も払って、借りようと思わなかったはず。

上野動物園に、新しいは来るのでしょうか？
今まで、生を見た事がない私は・・・　来なくてもいいやっ　っと思ってしまう。
もし、私が 本物のを見る機会があるとしたら、きっとそこは 中国四川省臥龍だと思う。
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