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シェールガス会社への立ち退き要求

2013-10-20 00:23:01 | Shale Oil and Gas
原文



訳 のつもり





その日は、1752年に、ミクマク族(Mi’kmaq)と英国君主間でされた平和条約締結を記念する日であり、 大西洋岸カナダ各地でミクマク族の文化と歴史を広める日ということになっています。


ですが、その代わりに、水圧破砕から部族の土地を守ることで、エルジブックトック・ファースト・ネイション(Elsipogtog First Nation)の指導者たちとその部族メンバーは、ミクマク条約日を記念しました。

ニューブランズウィック州のファースト・ネイションは、その地区でのシェールガス調査にこれ以上耐えることはもはや不可能であり、テキサス拠点の調査会社が退去することを要求すると表明しました。


10月1日、エルジブックトックのチーフと議会は、連邦政府と州政府から、すべての占有されていない居留地の返還を要求しており、SWNリソースズ・カナダ( SWN Rercesous Canada)[=テキサス州ヒューストン拠点の南西部エネルギー会社(Southwestern Energy Co.)の子会社]に立ち退き通知を発したことを発表しました。

何十人もの抗議者が、企業の車両が行き来する主要道路を封鎖しました。

シグニグトグ区議会(Signigtog District Grand Council)が、地域グループを支持しました。区議会は、南ニューブランズウィックと北ノバスコシアに渡るミクマク族地域を代表しています。


隣接するレクストン(Rexton)のメディア会議で、エルジブックトックのチーフ、アーレン・ソック(Aaren Sock)が、”信頼は裏切られたが、英国君主から信託されてきた土地を譲ることも売ることも決してない”ということを表明しました。



『この地区に初期から住んでいた人々、先祖代々の同志、選ばれた指導者たちは、カナダや州や企業が、彼らの土地や水が破滅するほど、その管理を酷く誤って行っている、と考えている。』とソックは表明しました。

『今、完全な破滅に面し、人々は、もう、この土地にはその地帯の全住民を十分養っていける力はない、と感じている。』


生存と生き方に対するこういった脅威により、シグニグトグのミクマク族は、『破滅から、自分たちの水、土地、動物を救う』ために、環境管理を回復するしかない、とソックは表明しました。 


昨春、論争は始まりました。SWNが、エルジブックトック・ファースト・ネイションに近いケント州(Kent County)で地震検査を始めたときです。

それ以来、ミクマク族は、企業や州と闘っています。6月に12人が抗議して逮捕されました。

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企業は、まだ調査段階でしかないと発言しましたが、ファースト・ネイションと支持者たちは、シェールガスが見つかるのは時間の問題で、企業はシェールガスを獲得する水圧破砕として知られる、問題の多い技術を採用していると述べています。

水圧破砕を省略してフラッキングといいますが、これは、天然ガスを容易に抽出するためにシェールガス層を破壊するため、高圧で地下へ水や化学物質注入することを伴います。

この方法はカナダやアメリカ合衆国の他の地域でも使用されていますが、フランスなどの国では、その使用を禁止しています。

インディアンの国全域で、その使用についての論争は続いています。


エルジブックトックの指導者も、9月30日の夜12時までに、SWNがすべての探査装置を撤去することを要求する立ち退き通知を郵送しました。

しかし、この通告が本当にSWN職員に届いたかは不明です。10月2日の時点では、SWNは去っていません。

現地のミクマク族戦士会はミクマク族の土地や社会を守っているミクマク族のグループです。まだ、このメンバーたちは、その企業は退去しなければならないと発言しています。


『現在、私たちは自分たちの立場を固持し、平和的解決のために、ニューブランズウィックから探査装置を撤収することを[SWN]に要請しています。』と、エルジブックトック・ファースト・ネイションの戦士長ジョン・レビ(John Levi)が表明しました。『私たちが譲歩することはありません。』


支援は大きく育っています。ニューブランズウィックのファースト・ネイションと支援者たちは、SWNが装置を持ち込んでから、3つの抵抗用地を設けました。


『他グループからの人々、ノバスコシアやケベックやプリンスエドワードアイランドからの先住民の人々、ニューブランズウィックの他の先住民の人々がいます。』と、現地で先住民族のレビが述べました。

アカディア人(沿海州の初期のフランス人入植者の子孫)、メティス(フランス人またはイギリス人毛皮商とカナダの先住人との混血)、非先住民、環境保護団体も現れました。火曜日には、400名が来ました。多くの支援者が一枚の毛布だけで地面に寝ました。


カナダ連邦警察(RCMP)や民間治安部隊と対峙した際に、妊婦や年配者を含む何人かの抗議者が傷つけられました。エルジブックトックのロレイン・クレア(Lorraine Clair)(44歳)は、今週、対立があった際にRCMPの車両に衝突されました。クレアは、以前にもRCMPとの対立で負傷しています。


『クレアは魚工場の労働者です。それで、彼女の手首は弱くなっていたのです。彼女は、まだ、前回の怪我の治療を続けていたのです。前に彼女が逮捕されて、手首を折られた時のことです。』抗議者のウィリー・ノーラン(Willie Nolan)が述べました。


ノーランは、パトカーにひかれたクレアを目撃したことも述べました。


『威嚇行為を何度もされています。』RCMPと治安部隊についてレビが述べました。


しかし抗議行動は、いくらかの影響を与えているようです。活動家は、SWN作業者が作業を進めることを止めることに成功しています。


『装置はすべて柵で囲んであります。』当初から、この件を追い続けているニューブランズウィック・メディア・コープ(New Brunswick Media Co-op)の記者、マイルス・ホウ(Miles Howe)が述べました。ホウは、5台のSWN地震実験トラックが、まだ、その敷地内にいると、述べました。


『現在、私たちは [SWN]が来て、幹線道路で作業することを許しません。それは確かです。』レビが述べました。『[SWN]には出て行ってもらいます。戻ってくることは許しません。』


今(10月3日)まで、ニューブランズウィック地方政府は回答していません。




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