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中国での駐在生活を経て起業を志す商社マンのブログ

中国人の起業家

2018-01-13 21:33:34 | 日記
僕が尊敬する中国人の起業家がいる。
彼の父は元々、河北の田舎で工場を営んでおり、5,6個の会社を経営している。
彼は大学卒業後、しばらく親の会社で働いた後、父親から「何か自分の事業をしなさい」と言われ、上海に単身で来て、金属の問屋事業を始めた。何年か後、資金を蓄えた後、杭州の方に移動し、旅行業(ラフティング事業)を始め、3年経った昨年、ようやく投資資金を回収できる見込みがたったという状況。
そんな彼は、父が経営する会社の空き地がたくさんあることを問題視していて、何か新しい事業が出来ないものかと探している。今後も拡大が見込まれる自動車分野を希望しており、トヨタ社関連の仕事をしている私にも期待している様子。

私自身は、鋼板業務を行っており、
彼とは鋼板の仕入先としてお付き合いしている。
彼は日本語を話せないし、私の中国語もそこまで流暢ではないので、お互いに理解しきっている訳ではないが、何となく感覚的に私は彼が好きだし尊敬している。だから出来るなら彼と一緒に何かの事業をしてみたいと思っている。
もし仮に自分の考えが、見る目が間違えていたとしても、後悔はしない。
それくらい彼の事を信用している。

彼のやりたい事と私のやりたい事が被る分野があるなら、是非ともやってみたい。

起業に向けての模索

2018-01-13 21:16:33 | 日記
起業に向けてネットで検索したり、本を読んだりしているけど、つまるところ、try&errorなのかなと思う。
考えていても、何がうまくいくかなんてなかなかわからない。
だったら、とりあえずやってみて、失敗したら、またやってみて。。。

早速、BASEというネットショップを利用して、中国製品を載せてみたけど、売れそうな気配が全くない(笑)
載せるものが悪いのか、載せ方が悪いのか、もっと時間が必要なのか、ラインナップが悪いのか。。。

お金を稼ぐのって大変だなぁ。

中国における干支

2018-01-13 12:12:39 | 日記
中国では干支がすごく重要視されており、干支が何なのかよく聞かれます。その中でも、辰年が一番人気で、辰年にはベビーブームが起きるほどです。
ちなみに私も辰年です(笑)

竜は古代中国の神話で神獣とされているため、中国では皇帝のシンボルとなっています。そのため、竜顔=帝王の顔、竜衣=帝王の衣服、竜影=帝王の姿など帝王にまつわるものには竜がつくことが多く、最上級の意で竜を用いることもあります。
辰は龍(竜)のことで、十二支の中では唯一架空の生き物ですが、中国では龍は麒麟、鳳凰、霊亀(想像上のカメ)とならんで、四種の霊獣の一つで、四種の中で最も力がある動物とされています。また、中国の王様は龍の生まれ変わりで、龍は重要な動物としてあがめられてきました。

何が言いたかったかというと、辰年で良かったなと言うことです😂

三十にして立つ

2018-01-13 12:00:16 | 日記
ふと、孔子の言葉を思い出した。

「我、十有五にして学に志し、三十にして立つ。四十にして迷わず。五十にして天命を知る。六十にして耳従う。七十にして心の欲するままにしても矩を越えず」

↓訳
「15歳にして学問に志し、30歳にして自立する。40歳にして迷わなくなる。50歳で天命を知り、60歳にしてどんな人の話も聞けるようになる。70歳にして心の思うままに行動しても人間としての道を踏み外すことがなくなる」

自分は今年でちょうど30歳。
もしかしたら、この言葉を知った時から、自分はこうなる定めだったのかなぁと考えてしまう。
勝手な考え過ぎかもしれないけど(笑)

ということで、会社を作るのは自分の誕生日にしようと思う。1つの理由は孔子の言葉を借りているから。
もう一つの理由は、自分の誕生日と創立記念日が一緒だったら、毎年社員がその前後にお祝いしてくれそうだから。こんな甘い考えでいいのか(笑)

てんかん

2018-01-13 11:30:07 | 日記
昨年、4月1日私の妻がてんかんほっさで倒れました。私は単身で上海に駐在しており、妻とは離れて暮らしています。
元々、妻は高校生の頃から、急に手が震えてものを落としてしまうようなことがありました。バイキングに行って体がぶるっと反応し、皿を落としてしまう、そんな事が時折ありました。
私はそこまで心配していなかったのですが、妻自身は気になったので2016年から神経系の病院に通い、薬を頂いていました。ただ、その病院があまり信頼できなかった為、紹介状をもらい、家の近くの総合病院に行くことになりました。最初の診察のまさしくその日、お医者さんの目の前で大発作をおこし、意識を失い、そのまま入院しました。
これまで非常に小さな発作はあったものの、これほど大きな発作はありませんでした。

その後、様々な調査をする為、1週間入院しましたが、結論てんかんとの診断でした。
倒れたその日、昼頃に妻のご両親から連絡をもらい、急いでフライトを予約し、夜中に日本へ帰国しました。

翌朝、妻と会い、ひとまず無事でほっとしたものの、骨髄検査のせいか非常に辛そうな様子でした。

ただ、そもそも、てんかんという病気について全く知らなかった為、簡単そうな本を買って読み勉強しました。
その中で、てんかんという病気が未だに解明されていない病気であること、運転は基本的に出来ない事を知りました。
一方で、薬である程度制御でき、治療を続ければ治る人も多いことも知りました。

妻の仕事は個人相手の営業であり車が必須でしたし、また妻は運転が好きで私よりも上手でした(苦笑)
てんかんになったことで、今の仕事は続けられず、大好きな運転が出来ないことに対して、非常にショックを受けていました。

退院後、職種を転換し、内勤業務に変えてもらいましたが、なかなかストレスが多い職場のようで、人間関係にはいまだに苦労しております。

病気自体も、なかなか制御しきれておらず、退院後も何度も倒れています。
妻の場合、①お酒 ②寝不足 ③疲れが起因するようで、お酒を飲んで夜遅くに家に帰ると、その途中もしくは翌朝に倒れてしまいます。

夜更かしするな!お酒は飲むな!ともっと強く私も言うべきなのかもしれませんが、単身で日本に残し、仕事でストレスを溜めており、運転という楽しみもなくなった妻に禁止ばかりする事は出来ません。。。
本当は妻が自分自身で自己管理してもらいたい気持もあるのですが、悪気がないのは間違いないので、どうしても情が働いてしまいます。

てんかんという病気になってしまった真因は私ではありませんが、でも、単身で日本に残し、2年間も寂しい思いをさせてしまった自分にもその一因はあるのではないかと日々思います。だからこそ、私が何か彼女の役に立つさちたいと思っています。私は3月末に日本に帰国し、退職します。これからきちんと私自身もてんかんという病気と向き合い、色んな人の話を聞いて、勉強し、理解を深め、妻にとってどういう薬や治療がいいのかを考えたいと思います。
妻からすると、私の今後の仕事の方が気になるようですが(笑)

それにしても、今日の上海は寒い。