every word is just a cliche

聴いた音とか観た映画についての雑文です。
全部決まりきった常套句。

ageHaのセキュリティってムカつくよね

2009-11-19 | 雑記
さっきのエントリーに因んでageHaについて一言。

Studio Coastの贅沢な音響設備と広い環境をつかったageHaのことは基本的には好きだ。
クラブシーンが大きくなるにはここみたいなところがないといけないと思う。

しかし、ここのセキュリティは大っ嫌いだ!

アイツらは勝手に人の財布を覗く。
比喩ではなくてホントに覗く。

毎回不愉快な気持ちにさせられる。
おまけに文句を言うと「チェックしますよっていったじゃないですか」
と仰る。

911以降厳しくなったアメリカの税関でさえも人の財布は覗かない。
ゲートで金属反応があっても、別にゲートを潜らせるだけで覗きはしない。
よしんば覗く必要があっても、持ち主に開けさせるだろう。

何故、そんなことをするのかと尋ねた。
「薬物チェックのため」と彼は言う。


先日、Body & SoulがageHaで催された時に高相祐一被告が現れたらしいというウワサが流れた。
あくまでもウワサなので、真偽は判らない。

確実に言える事は、そういうウワサが流布されているということだ。


客、しかも楽しもうと思ってエントランス料金を払ったばかりの人間の財布を覗くという下衆な真似までして薬物の持ち込みに神経質になるのは、百歩譲って理解できなくもない。

もし、ageHa内で麻薬取締り法現行犯逮捕などがあった場合その打撃は甚大だろうから。
実際にそういうことがなくても麻薬の温床であるかのような印象の流布があったならば、それだけでも被害は甚大だろう。

であるならば、今回のようなウワサが立つことだけでダメージがあるはずだ。


念のため、"ageHa"と"高相"でググッて見る。
……例のウワサ話しか引っかからない。

ageHaの公式ページを見てみる。
特に何も書いていない。


上記のような理由で、もしウワサならば正式に否定すると思うのだが違うのだろうか?
それともそれとも覚醒剤所持の現行犯で逮捕され、起訴されて、保護観察処分中である人間が入れるように、あの無礼なセキュリティ・チェックはザルなのだろうか?

オレはセキュリティが厳しいからムカつくんじゃない。

クボケンさんが何度か書いているように、昔のクラブはドアマンが「あんたダサいから入っちゃダメ!」というようなことをしていた。

TシャツだからダメとかジーンズはダメとかアルマーニだったらO.K.とか、そういう明確なルールではなく、そのお店の格式にあったと思われる人だけが入れた…らしい。

そういう"ディスコ"へのアンチとして生まれたのが今のクラブシーンだけれども、オレはageHaのようなビッグ・パーティだったら、そこに戻っても別にいいカナと思っている。

「君はダサいから」と言われたらムカつくだろうけれど、入れたのなら優越感を味わえるだろう。

そこへの反発がアンダーグランドへの力にもなるだろうし、「ダサい人が来ない場所」というイメージはヒップでスノッブな人たちを呼ぶので(まぁ、本質的にはそういう人たちこそダサいという気もしますが)、お金も廻るだろう。

閑話休題。
ageHaはそうでない。
厳格な意思の元、財布チェックのような無礼なことをセキュリティにさせているのではないのだ。

それが今回の高相のウワサで証明された。

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