NPO法人 里山バイオマスネットワーク

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サステナ12号

2009-07-30 10:02:50 | 事務局員の独り言
「サステナ」12号が出ました。
前号のテーマは教育で今ひとつ不得手な分野でしたが、今回は地球温暖化。

IPCCが地球温暖化への対策として、「防護」、「順応」、「撤退」という方針を示したそうです。
島根県に限らないことと思いますが、山間部へ行くと空き家、耕作放棄地、荒廃森林が目立ち心が痛みます。
人口増加、経済発展のもとで伸びきった戦線も、人工減少、経済の停滞等により「防護」できなくなりつつあるのが現状と思います。
我が国の山村を今後どう持って行くかという明確な方針をたてて、当面は「順応」、そして余力のある内にそれぞれ整備をしつつ「撤退」して行くことも必要かも知れません。
そしてサスティナブルな環境を次世代に引き継ぐことが今の私たち役目かも知れないと感じました。

サステナは
http://www.ir3s.u-tokyo.ac.jp/sustaina
を参照ください。
製本されたものをご希望の方はメール下さい。
但し、松江近辺で指定の場所まで取りに来られる方に限ります。


タケノコ

2009-07-06 08:41:19 | 事務局員の独り言
里山を再生するにはまずは不要木を伐採し林内に光を入れます。以前このコーナーでお話したヤマビルのいるような林内も光と風が入り乾燥してきました。
但し、別の問題があります。林内にタケノコが発生するのです。周辺に竹林(特に放置された暗い竹林)があると竹は光を求めて周りへ広がって行きます。竹は光が好物です。
竹は一年で10m以上になりますのでこれを放置しておくと、たちまち竹林になってしまいます。竹には申し訳ありませんが週末にタケノコ切りに行っています。
里山再生と竹の問題は奥が深いですよね。        m.h