姶良市の帖佐小学校近くに、膝突き栗毛のお墓があります。
膝突き栗毛とは、竜白号という馬の愛称。
戦国武将ファンの間ではとっても有名なお馬さんですね。たぶん!
伊集院駅の前に建つ島津義弘公が乗っている馬。それが膝突き栗毛、もとい、竜白号なのです。
島津義弘公については、今さら私などが説明するまでもないお方。
そもそも、私が膝突き栗毛に興味をもったのかといいますと、、、長くなるのでまた日を改めます(^_^;)
姶良市の帖佐小学校まで行けば、「膝突き栗毛のお墓」という案内板が出ていますので、その通りに進んでいきます。
たどり着いたのがここ。
「馬の墓」という田園風景にぴったりのかわいい看板。
積み重なった石。
馬の墓のところにはのぼりが建っているのですぐに場所が分かります。
ちょっとあぜ道を歩きましょう。
あそこです。
ふと足元を見ると謎の動物の足跡が。ヒヅメの形からしてイノシシかな。
丸に十の字と島津義弘公の軍馬という文字ののぼり旗。
説明文にはこうあります。
戦国時代、島津義弘公の愛馬として二十数回も出陣した膝跪騂のお墓です。元亀三年(1572年)、日向の伊東氏と戦った木崎原の戦いでは、義弘のために膝をつき、敵方の武将に勝ったので、その後「ひざつきくりげ」と呼ばれました。騂(栗毛)とは栗の実の皮のような赤茶色の毛並みの馬のことです。
墓の背後には、義弘の家臣として栗毛の世話をした橋口対馬の墓があります。
平成二十三年一月 姶良市教育委員会 建立
こちらが橋口夫妻のお墓です。
橋口対馬さんのことも調べたくなりました。
お世話をした方のお墓が造られるくらいなので、義弘がどんなにこの馬を可愛がっていたのかが分かります。
命の恩人、ですもんね。
これはどこで手に入るのだろう。
どこかの神社かしら。