
朝から風の強く肌寒い日でした。桜の花びらを根こそぎ吹き飛ばす程。
試合前4時間前からドーム前で並んでいる身としては,とにかく予定より早く門を開けてくれと願いつつ,
ひたすら待ち,試合前から随分体力を消耗したものです。
それだけ早く来なければいけないというのは,ライトスタンド下段がすぐに満席になるだけコアなオリックスファンが気合が入っている証拠でもあります。
(外野下段席の席数が少ないことも大いにありますが)


そんなオリックス本拠地開幕カード,1勝1敗で迎えた最終戦。
開幕ダッシュに成功した西武の勢いを阻止し,初の対戦カード勝ち越しを決められるか。

その鍵を握ったのは打線。


1回裏に糸井が西武先発の十亀から,2-1のバッティングカウントを狙った打球は,これぞラインドライブの弾道。
そのままセンターバックスクリーンへ突き刺さる先制のホームラン(オ1-0西)。


さらに,4回裏にはデホを1塁ランナーにおいて,T-岡田の打球はピッチャーゴロになるも
十亀がセカンドへ悪送球となり,無死1・2塁のチャンスへ拡大。
直前にはディクソンもセカンドへ悪送球する場面もありましたが,なんとか銀次郎を併殺に取って自らピンチを脱しました。
昨日から,セカンド悪送球が試合を左右するプレーになってるところもありますが,それに動じず,
下位打線となる後続をどう抑えるかがポイントだったような気がします。
それを思うと,オリックスの後藤・バル・安達と続く下位打線でも嵌れば怖いという意味で機能してますね。




ここから後藤一ゴ進塁打,バル右安,安達遊安,伊藤死球押出し,坂口中適三,川端中適安,糸井右適ニと
右に左に打球が飛び交い,ことごとくランナーが返ってくるビッグイニングに。
ボコボコにされた十亀は意識を失うほどの完全ノックアウト(オ8-0西)。
代わりに,だいぶん肩を温めてきた坂元弥太郎は,糸井・デホでも打てませんでしたが。



対する西武打線にオリックス先発ディクソンは,長身から繰り出す絶妙なテンポで
内野ゴロの山を築くピッチング。



すると,この大量リードの展開にも関わらず,失点してたまるかという思いを体現したのは後藤。
センター前へ落ちるかという浅いフライに安達と共に追うも,最後は前進からダイビングキャッチ。
安達も飛び込んできたところを受身で交わしながらという大技を見せ付けやがりました。

勝敗に大きく影響するところではありませんが,7回まで111球を投げ込んでいたディクソンにとって助けられたところ。
8回もこれで乗っていけたような気がします。



さらに,7回裏。T-岡田と後藤が両者ともにフェンス直撃の2塁打をブチかまして駄目押しの2点を追加。
勝敗ごとには容赦しないという姿勢を見せ付けました(オ10-0西)


ディクソンは8回まで3安打無失点の好投。
9回に後を継いだ中山は,立ち上がり不安定な制球と失投を狙い打たれ,
更にはオーティズにはユニフォームをかすめる死球を与えて無死満塁のピンチを招くも,
ヘルマンの強烈な打球はセカンド後藤の正面を突き,一塁オーティズも刺して奇跡的に2アウトに。
最後,浅村を打ち取って試合終了。




ヒーローインタビューはディクソン。打線と守備陣に感謝していて謙虚なナイスガイでした。
長身から繰り出す丁寧で球に強気な荒れ球を見せるところは,かつて2006~2007年で活躍したトム・デイビーを思い起こさせます。



Bs 10 - 0 Lions
好調西武を相手に,今季初めてカード勝ち越しをしたのはオリックスでした。
すなわち,今は首位西武よりオリックスは強い!
そんな瞬間的な話をしても仕方ないんですが,昨日の悔しい敗退から今日快勝できたことで,
また次に挑む気持ちも変わってくると思います。
なかなか勢いに乗ってるわけでも,接戦を凌いだわけでもなく,荒っぽいチームではありますが,
まだ2軍にも塚原や前田祐二,山田修義,高橋信二,平野恵一など期待されている選手がいます。
これから更にシーズンを通して成長を見込んでいたいと思ってます。
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お時間とお気持ちに余裕がありましたら・・。
試合前4時間前からドーム前で並んでいる身としては,とにかく予定より早く門を開けてくれと願いつつ,
ひたすら待ち,試合前から随分体力を消耗したものです。
それだけ早く来なければいけないというのは,ライトスタンド下段がすぐに満席になるだけコアなオリックスファンが気合が入っている証拠でもあります。
(外野下段席の席数が少ないことも大いにありますが)




そんなオリックス本拠地開幕カード,1勝1敗で迎えた最終戦。
開幕ダッシュに成功した西武の勢いを阻止し,初の対戦カード勝ち越しを決められるか。

その鍵を握ったのは打線。



1回裏に糸井が西武先発の十亀から,2-1のバッティングカウントを狙った打球は,これぞラインドライブの弾道。
そのままセンターバックスクリーンへ突き刺さる先制のホームラン(オ1-0西)。


さらに,4回裏にはデホを1塁ランナーにおいて,T-岡田の打球はピッチャーゴロになるも
十亀がセカンドへ悪送球となり,無死1・2塁のチャンスへ拡大。
直前にはディクソンもセカンドへ悪送球する場面もありましたが,なんとか銀次郎を併殺に取って自らピンチを脱しました。
昨日から,セカンド悪送球が試合を左右するプレーになってるところもありますが,それに動じず,
下位打線となる後続をどう抑えるかがポイントだったような気がします。
それを思うと,オリックスの後藤・バル・安達と続く下位打線でも嵌れば怖いという意味で機能してますね。







ここから後藤一ゴ進塁打,バル右安,安達遊安,伊藤死球押出し,坂口中適三,川端中適安,糸井右適ニと
右に左に打球が飛び交い,ことごとくランナーが返ってくるビッグイニングに。
ボコボコにされた十亀は意識を失うほどの完全ノックアウト(オ8-0西)。
代わりに,だいぶん肩を温めてきた坂元弥太郎は,糸井・デホでも打てませんでしたが。




対する西武打線にオリックス先発ディクソンは,長身から繰り出す絶妙なテンポで
内野ゴロの山を築くピッチング。



すると,この大量リードの展開にも関わらず,失点してたまるかという思いを体現したのは後藤。
センター前へ落ちるかという浅いフライに安達と共に追うも,最後は前進からダイビングキャッチ。
安達も飛び込んできたところを受身で交わしながらという大技を見せ付けやがりました。

勝敗に大きく影響するところではありませんが,7回まで111球を投げ込んでいたディクソンにとって助けられたところ。
8回もこれで乗っていけたような気がします。




さらに,7回裏。T-岡田と後藤が両者ともにフェンス直撃の2塁打をブチかまして駄目押しの2点を追加。
勝敗ごとには容赦しないという姿勢を見せ付けました(オ10-0西)




ディクソンは8回まで3安打無失点の好投。
9回に後を継いだ中山は,立ち上がり不安定な制球と失投を狙い打たれ,
更にはオーティズにはユニフォームをかすめる死球を与えて無死満塁のピンチを招くも,
ヘルマンの強烈な打球はセカンド後藤の正面を突き,一塁オーティズも刺して奇跡的に2アウトに。
最後,浅村を打ち取って試合終了。






ヒーローインタビューはディクソン。打線と守備陣に感謝していて謙虚なナイスガイでした。
長身から繰り出す丁寧で球に強気な荒れ球を見せるところは,かつて2006~2007年で活躍したトム・デイビーを思い起こさせます。




Bs 10 - 0 Lions
好調西武を相手に,今季初めてカード勝ち越しをしたのはオリックスでした。
すなわち,今は首位西武よりオリックスは強い!
そんな瞬間的な話をしても仕方ないんですが,昨日の悔しい敗退から今日快勝できたことで,
また次に挑む気持ちも変わってくると思います。
なかなか勢いに乗ってるわけでも,接戦を凌いだわけでもなく,荒っぽいチームではありますが,
まだ2軍にも塚原や前田祐二,山田修義,高橋信二,平野恵一など期待されている選手がいます。
これから更にシーズンを通して成長を見込んでいたいと思ってます。

お時間とお気持ちに余裕がありましたら・・。
例年を思うと、すごくいいペースですよね!貯金を作って、5割+αに乗せて欲しいです。
ディクソンは立ち上がりを乗りきると中盤を無難にこなし気がつけば勝ちパターン?といった感じでしょうか。先週もそうでしたし。
あと、Tに当たりが出てきたのが◎ですね!
ファームにも見てみたい選手がいますし、いい緊張感で戦っていけそうです☆