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定時帰りおじさんの不定期日記

趣味の話とくだらない話を永遠としていきます。

名作、天気の子見てきたよ!

2019-08-01 10:53:04 | 映画

天気の子のこと書く書くといって相変わらず先伸ばしおじさんでしたが、話しましょう!笑

新海誠監督の最新作(2019年現在)
「天気の子」

いやー、ほんとに泣けなかった(^^;
つまんなかったんじゃなくて、
スゴすぎて驚きとかが勝っちゃった笑

※以下ネタバレ注意※

あらすじとしては、
主人公である帆高君は、島での暮らしに窮屈さを感じて東京へ家出を決意
東京での暮らしは楽ではなかったものの、ライターの圭介に出会い生活を安定させ、仕事をしていくなかで風俗の勧誘を受ける陽菜と出会う
そんな陽菜と逃げた帆高は、陽菜が晴れ女だと知り、生活に困っていた陽菜と天気を晴れにする仕事を始める
ただ、天気を変えることには代償があって、世界や帆高を守るために陽菜は消えてしまう
その時、帆高は、、、

と言ったような話でした
ほんとはもっと複雑なんですけどこれからの人もいるかもなのでこの辺が限度かな?

今作の話は、
社会の正義と自分の正義
がテーマでした。

社会の正義では許されないことでも、自分の正義はそれをやるべき瞬間に少年たちがどういう決断をするのか
それを見ている大人たちは何を考えるのか

それをきれいに表現する映画でした

拳銃、風俗、ラブホ、家出、暴力、警察、法律

何て言う社会の汚い部分ときれいな部分をうまく対比し、表現されていました。
そのわざとらしい対比のキレイさと、主人公たちの葛藤のグチャグチャとの対比も大きな視点だとあってすごく美しかった。

また、ストーリーのなかで登場人物が抱えている課題の原因とか、そういうところが簿かしてあるところ

帆高が家出をしている理由
陽菜の父親の存在
圭介が娘と離れて暮らす理由

ここのところをわざと見せないのは、こちらを引き込むに当たってすごく上手かったし、人と人との距離感の表現にもリアルさがあったし、ストーリーをとらえる幅を無理ない範囲で広げられました。

そしてなにより、
主人公もヒロインもその周りの人も
すっっごく人間臭かった!

窮屈な正しい世界になんか居たくないけどそうしないと生きていけないとブレーキをかける大人 圭介

大事な人を守るために嘘をついたり強がる陽菜

社会では間違ってるのはわかっていても、自分の大事なものを守るために自分のエゴを貫き通す 帆高

全員が全員、スッゴク汚くて惨めで危うくて、それを分かっていても、それでも自分の一番守りたいものを守るためにすべてを捨てるエゴを貫き通す人たちの人間模様は、会社とかルールとかそういうのが窮屈なわたしにはすごく刺さりました。

君の名は。とは正反対の作品だと思います。

賛否両論だと思います。
ネットを見てもそんな感じですね(^^;
私も同級生のH氏とは意見が割れました。

H氏は、
2人のために世界を壊すのは認められない。
気持ちは理解できても、やはり多くの人をないがしろにするのは違う
とのこと

そこをないがしろにできるほどの気持ちと勇気が今の人たちにたりないって思っちゃうので、折り合いがつかなかったですね笑

ただ、どちらも間違ってはないと思います
あとは、自分達でどう落とし込むかですね
みなさんも見たら考えてみて欲しいです

グラフィックや音楽のことに関しては
君の名は。の記事でかいたことが引き続きされていて、凄かったですね、、 
音楽については、前作の疾走感はなくして、どこか暗さのある曲が多かった印象
です
グランドエスケープの開けたサビが浮いちゃうほどに笑
でもそれがあの映画にはピッタリなんですよね
やはりよく考えられている。

そんな作品でした。
まだ自分の中ではグチャグチャでもしかしたら再編集するかもですけど、とりあえずこんなとこで

絶対みて!!

晴れた天気で少し悲しくなりながら

君の名は。を1年越しに見たときのはなし!

2019-07-25 15:39:26 | 映画




先日っても大分前だけど一年越しにテレビで「君の名は。」をテレビで見たんですよ
まるはひねくれものなので、

人気なものは見ない!

って上映してたころは避けてた作品なんです笑

そんで、一年越しに見てみての感想なんですけど、

まずアニメーションについては、

絵が綺麗だなぁと。

作品には現実世界にある風景がたくさんあって、その雰囲気とか見た目とかほんとにそっくり描かれてるんですよ。

アニメであることを妥協していないっていうか。

ただ、もっとすごいのはストーリーに出てくるファンタジーに利用される舞台とか背景とかは、すごく抽象的でありながら、現実の風景に劣らないクオリティを感じさせていること。

それに主人公たちはアニメタッチで描かれているのにそのリアルさにミスマッチしすぎないところ。

スッゴク難しいと思うんですよ、、。
それを成し遂げた監督の熱意とスタッフの努力は並々ならぬものだなぁと感動しました。
ほんとスゲェよ、、

あと、音楽
RADWIMPSが手掛けていて映画にあったものを作ったと話題のものでした

いや、美しかった!
野田さんのストーリーとかの捉え方、置き換え方、映画との親和性の取り方全部が神がかってた、、

あそこまで作られてしまったら他のアーティスト、アニメ作品に出しにくそう笑
ただ流すだけじゃ納得してもらえないだろうし、、(^^;

※ここからはネタバレ注意!※

ストーリーについては、
お互いの生活が窮屈に感じている瀧くんと三葉ちゃんが、からだの入れ替わりの中でお互いの生活をやりくりしながらコミュニケーションを繰り返し、引かれあっていくもの。
ただ、ある日突然入れ替わりはなくなって瀧くんが思いでを便りに三葉の村にいくと、村は3年前になくなっていて、、
その歴史を変えるべく瀧くんが立ち上がるって話です。

私個人の感想としては、
まず、田舎と都会の対比と三葉と瀧の対比がマッチしていたり、カメラの構図とか登場人物のいる意味とかがすっごく分かりやすくそのシーンで訴えたいものが描かれているのは、凄かった、、、笑
あと、後日談の書き方がすっごく美しかったですね!

ただ、ストーリーについては、前評判もあった上でうーんって思うところもありましたね

こんな恋がしたい
感動的なストーリー

なんて聞いてました

見たまるから言わせてもらうと、
確かに感動した!
でも、

瀧くんたちや三葉ちゃんたちの行いが、
綺麗で生臭くなくて
共感しにくい!

好きな女が死ぬかもしれないんだぞ?
会いたくてたまらなかったんじゃないのかよ
そう思っちゃいました、、笑

まるはエゴに生きてますからねぇ(^^;
でも、窮地に立った人はそうなると思うよ
新海さんどうなんですか?
ってね笑

ただね!
今年公開の「天気の子」
これをみて、まるびっくりだよ!
あの綺麗さは

新海さんがわざとやってたんだ

って気づいた!!

前作わざとやったけど、あんまり反響なかったよね?
それで、そこんとこどう思う?
俺はこう思うんだけど
って聞かれた感じ、、、

次回、天気の子のことも書こうと思います。