個人的な企画ではありましたがチームの皆さんのご協力を頂きましたので、報告させていただきます。
伊勢外宮~内宮間マラニック(通称深伊勢マラニック。以降は通称表記とします)とは、そのまま行けば5Kmほどの距離を伊勢市深部を巡っての50Kmの行程で行うもので、床木峠(床ノ木峠が正式名かもしれません)を越えて南伊勢へ。そして剣峠で内宮へと帰ってくる、通算標高差690mの厳しいコースが設定されています。
ただ、サニーロードに出るまでと切原地内を除くと木陰に恵まれ、夏場の走り込みには魅力的です。
ウイニングランでは、2005~2007年と3回開催。2008年はショートコースの竜ケ峠越えでの別バージョンで開催しました。
というわけで4年ぶりのフルコースをと参加者を募りました。
またこのコースを真夏にサポート無しで行うのは不安がありましたので、サポート募集を呼びかけました。
するとmikanさんと花子さんが協力を申し出ていただき万全の体制が整いました。
参加者は三滝の強力ランナーUさん、大仏山練習会でおなじみのスピードランナーFさんと、チームからゆうさん、みやびさん、鱸さん、グッチさんと私の7名。
ほとんど私より数段上の実力者ばかりです。
なお当初はスタート&ゴールを伊勢市駅としていましたが、酷暑ゆえ、内宮からの残り5Kmを割愛し、これまでどおりのコースとしました。
いつもの場所でスタート前の写真に納まります。
いったん市役所に立ち寄り、外宮前からスタート。
「いきなり5分半のペース」と書かれた方がありましたがそんなことはありません。
6分を少し上回るペースで、約5.5Km先の1CPへ33分で到着します。
すでに日差しがきつく、汗が噴き出します。
2CPまでの、5.1Kmの間も木陰がありません。
2CPに到着。
これからしばらくサニーロードを走ります。
ところどころ上りがありますが、木陰に恵まれて一部でペースアップ。
信号を矢持方面に左折し横輪の集落に入り、3CPの惠の里風輪に到着しました。
バトル?
十分に給水&エイドを摂りスタート。
これから横輪川に沿って遡ります。
木陰も多く快適な区間です。
峠までに4CPを設定し給水。
さらに進みます。
床木の集落を右折すると峠に入ります。
写真のように路面にたくさんの枝木が落ちています。
先月の台風の影響でしょうが、交通量がほとんどないのでまだこの状態です。
南伊勢町に入るところで5CP。
峠の上りが終了するようなところですが、まだ1Km続きます。
先日の奥伊勢マラニックの前半部分で走った古和峠の8割程度の規模でしょうか。
峠を越え4Kmぐらい下った辺りで6CP。
特製のゼリーを頂きます。
またもやバトルでした?
さらに下ると切原の民家が現れ、やがて農道への分岐に出ます。
トイレの必要が無いことを確認して農道へ分岐。
この区間が一番暑かったですね。
アップダウンが続くうえ木陰がまったくありません。
サポート車が右に入った路地に木陰を見つけて7CPです。
さすがに堪えました。
けれどもまだこれから剣峠への上りが待っています。
気合を入れスタート。
農道が終了し県道に出て左へ曲がり、いよいよ剣峠です。
ここからUさんは強かったですね。スイスイと上っていきました。
喘ぐように上って8CP。峠の途中です。
5Kmない峠が果てしなく遠く感じました。
ようやく峠にたどり着きホッとします。
十分にレストを取ります。
なお今回の画像はすべて花子さんの撮影です。
さて剣峠の下りへスタートします。
下り切って残り10Km地点で10CP。
ここからフリーで行くことにします。
途中2回の給水を設定予定でしたが、先頭は速すぎて間に合わないほどヒートアップ。
私は湧き水を頭に被って身体を冷やし、ゆっくりと進みます。
そして内宮手前の足神様前でゴール。
私は手前の沢で水浴びをしてゴール。
みっともない姿ですみません。
この暑さの中では、サポート無しではとても完走は厳しかったと思います。
mikanさん花子さん、ありがとうございました。
参加の皆さん、お疲れ様でした。
終了後は2台の車に分乗し外宮まで戻り、旭湯で汗を流した後麦酒蔵でオフ会でした。
楽しい時間を過ごすことができました。
皆さんに感謝です。
やや辛口マラニックとして根付いた観があります奥伊勢マラニックも第4回を迎えました。
ウイランの恒例行事として今後とも継続していけたらと思っています。
8月初旬のマラニックは暑さとの戦いでもありますが、これは比較的木陰の多いコースでもあり、どちらかというと3つの峠の合計標高差、1000mをどう攻略するかがポイントでした。
今年は、確かに峠での我慢のしどころはもちろんでしたが、酷暑、しかも風があまり吹かない状況では、まさに消耗戦でした。
それでも参加者のレベルが高く、基準タイムより15分も短縮することができました。
昨年より私が基準的なペースで案内をしていますが、ほとんど最後尾に近いところの位置取りとなっていましたので、そのレベルが想像できると思います。
スタート&ゴールは阿曽温泉です。
コースは前半の終了地点が変更になり900m伸び、後半は500m少なくなっています。
全員集まったところで簡単な説明を行います。
そしてお決まりの集合写真。
予定通り、8:20にスタートしました。
第1ステージは5.0Km。
国道沿い、あるいはその旧道を行くコースで、平坦ですが木陰が無く、例年暑く感じる区間です。
大内山川は、やや水量が多く薄濁りぎみですが、多くの友釣り師が川に入っていました。
国道から県道に左折。
最初のCPですが、給水だけかと思っていたら、いきなり出てきます。
第2ステージはいよいよ最初の登り、古和峠までの6.0Kmです。
民家の点在する2Kmを過ぎると峠となり、4Kmは登りが続きます。
それほど急な勾配ではありません。
皆さん余裕の表情。予定より早く到着です。
第3ステージはほぼ海の近くまでひたすら下ります。
8.8Kmありますが、途中でのCPは設けていません。
この古和峠はほとんど車の通行はありません。
そのため先日の台風の影響か、多少荒れていましたが走行には問題はありませんでした。
ただところどころ落石があったりと、サポート車の運転は緊張を強いられたことと思います。
下りきって平坦になり、しばらくでふるさと公園第3CPです。
少し長めにレストを取ります。
第4ステージは国道260号線沿いの6.5Kmです。
3つのトンネルを越えます。
トンネル内は涼しいのですが、それ以外ではあまり木陰がありません。
例年は海風が吹いて思ったほど暑く感じないのですが、今年は無風に近く、特に暑く感じました。
昨年までは、ふれあいセンターなんとうを前半のゴールとしてきましたが、これまでの3回、全て閉まっていてトイレに苦労しました。
そこで、この先にトイレがあるというので下見を行なった結果、900mほど先に神社があり、その手前にトイレがあるのを確認。ここを前半のゴールとしました。
ソーメン、おにぎり、パン、果物でおなかを満たします。
レストも十分に取ります。
さていよいよ後半戦。
難関の藤坂峠へと向います。
8.6Kmあるので途中で給水ャCントを設けます。
コースは始めの1.6Kmは平坦ですが、残りの7Kmで500mほどの標高を詰めます。
ほぼ木陰なのですが無風のためにかなりの暑さを感じました。



給水後、あと3.6Km登ると頂上です。

いつもは涼しいぐらいの切通しですが、この日は暑かった。

少し長めのレストを取り、第6ステージに入ります。
5.3Kmは全て下りです。
途中ではバカ曲がりとか九十九折とか言われている急なカーブが待ち受けます。
第6CPから見上げる藤坂峠方面。

さてここから正念場。
第7ステージは阿曽峠までの登りです。
4.4Kmですが、これまでかなりの消耗で、脚にはきびしい区間です。
歩きが入った方もいたのでは。
それでも頂上のエイド地点では笑顔です。



これで登りは終了です。
第8ステージは、阿曽湧き水までの4.0Km。
どんどん標高を下げ、沢が小川となって、せせらぎの音に少しは涼を感じられるか、あるいはそんな余裕はないのか。
ただもう峠が終了したという安堵感は大きいですね。
阿曽湧き水に到着です。

冷たい湧き水をかぶったり、顔を洗ったりして最後の区間に備えます。
ラストステージは4.1Km。
川沿いに下る快適なコースです。

阿曽温泉でのゴールが待ちます。
スパートを鰍ッた方は14分ぐらいで到着したとか。
ゴール写真が間に合いませんでした。

次々とゴールに飛び込んできます。






サメ[トのどらみさん、いくさん、ありがとうございました。
奈良の鉄人、朱雀王さんを囲んで。

参加の皆さん、お疲れ様でした。