「うがいで「風邪の発症4割減」・京大が効果証明」。日経新聞の記事を見てビックリした。何よりも、うがいと風邪の統計的データが今まで存在しなかったことに驚いた。極端な言い方をすれば、幼かった頃、「風邪ひかんように「うがい」をしなさい」と言われたあの母からの言葉は、統計的に実証されたものではなく、単なる言い伝えに過ぎなかったことになる。
記事はさらに恐ろしいことを伝えている。「殺菌作用のあるうがい薬(ヨード液)の予防効果は確認できなかった」???何?。えっ。まずいっしょ、それはぁ…。どうしても風邪をひくことができないとき、けなげにイソ○ンでうがいし続けた私がかわいそうじゃないか。
今まで常識とされてきたことが間違いであることはよくある。しかし、水のうがいで風邪が予防できて、ヨード液では予防できないのは納得がいかない。統計の母体数が不足しているのか、それとも、喉を消毒しすぎて抗体が低下したのか?このへんのところハッキリさせてほしいものだ。