そよ風と野の花が好き

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白い花のショウジョウバカマ

2018年04月19日 | 識別が難しい花
[ シュロソウ科 ショウジョウバカマ属 ]

山道脇の斜面で 淡紅色の花に雑じって 白色のショウジョウバカマが沢山咲いていた。
色が薄い花は見かけた事はあるが ここまで白い花は初めて見る。
この花はシロバナショウジョウバカマではない。シロバナショウジョウバカマは別種。





シロバナショウジョウバカマの特徴
シロバナショウジョウバカマの葉の縁には鋸歯(ギザギザ)があり、ショウジョウバカマには無い。
花は小さ目で 葉は波がある。
白い花を咲かすショジョウバカマは沢山あるが 広島県植物誌ではシロバナショウジョウバカマの標本は三良坂の一ヶ所となっている。
白い花のショウジョウバカマの中にシロバナショウジョウバカマあると解らない。なので見つけにくいのかも知れない。
引用参考画像

ツクシショウジョウバカマ

2018年03月27日 | 識別が難しい花
[シュロソウ科 ショウジョウバカマ属]多年草

北広島の渓谷で 林床(杉)に群生していた。
ショウジョウバカマの変種で九州でしか自生しないとされていたようだ。
かつて九州は筑紫(つくし)の島と言われ それが名の由来になっている。

ショウジョウバカマよりも早く開花する事で区別ができる。

[広島植物誌から引用] 解説
下記の文献でシロバナショウジョウバカマとされたものは,花期が早く2月下旬から3月中旬;花被片は短く,
その基部はふくれない;花色は純白で,紅色を帯びない;雄しべは花被片と同長;葉は短くてやや幅が狭く,
葉縁が波状にちじれる;などの点から,ここに新しく本変種として扱う.
花期は,2月下旬から3月中旬.




花の基部がショウジョウバカマより細い事が解る。




左がショウジョウバカマ 右がツクシショウジョウバカマで
基部の僅かなふくらみの違いで見分けが出来るようだ。

[ショウジョウバカマの仲間]から画像を引用  http://waraineko.life.coocan.jp/606.html