every word is just a cliche

聴いた音とか観た映画についての雑文です。
全部決まりきった常套句。

お笑い/サブカル的なヒップホップ

2013-04-11 | HIP HOP
1st以前のDJ Krushについて軽くご紹介したところで、Pagerが「お笑い」と評した"サブカル"的な流れをサクッと。

お笑い/サブカル的なヒップホップ……とは書きましたが、聴いていただければお分かりいただけるように音楽的にはどれもマジです。
カーティス・ブロウ(Kurtis Blow)「The Breaks」の邦題が「おしゃべりカーティス」であることに端的に現れているように、ヒップホップ(というよりラップ)は当初ノベルティ的なモノとして受容されてたわけです(おそらく米国でも「The Message」以前はそんな感じだったのではないか? N.Y.の一部地域を除いて)。




業界こんなもんだラップ
いとうせいこう(RAP),ヤン富田(Pro.)



KRUSH GROUP - SEX
from teevee program '11PM' 1988 (sorry, not with visual)
KRUSH GROUP; A.K.I, モトヒコA, ゾロアスターX



スチャダラパーのテーマpt.1
スチャダラパー10周年ライブ「1990-2000 SDP」での伝説の「太陽に吼えろ」使いを再演。



脱線3「DAS THE MIC」



脱線3なんかは吉本興業に籍を置くまでになってしまうわけですが、新しい文化であるヒップホップをまだ知らぬ人に興味をもってもらうフックとしてのお笑いというのがあったわけです。サビにR&Bシンガーをフィーチャーするとかラッパーがフックで歌うとかの方法論が"なかった"時代ですからね。


で、こっから先は逆にお笑い側からラップを取り入れた例を。

「スネークマンショー」-「咲坂と桃内のごきげんいかが1・2・3」


SO.YA.NA


ゲイシャ・ガールズ - Kick & Loud .


「So.Ya.Na.」はイーストエンド「Da.Yo.Ne」の返歌というかREMIXというか。
ゲイシャガールズはトラックがテイ・トーワなので、ガチでカッコいい!



おまけ。あがっている動画は画質・音質アレなのしかなかったけど、ヒップホップが一般にちゃんと知れ渡ったことで成り立っているコントを。

ラブレターズ 西岡中学校卒業式



ライムとはどういうものか、フロウとはなどラップというモノに対する最低限の知識が知れ渡っているという前庭があるから、これが成り立つんですね。

ダイノジ大地 一緒に行こう



コメントを投稿