every word is just a cliche

聴いた音とか観た映画についての雑文です。
全部決まりきった常套句。

サラリーマンだってラップしたい! 世知辛い世の中をサヴァイブする方法

2015-06-08 | HIP HOP
去年に引き続き6月6日(ムロの日!)に催された妄想MUROナイト。

出演者のひとりであるShowgunnさん曰く「クラブ・イベントではなくファン・イベント、ファン・ミーティングです」とのことで、言ってしまえばその通りの内容ではあったのですが、これが素晴らしかったのです!



年が明けてMixcloudにMIXを発表したり、マイクを握ってラップをしたりと途端に精力的なShowgunnさんですが「いよいよ会社を辞めてアーティスト活動(ならびにKING OF TWITTER)として喰っていこう」という......意気込みではなく、ただ単に楽しいから、楽しみたいからやっているだけなんだと思います。本人に確かめたわけではないですけれど。



で、これがいいな、これが(これも)ヒップホップだなと思うんですよ。
堅苦しい言い方をすれば、持たざるものが苦境に満ちた世を生き抜いていくための知恵。ひらたく言えば毎日を楽しむための知恵。
それこそがヒップホップだなぁと。

ストリートのリアルを歌うだけがヒップホップではないんで。というか、これもまたリアルなんですよね。


与えられたもので遊ぶだけ(=カラオケ的態度)ではなく、自分たちの楽しめる状況は自分たちで作る。

なーんて、大仰に語るのも違う気がしますが。楽しかったデフ!

ここまで書いて気が付きましたが、何よりこれを体現したのが嫁入りランドですね。

奇しくも自分が初めて観た嫁入りランドのライヴでDJを務めていたのが他ならぬShowunnさんであります。



僭越ながらオイラもリミックスこさえたから聞いてくれよな!

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