11月6日(日)10:00~12:00に島根県松江市くにびきメッセ開催する里山バイオマスフォーラムについてはすでにお知らせしていますが、今日はその中でのメインイベントである講演会についてお知らせします。
講師であります神戸大学黒田教授は神戸大学大学院農学研究科資源生命科学専攻と難しそうな専門でですが、お話は島根県でも猛威をふるっている広葉樹の集団枯死(ナラ枯れ)のお話をいただきます。
2010年に我が国で開催された生物多様性条約第10回締約国会議(COP10)でにわかに注目された里山ですが、里山は私たち人間がエネルギー利用等で一定の関与を与え続けて来たことによって保全されてきた自然です。それらの関与が化石燃料等へのシフトで利用されなくなり、里山が保全されなくなってきたことが被害の拡大の一因ではないかと続きます。
そういえば近頃クマやシカなどが町に出没するのも奥山と人里との間にあった里山の荒廃が一因であるとの意見も聞いたことがあります。自然は多様で簡単には理解ができませんが、その一助となる貴重なお話が聞けると楽しみにしています。
皆様も是非聞きにおいでください。お帰りの際は毎日見てきた山が違う自然に見えるかもしれませんよ。
参加いただける方は担当の安食までメールをいただければ喜びます。ajiki-yoji@pref.shimane.lg.jp