2011年1月29日(土)北海道クリスチャンセンターにおいて、第5回雪の日の集いが開催されました。当日は、前回と同数の40名以上の方にご参加いただきました。
過去4回は、スタッフなど当事者がはじめに話題提供として話をしていましたが、今回は当事者に関わる方々をお招きし、お話をいただきました。FTM当事者の母親、FTM当事者の所属する教会の牧師様、MTF当事者の元同僚の3名の方々です。どの方も、途中の葛藤や困難などを経て理解を深めていく家庭を短い時間の中でお話し下さいました。
後半の話し合いでは参加者から、学生の当事者のお子さんを持つ保護者からの相談や、職場での対応が難しい当事者の例が紹介されるなど、いくつかの問題提起がなされました。
参加して下さった皆さま、ありがとうございました。
以下に参加者からの感想を掲載します。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(公開承諾分のみすべて掲載、ただし、実名で書かれた部分について文意をかえず、修正した部分があります。空行ごとに1名、)
勉強になりました。又今回のような事でよんでくださればありがたいと思います。
今回初めて「雪の日の集い」に参加させて頂きました。いつも自分は当事者中心の考え方になりがちですが、今回は当事者の親や、同僚を中心とした話が聞けて、とても参考になりました。
関係者の方々の当事者に対する様々な配慮を知ることができてよかったが、より考えなければいけないのは簡単に受け入れられない関係者との関係ではないかと思います。この点、牧師の、当事者の母親が受け入れられないでいるとの話がいろいろと考えさせられた。また、最近GIDであることをふりかざして要求する当事者が職場で問題となっているとの問題提起が、上記と表裏の問題と感じ、大切な点と思いました。
活発に発言があり、一般の人達の意識の変化を感じることができたのはとても良かった。当事者からすると身近にサポートしている人の側から話を聞ける機会は貴重でした。励まされました。
色々な障がいを持った方々の就職の支援を行っています。GIDを理解するのは非常に難しいです。性的指向と切り離せない、立ち入れない問題を含んでいます。ただ、人間としての〝尊厳〟を互いに尊重することを支援の基本としています。カミングアウトしたMTFが、ふつうに就職できる社会が早く来るように、自分に何ができるのだろうかと考えながら、参加しておりました。
人の生き方は「性別ではなく人柄」まさにその通りですね。既成概念にとらわれない多種多様な生き方が許容される世の中づくりが急がれると思います。そのためには、戸籍問題、医療、福祉、教育、雇用・・・、解決すべき課題は多いですが、一歩一歩前進できることを願ってやみません。
今までこのような講演会に参加するのは初めてだったので多くのことを勉強させていただきました。今回参加させていただいた理由は「興味があったから」です。おもしろ半分という意味では捉えないでいただきたいのですが、「知らない」というのは理解することができないことにつながると感じましたので、参加させていただきました。まだまだ全てを理解することはできていないので、また参加させていただきたいです。
今日はありがとうございました。これから私の大切な人の心が少しでもいやされるよう、その方法をみつけていきたいと思います。今日は、そのためのヒントを得ることができました。本当にどうもありがとうございました。
家族内であるいは成人後、職場では、色々な考え方、やり方等で解決できる場合もあるけど、最大のネックであり、通過しなければならない問題は、小学校~中学校~高校~大学(最大16年間)での校内生活であろう。しかし避けて通れない。数年間(最大16年間)特に高校までの12年間は・・・・。同じ悩み、痛みを共有できないので何も言いがたいのが事実です。おそらくは想像を絶するような色々なことが・・・。大人になりきっていない連中(同級生;言い方は悪いですが)に理解を求めてもムリ。元々いじめや嫌がらせがある中で、この障害をマトモに受け入れてくれるわけがない。学校生活を飛び越えて一気に就職できれば・・・なんて思っている人が多いのでは?
個別の話を聞くことが今すぐ何の意義を持つのか分からないけど、知ることで考える材料が増えるかもしれないと思いました。
できればイスの会場がよかった。
いろんな立場、認める認めないに関わらずこの学習会に参加している人は「無視できる」くらいの自然な関係がきずける社会にしたいのだと思っています。世の中、好きな人ばかりの中で生きていけません。マイノリティの人や弱者の人に対しても、えんりょせず、意義を申し出たりしていいとわかり、安心しました。
今回の講演は、当事者の方や周囲の方の話を聞けてよかったです。私の後輩が、今日は初めて来てくれました。当事者を支える周囲が理解してないといけないと思います。本人の性自認や性指向は本人の問題というお話があり、正しくその通りで、それを受け入れるのは当たり前で、皆がそれをわかる社会になればと願っています。
この集まりに出て、いろいろな立場の方々がおられる事が分かりました。世界が広がったように思います。特に、身内に課題を持っておられる方々の気持ちがいたいほど理解できるように思いました。一口に言うことができませんが、スタッフの方々がこの課題のために労されていることに頭がさがりました。たいした事はできませんが、与えられた立場で最善をつくしたいと思います。
過去4回は、スタッフなど当事者がはじめに話題提供として話をしていましたが、今回は当事者に関わる方々をお招きし、お話をいただきました。FTM当事者の母親、FTM当事者の所属する教会の牧師様、MTF当事者の元同僚の3名の方々です。どの方も、途中の葛藤や困難などを経て理解を深めていく家庭を短い時間の中でお話し下さいました。
後半の話し合いでは参加者から、学生の当事者のお子さんを持つ保護者からの相談や、職場での対応が難しい当事者の例が紹介されるなど、いくつかの問題提起がなされました。
参加して下さった皆さま、ありがとうございました。
以下に参加者からの感想を掲載します。
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(公開承諾分のみすべて掲載、ただし、実名で書かれた部分について文意をかえず、修正した部分があります。空行ごとに1名、)
勉強になりました。又今回のような事でよんでくださればありがたいと思います。
今回初めて「雪の日の集い」に参加させて頂きました。いつも自分は当事者中心の考え方になりがちですが、今回は当事者の親や、同僚を中心とした話が聞けて、とても参考になりました。
関係者の方々の当事者に対する様々な配慮を知ることができてよかったが、より考えなければいけないのは簡単に受け入れられない関係者との関係ではないかと思います。この点、牧師の、当事者の母親が受け入れられないでいるとの話がいろいろと考えさせられた。また、最近GIDであることをふりかざして要求する当事者が職場で問題となっているとの問題提起が、上記と表裏の問題と感じ、大切な点と思いました。
活発に発言があり、一般の人達の意識の変化を感じることができたのはとても良かった。当事者からすると身近にサポートしている人の側から話を聞ける機会は貴重でした。励まされました。
色々な障がいを持った方々の就職の支援を行っています。GIDを理解するのは非常に難しいです。性的指向と切り離せない、立ち入れない問題を含んでいます。ただ、人間としての〝尊厳〟を互いに尊重することを支援の基本としています。カミングアウトしたMTFが、ふつうに就職できる社会が早く来るように、自分に何ができるのだろうかと考えながら、参加しておりました。
人の生き方は「性別ではなく人柄」まさにその通りですね。既成概念にとらわれない多種多様な生き方が許容される世の中づくりが急がれると思います。そのためには、戸籍問題、医療、福祉、教育、雇用・・・、解決すべき課題は多いですが、一歩一歩前進できることを願ってやみません。
今までこのような講演会に参加するのは初めてだったので多くのことを勉強させていただきました。今回参加させていただいた理由は「興味があったから」です。おもしろ半分という意味では捉えないでいただきたいのですが、「知らない」というのは理解することができないことにつながると感じましたので、参加させていただきました。まだまだ全てを理解することはできていないので、また参加させていただきたいです。
今日はありがとうございました。これから私の大切な人の心が少しでもいやされるよう、その方法をみつけていきたいと思います。今日は、そのためのヒントを得ることができました。本当にどうもありがとうございました。
家族内であるいは成人後、職場では、色々な考え方、やり方等で解決できる場合もあるけど、最大のネックであり、通過しなければならない問題は、小学校~中学校~高校~大学(最大16年間)での校内生活であろう。しかし避けて通れない。数年間(最大16年間)特に高校までの12年間は・・・・。同じ悩み、痛みを共有できないので何も言いがたいのが事実です。おそらくは想像を絶するような色々なことが・・・。大人になりきっていない連中(同級生;言い方は悪いですが)に理解を求めてもムリ。元々いじめや嫌がらせがある中で、この障害をマトモに受け入れてくれるわけがない。学校生活を飛び越えて一気に就職できれば・・・なんて思っている人が多いのでは?
個別の話を聞くことが今すぐ何の意義を持つのか分からないけど、知ることで考える材料が増えるかもしれないと思いました。
できればイスの会場がよかった。
いろんな立場、認める認めないに関わらずこの学習会に参加している人は「無視できる」くらいの自然な関係がきずける社会にしたいのだと思っています。世の中、好きな人ばかりの中で生きていけません。マイノリティの人や弱者の人に対しても、えんりょせず、意義を申し出たりしていいとわかり、安心しました。
今回の講演は、当事者の方や周囲の方の話を聞けてよかったです。私の後輩が、今日は初めて来てくれました。当事者を支える周囲が理解してないといけないと思います。本人の性自認や性指向は本人の問題というお話があり、正しくその通りで、それを受け入れるのは当たり前で、皆がそれをわかる社会になればと願っています。
この集まりに出て、いろいろな立場の方々がおられる事が分かりました。世界が広がったように思います。特に、身内に課題を持っておられる方々の気持ちがいたいほど理解できるように思いました。一口に言うことができませんが、スタッフの方々がこの課題のために労されていることに頭がさがりました。たいした事はできませんが、与えられた立場で最善をつくしたいと思います。