ワークス編集部日記

ワークスの最前線!新鮮な記事を書くために、毎日取材にでかけてます!とびっきりのネタが聞けそうです!

火の国へ

2006-08-08 11:15:08 | Weblog
 熊本に行ってきました。聞きしに勝る暑さ、応えました。

 さて、用向きは、国土交通省熊本営繕事務所への嘆願でありました。
要望をとりまとめて言うと、‘工事場所が大分県内の案件については、指名及び入札結果を大分県内で公表して欲しい’ということです。現在、結果が知りたいなら、熊本までに閲覧に来いという。これまでの取材には、その時々の所長及び担当者により、電話での取材OKだったり、不可だったり。そこで今回は久しぶりに交渉に行ってまいりました。
 所長、総務課長、係長を並べて、クンロクを30分。
 論旨は、明治時代に熊本に鎮守府があった関係から、熊本市は行政の拠点となったが、今は平成。何千億円も投下して情報基盤整備を実施しているのに、未だに情報を得るための地域格差がある。大分県内の状況を、熊本まで来て情報収集させるのは、民間活動の阻害だ。電子入札の実施に当たって、民間活動の利便さを題目に挙げているのに、結果の閲覧が速やかにHPで公開されないのは片手落ちというものだ。由に、大分河川事務所などに閲覧簿を作成して、リアルタイムに指名結果及び入札結果の閲覧可能な枠組みを整えて欲しいーである。
 御三方は、すぐに上級部署(九州地方整備局だろう)と相談のうえ、対応を諮るという返事。
 私の予想は、ダメでしょうね。大分河川事務所は、同じ国土交通省でも部署違い。faxを送付して、その管理業務だとか、管理問題が派生すれば、国民の利便性を鑑みないで、業務の繁多を避けるはず。役人っちゃそういうもんでしょ。
 新卒の学生が教員試験をパスして、先生とすぐ呼ばれる。勘違いを起こす輩が少なからず。役人も同じだろう。名刺を置きながらペコペコする営業マンに、発注者側としての根拠のない優越感を持つ。公務員は新卒を取らず、社会経験5年以上を課さなければならないと思う。
 先日も由布市建設課でこんなことを言われた。取材に行くと「別に記事を掲載してくれなくともいいんで。困らんもん。」。行政のために配信するのではない、納税者に配信するのだ。納税者のための公務員という観念がまったくない。役場の人の考えは、すなわち、首長の考え。基本的なスタンスを教育してもらいたいものだ。由布市の市政にはいろいろと問題がある。人物がそれを証明している。
 また、このような輩に我が血税を享受していただきたくない。公務員にも資格更新試験を設けて、時代に即さない人物は排除するようなシステムを構築するべきだ。
 建設行政を含む政治や市政の主役は、納税者であること、ゆめゆめ忘れるべからず。

     息子の誕生日に自転車を買うため日々貯金にいそしむ 野良犬より