月の光
2016-12-04 | 詩
眠れない夜
窓をあけて外を眺めたら
ぽかんと満月が浮かんでいた
ふと自ら輝かない月が
身近に思えた
それでいいんだ
そうだ
あいつが言ったんだ
今、ここで太陽がぎらぎらしていたら
俺達、ぶっ倒れちまう
疲れ果てた旅人に
月の光は優しくて
新月の夜はまるで
休めと言っているようで
憂鬱な日
顔をあげて空を眺めたら
頼りなく半月が浮かんでいた
ふと地球に隠れる月が
身近に思えた
そこがいいのよ
そうだ
あのこが言ったんだ
今、ここで満月が出ていたら
私、恥ずかしいもの
疲れ果てた旅人に
月の光は優しくて
新月の夜はまるで
休めと言っているようで
窓をあけて外を眺めたら
ぽかんと満月が浮かんでいた
ふと自ら輝かない月が
身近に思えた
それでいいんだ
そうだ
あいつが言ったんだ
今、ここで太陽がぎらぎらしていたら
俺達、ぶっ倒れちまう
疲れ果てた旅人に
月の光は優しくて
新月の夜はまるで
休めと言っているようで
憂鬱な日
顔をあげて空を眺めたら
頼りなく半月が浮かんでいた
ふと地球に隠れる月が
身近に思えた
そこがいいのよ
そうだ
あのこが言ったんだ
今、ここで満月が出ていたら
私、恥ずかしいもの
疲れ果てた旅人に
月の光は優しくて
新月の夜はまるで
休めと言っているようで
第37回 関市新春文芸 現代詩の部 教育長賞を受賞しました。
岐阜県関市は近年、「モネの池」として人気です。
すっかり天狗です。
このブログを読んだ人には「詩」の呪いをかけてやる。恥ずかしいくらい詩的なことを人前で口走ってしまうだろう。