総天然色日記

映画、怪獣、プリパラなど好きなものについて色々書いていきます。

スター・ウォーズという祭りを味わった

2015-12-27 23:48:00 | 映画
ついに公開された、「スター・ウォーズ エピソード7 フォースの覚醒」。

既に二回観に行きました。3D日本語吹き替え版と2D字幕版を一回ずつ。三回目、4DXに行く予定もあります。チケット予約済み。
公開から一週間が経ちましたが、私は未だに余韻が抜けず、今のところ毎日ネット上で他の人の感想や考察を読んだりしています。
別の用事で立ち寄ったコンビニではスター・ウォーズのビックリマンチョコを見つけてしまい、気がついたら買っていました。しかもいきなり金ピカ。


ここ数週間はTVやラジオをつけていたら1日最低1回は必ずあのメインテーマと、スター・ウォーズという単語を耳にします。
ひとつの作品に世界中で多くの人が心を支配され、沢山のグッズが売れ、更に初回上映では本編前の広告や配給会社のロゴがカットされるという異例の措置が行われ、公開初日に劇場にメディアの取材が入るというお祭りは、なかなかないと思います。
私自身こういった経験は初めてでした。似たようなものだとヱヴァンゲリヲン新劇場版シリーズがありますが、あれはあくまで日本が中心でした。ブームの規模や、客層の幅広さもシリーズの持つ歴史の長さも、スター・ウォーズとエヴァではスケールが違います。どちらもとても良いものではありますがね。今思ったけど、スター・ウォーズとエヴァってどっちが先に完結するんだろう。

ということで、今回の記事は「私はスター・ウォーズという祭りをとことん楽しんだゼ!」という話です。映画のレビューとは少し違った方向性で書こうかと。エピソード7のネタバレもありません。



まず、私はつい2ヶ月前まで、スター・ウォーズに全く興味のない人間でした。
「スターウォーズ?なんか順番が違うやつで、ダースベイダーが父親で、ヨーダっていう緑のおじいさんがいて、光る棒を振り回して、フォースっていう概念があって、新作が今度公開されるんでしょ?」
程度の認識でした。
それがどうして新作を初日に1人で観に行ってブログを書くまでになったのかというと、父による布教です。
そうですあの父です。私の父親です。
かつて断固として同時上映のゴジラを見ずにハム太郎だけを求める少女だった私が少し大人になった頃に初ゴジを見せ、見事に特撮の世界へ引きずり込んでくれたあの父です。
(詳しくはこちら→特撮との出会い - 総天然色日記)
元々父はリアルタイムでシリーズを順番に見ていた世代の人間で、スター・ウォーズへの思い入れがとても強い人です。
そんな父に「今度新作やるから最初から(もちろん最初とは4のこと)見てみない?」と言われたら、まぁ、この機会に見るか。ってなりますし、勿論ハマりましたよ。理由なんてなく、ただとにかく楽しいし、美しい。そう思いました。
スター・ウォーズって多分、見始めるまでは興味なかったけど、機会を与えられて見てみたら面白かった!って人はそこそこいるんじゃないでしょうか。自分はそれでした。

おそらくスター・ウォーズって、作品としての決まり事が沢山あって、それを厳守した上でどこまでも大きなスケールで物語を展開しているというのが、面白い理由のうちのひとつとしてあるのだと思います。

また、私が普段好きなものって、ゴジラだったりウルトラマンだったり、コアなファンはいるけど人気としては二番手三番手(2015年現在の話)で、シリーズそのものの存続が危うくなっているもの、最新作の知名度がとても低いものが多く、いつも自分は「楽しいけど少しさみしい」という気持ちを抱えています。
逆に、近いジャンルの中でわりと知名度のあるマーベルヒーローや仮面ライダー、熱狂的なファンの多いパシリムなんかは、まぁ嫌いじゃないけど、自分にとってはなぜか大好きになれるほどのものではなくて(これがどうしてか未だにわからない)。
もしかして自分って、流行ってるもの、大衆的なものはそれだけで受け付けなくなってしまう相当ひねくれた中二病的性格なのか?と実はかなり悩んでいました。
そんな中で、世界中に幅広い年齢層のファンのいる、歴史の長いスター・ウォーズという作品を大好きになることができて、純粋な気持ちで祭りに参加できたことが、本当に嬉しい。ありがとうスター・ウォーズ。

あと、


こんなのも作りました。
今はもう終わっちゃったみたいなんですけど、ZOZOTOWNで買い物したらスターウォーズ仕様の段ボールが届くってやつで。

1人だったし初回上映じゃなかったのでさすがに劇場には持って行きませんでしたが。
こういうの作るだけでも、なんか"祭りに加われた感"が簡単に得られるってのもすごい。

作品が多いとか順番がよくわからないとかっていう理由で、新規のファンが付きづらいところはあると思います。
私的には、つい最近までは「公開順(456123)に見ろ!!!」だったのですが、スター・ウォーズって大体どれから見ても面白いことに気付いたので、もう好きな順番で見ればいいんじゃない、いきなり7からでもいいし、サイコロ振って適当に決めても良いし...と思っているくらいです。
まぁ勿論見ないという選択肢もありますけどね。コアな層がガチすぎて怖いとか、ありますよね。私も実際最初はそうだったのですが、見ているうちに自然と自分自身がガチ勢になっていく、そういう不思議な作品なのでその辺の心配もあまりいらないのですが...。

...と、自分をここまで熱狂的にさせてくれた「スター・ウォーズ」という祭り。これで、まだまだ終わらないというのがまたすごい。
2016年12月には、スピンオフ作品「ローグ・ワン」が公開予定です。監督はなんと、あのギャレス・エドワーズ。去年は「GODZILLA」で私たちに興奮と感動を与えれくれた彼。どんどん大作に携わっていきますね。
→【衝撃】スターウォーズスピンオフ映画「ローグワン」にサムライや座頭市も登場か / 世界中から期待の声 - バズプラスニュース



そういえばリンクを追加しました。Twitterで最近仲良くさせていただいている、いかびるでくんのブログです。特撮や映画やアニメの話題が中心になる予定だそうです。
彼の文章は独特な面白さがあるので、是非飛んでみてください。

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