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ライコ姉さん

バード・トーキング「つーか、ゴイサギなんですけどわたし」

うがい薬

2005-10-29 | ブツブツ日記
「うがいで「風邪の発症4割減」・京大が効果証明」。日経新聞の記事を見てビックリした。何よりも、うがいと風邪の統計的データが今まで存在しなかったことに驚いた。極端な言い方をすれば、幼かった頃、「風邪ひかんように「うがい」をしなさい」と言われたあの母からの言葉は、統計的に実証されたものではなく、単なる言い伝えに過ぎなかったことになる。

記事はさらに恐ろしいことを伝えている。「殺菌作用のあるうがい薬(ヨード液)の予防効果は確認できなかった」???何?。えっ。まずいっしょ、それはぁ…。どうしても風邪をひくことができないとき、けなげにイソ○ンでうがいし続けた私がかわいそうじゃないか。

今まで常識とされてきたことが間違いであることはよくある。しかし、水のうがいで風邪が予防できて、ヨード液では予防できないのは納得がいかない。統計の母体数が不足しているのか、それとも、喉を消毒しすぎて抗体が低下したのか?このへんのところハッキリさせてほしいものだ。

ラーメン交響曲

2005-10-28 | ブツブツ日記
 昼食にラーメンチェーン店のラーメンを食べた。注文したラーメンを運んできた女性店員は、「ご注文の品はお揃いでしょうか?」とオチョボ口を作って、尻すぼみに問いかけてきた。「うん」と答えると、それまでの少し困ったような表情は一転して晴れわたり、口は横にニョッキっと広がり笑顔満面で「ありがとうございました」と大音量が返ってきた。私は、小学校のプレハブ音楽教室にタイムスリップし、「嵐の雲はやがて晴れわたり、日が差し込んでくるうぅ…」といいながら、レコード鑑賞中に指揮の真似ごとをしながら、長調に転調するタイミングで口が横にニョッキっと広がった女教師の顔を思い出した。
 私が発声した「うん」という相槌は、指揮者の腕の見せ所である転調の指示に違いない。「はい!」などという元気な相槌では、相手が引いてしまい、今回のような見事な転調はできなかったであろう。「ン…とっ、揃ったみたいやね」などと長い返事では、息を整えていた店員の勢いを削ぐことになるだろう。なとと、バカなことを考えながらラーメンをすすっていると、繰り返される「ズルズル」という音は、周りの客が奏でる「ズルズル」、「ショボ」、「ンッグ」と相まって協奏になっていることに気がついた。これこそラーメン交響曲だ。ラーメンを完食し、最後はシンバルで「バシーン」と決めたいところであったが、店の「のれん」をかきあげながらなったキメの音は、残念ながらゲップの大音量であった。