WITH US(私たちとともに)性同一性障害実行委員会

札幌を中心に性同一性障害についての講演会、学習会等を開催しています。

WITH US(私たちとともに)性同一性障害第5回講演会が開催されました

2010-10-11 19:59:09 | 日記
 さる9月18日(土)、WITH US(私たちとともに)第5回講演会が、札幌医科大学において開催されました。講師である北海道文教大学教授池田官司さんからは、長年診察にたずさわってきての所感を語って頂き、またstn21副代表土肥いつきさんからは、性の多様性についてご自身の体験、経験を通して詳しく語って頂きました。
 当日は、70名を超える方(土肥さんによると約128名)にご参加頂きました。
 ご参加くださった方々、宣伝、準備等でお手伝いくださった方々、ありがとうございました。以下に当日の参加者の感想を掲載致します。



・・・・・・(空行ごとに1名、掲載承諾分のみ。書いた方が特定されるおそれのある内容について、一部カットしています)・・・・

まだまだ土肥さんの話は聞いていたかったです。今日は80人程の来場らしく、もっともっと大勢の人が集まれる会になればいいと思いました。
自然に生きられますように。

言葉に出会うことは自分にとっても革命的でした。いつきさんの話を聞いて思いました。概念を知ることは、自己の開放につながる、GIDの人が増えているのは、そういうことなのかなと思いました。
法律による線引きは難しいですね。日本の政治家は、もっと考えるべきことがあると思いました。
すごくタメになる講演でした。GIDだけでなく、ムラの話なども聞けてよかったです。

大変貴重なお話、ありがとうございました。ぼくは、思春期ちょうど身体の第二次性徴がはじまるころから、自分のセクシャリティというテーマに大変興味をもっていました。(SCORAに所属しているのもその理由がひとつです。)ぼくのセクシャリティは、いつきさんのそれとよく似ています。今後、医学部を卒業したのちも、セクシャリティというテーマから離れることなく進んでいくのかなと思います。

池田先生のお話は、精神科医療が新しい局面を迎えていることがわかり興味深かった。オートノミーが精神科においてこれからの現代的課題になり、GIDクリニックがその端緒になればよい。
いつきさんのお話は、ところどころ脱線したが、ご自身のことをつつみかくさずお話しいただき心にひびくものであった。

大変興味深いお話しでした。まだまだ学習も不十分ですが、一人一人がありのままに生きていっていいんだよ!というメッセージはすべての人に共通ですね。だれも排除されることのない世の中をつくりたいですね。

池田先生の内容は聞きに行けなくてごめんなさい。それから、土肥先生の内容は、病気や障害などの話を聞いて、心臓、肝臓などは中間くらいは話が聞けて参考になりました。また機会がありましたら参加をしますので、よろしくお願い致します。

池田先生の講演のあと、当事者から発言があったので、聞くことができてよかったと思いました。土肥さんのお話しはおおしろかったです。

とても楽しい話を聞けて、来て良かったと思いました。いつきさんワールドにひきこまれて時間のたつのがあっという間でした。人間性がとても好きです。ありがとうございました。

池田先生の貴重なお話しを聞く機会をいただきありがとうございました。札医大以外での精神科治療とホルモン療法ができる病院の開拓や、研修が必要だと思います。自分の所属する団体で協力できればと思います。
土肥いつきさんのお話し、あきない話で楽しかったです。明日まだお話を聞けるのを楽しみにしています。

一人一人が個人として生きるという意味、また社会の悪みたいなものについて自分も教員としていきたい。

とても楽しい時間でした。そして私の(中が)心が少し軽くなった気がします。私の子供が当事者です。池田先生には、お世話になりましてありがとうございました。

池田先生は相変わらず温厚で寛容な様子で、年に一度でもお顔を拝見するだけでとても安心します。
土肥先生は同年代ですので、ネタはほとんど分かりました。明日の講演も行きたいのですが、レインボーマーチの方に行きます。次回、札幌での講演があるときには、続きのお話を伺いたいです。

池田先生のお話は大変良かったです。いつきさんのお話は時間切れで残念です。

興味深い話を聞くことができました。新たなことを知ることができてよかったです。ありがとうございました。

ぼくの先輩に、学校の先生で落語家の知り合いがいるけど、いつきさんはさんまさんよりおもしろいですね。新左翼やアナーキストの活動家はかたくるしい方が多くて話をおもしろくするのをいじでも暗くしちゃうみたいですよ。性同一性障害の集会だったのかなーって思ってしまいました。レインボーマーチも楽しんで参加したいなーって思います。
季刊セクシュアリティに、もっとどんどん書いてくださいよ。京都はアイヌ民族関係や京都大学アイヌ民族を考える会の生徒さん達ががんばってますよ。これからも差別には反対していきますよー。

「好きな方の性」「第3極」「結論を出さず人として」、当事者がどの生き方もできる者会づくりが急がれます。そのために、戸籍、マスコミ、医療、行政、福祉、雇用など克服すべき課題が多いと思います。市政、道政、国政、各球団会での政治の力を借りる必要があるのではないでしょうか?

土肥さんの話がとてもよかったです。TVや御著書等で存じておりましたがこんな近くで生のお話が伺えて感激です。私も土肥さんと同じ1960年代生まれ(おそらく土肥さんの2年下)、ちょぼちょぼの高校で数学を教えています。でも、土肥さんと違って、行動しなかった、「変態」という重しをのせつづけた、人に語れなかった、一人で悩むだけだったため、現状を変えることができなかったことを後悔しています。これからもこのような学習会で勉強させていただきます。どうぞよろしくお願いします。

いつきさんのお話は今までの意識とらわれてなくておもしろかったです。

池田先生のお話は何度も聞かせて頂いていますが、北海道のGID医療の確立の流れを詳しく知ることができました。当事者として、池田先生の「自分自身が何をどうしたいのか」が大切という言葉が心に響きました。今後、どうしていくかしっかり考えていきたいと思います。
土肥いつきさんのお話は、とても面白く分かりやすい内容で、今日講演会に来て本当に良かったです。元気をもらえました。

大学の講義やIFMSAの展示などを通して学んでいた事柄について、当事者目線、関わる人の目線でのお話を聴くことができてすごくよかったです。医療にたずさわる者として、学んでいきたいことの一つになりました。今日はありがとうございました。

いつきさんの「自分の中に原因があった」という言葉の意味が気になった。全体的にとても勉強になりました。心が暖かくなりました。ありがとうございました。愛のある医師になろうと思いました。

自分にも心の中にしまっている箱があります。全部出してしまえばものすごく楽になれるのかもしれないですね。自分の心が軽くなっていけるように、共感し合える仲間ができていけばよいと思いました。

カテゴリーに分けるのではなく、連続性ということに共感しました。

土肥さんのお話がとてもよかったです。3月にも聞きましたが、何度聞いてもいいです。単に知識を得るために聞いているのではなく、土肥さんが〝話す〟人そのものへの共感が得られるというのが今日分かりました。土肥さん、お元気でいてください。またお話が聞きたいです。

土肥さんのお話はおもしろいです。性同一性障害の話だけでなく教員としての経験、生徒との出会い等、幅広く性の話をこえて、沢山話を聞きたいと思いました。

池田先生からもう少し専門的で具体的なお話を聞きたかったです。
土肥さんのお話はとても面白かったです。共感できる部分がたくさんありました。自分がほぼ同年代なので、もっと話を聞きたかったです。ありがとうございました。

池田先生の講演は、医療現場の具体的な部分、もう少しききたかったですね。
土肥さんはホント楽しかったです。学校勤務なので、私もリアルに楽しめました。いい先生だなあ!後半部分また聞きたいです。呼んでください。

主人がGID、日曜しか仕事の休みをとれないので、たまに日曜に学習会を開いてくれると助かる。夫婦で来れるので。よろしくお願いします。
当事者(主人)と娘と3人で家庭生活をぎりぎりの精神状態でなんとかやっているので正直笑いはいらなかった。

いつきさんの自分史を通して、自分自身が「自分らしく」生きる道筋を示されました。これからも学んでいきたいと思います。

今回初めて参加しました。私自身性別違和感があり色々なお話を聞きたくて足を運びました。自分は一人なんだと思っていましたが、同じく悩みを持った当事者・ご家族の方がいると分かったら元気が出ました。