ワークス編集部日記

ワークスの最前線!新鮮な記事を書くために、毎日取材にでかけてます!とびっきりのネタが聞けそうです!

「伝える」ことって難しいけど・・・

2006-12-26 22:05:50 | Weblog
私たちは工事記者。
刻々と変わっていく各事業の情勢を正確に掴み、記事に起こすという作業は業務であると同時に、「事実を伝えたい」という気持ちをぶつけることでもあります。
工事の発注予定など、過年度からの継続事業に動きがあると聞けば担当課に取材するし、なければないで来年度の予定を聞き出したりもします。そうして得た内容と、これまで弊紙が一丸となって集めてきたデータや各種情報を重ね合わせたものが、週刊ワークスという週刊紙や、毎夕のメール・FAX情報における様々なコンテンツとして形になっているわけです。
決して、「楽」なことではありません。

けれども私は、「伝えたい」という気持ちって、強い原動力になるのではないかと思っています。それはブログだって一緒・・・いや、私に限って言えば、個人の感情が出やすいだけ、週刊紙の記事として書く文章よりもその気持ちが強く現われてしまうときもあります。
10年前ならいざ知らず、各種ブログ・ソーシャルネットワーキングサービス(SNS)の普及によって、その気になれば誰もが発信者になれる現在。
別段、高尚な思想や壮大な野望を掲げずとも、何気ない日常生活の一コマを綴った日記が、別の誰かにとってはちょっとした幸福になる。そんなことも世界中のどこかで日々起きているはずです。

今はブログやSNSの普及によって、その気になれば誰もが情報発信者になれる時代です。別に、高邁な思想や壮大な野望を無理して掲げる必要なんてない。何気ない日常の一コマが、見知らぬ誰かを元気づけたりすることだって珍しくはなくなりました。
確かにブログには、いわゆる「炎上」状態や個人情報の流出など、ネガティブな問題は山積しています。おそらく、完全になくなるということはないでしょう。
そんなトラブルに巻き込まれるのが怖い、わざわざ書くようなこともない・・・確かに気持ちはわかります。記者などという職に就いている私も、このブログのような、仕事から離れたフリートーク的な文章書くのは意外とネタに困ったりしてキツいときがあるから(笑)

だけど、それでも私は言いたい。
「何かを伝えることって、楽しいよ」と。

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