［鳥取県日南町］印賀宝篋印塔

ＧＷにかかった初日に、所用のため日南町へ行くことになり、用件が終わった後で地元の方に案内していただいた場所がここです。
印賀宝篋（ほうきょう）印塔といいます。
国情の安定していなかった時代に、武士が前もってみずからの死後の菩提を弔うためにつくったそうです。正平十二年と刻してあり、西暦でいうと１３５７年だそうです。


そんなに高くない丘陵地ですが、地元の方が用意されたのでしょうか、訪れる方のために杖が置いてあります。心配りありがたいですね。
間もなく塔を覆っている屋根が見えてきました。




頂上から、日南町宝谷地区の眺めです。

宝篋印塔の名は、塔中に「宝篋印陀羅尼経」を収めたことからつけられたもので、五輪塔とともに中世石塔の主流として盛んに建立されたそうです。エヘン！！^^
・・・皆さんご存じでしたか。これは失礼をばいたしました^^;

この日の用事は１時間ほどで終え、妻も同伴しており、天気のよいのも相まって、山を越えて島根県の奥出雲町へ行ってみることにしました。
列車時刻表を見ると、行ってみたくなったのでした。前回のリベンジだ。
このレポートは後日に・・。
明日からは、ＧＷの撮影記をお送りします。