《落日菴執事の記》 会津八一の学芸の世界へ

和歌・書・東洋美術史研究と多方面に活躍した学藝人・ 会津八一(1881-1956)に関する情報等を発信。

秋艸49号

2020年04月12日 | 日記
先頃届いた秋艸49号を読んでいる。

「秋艸」(しゅうそう)は、新潟市會津八一記念館の「友の会」のような位置付けである「秋艸会」が年2回発行している会報。



主な所収文のタイトルと筆者名を挙げる。

歌会始召人で船出促す歌を詠書 岡村鉄琴(新潟大学教授)

哀悼 上村会長労苦の16年 鈴木清一(秋艸会副会長)

長い間お世話になりました 神林恒道館長退任あいさつ

来臨両陛下に八一の逸品を紹介

昭和天皇越路巡幸を奉迎の歌(裏表紙解説)

第64回秋艸道人忌の報告

八一の魅力は東西文明詠歌に ソプラノ歌手柳本幸子

栴檀は双葉より芳し 小島正芳(全国良寛会副会長)

「會津八一の歌を映す」写真コンテスト受賞者発表

會津八一遺作の歌ゆかりの地 新見靖子(秋艸会香川支部)

「八一祭」のトークショーで 俳優松村雄基

上越市高田を訪問して 小林健作

法隆寺西門にて 白鳥十三

東京法融寺で會津八一を偲ぶ会 石田肇(群馬大学名誉教授)

今号で、上村光司氏の逝去を知った。2年前の秋艸道人忌で一度お目にかかっただけであるが、90歳を超える高齢にもかかわらず、小雨そぼ降る八一の墓前に直立不動で合掌されていたお姿を忘れることはできない。心よりご冥福をお祈りしたい。

お読みになりたい方は、ファックスか郵便で秋艸会に問い合わせを。
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新潟市會津八一記念館内秋艸会事務局
FAX.025(282)7614