
1月半ぶりのほっともっとフィールド神戸。すっかり真夏のナイターの季節になっていました。
とにかく日が暮れるまで蒸し暑かったですね。










その蒸し暑さのコンディションに負けたか,オリックス先発マエストリは制球を乱し,
ライトスタンドのイタリア語「フォルツェ!フォルツェ!マエストリ!」の声援もむなしく
稲葉にホームランを許してからは,明らかなボール球で四球連発,牽制球も暴投,ボーク,そしてワイルドピッチといいとこなし。
まだ坂口や山本和作の守備や相手の拙攻に助けられたところもあり,よく3失点で済んだというところでした。
その不調でも失点さえ最小にできたのは,後々大きかったのかもしれませんけどね。


結局,マエストリはどれだけ引っ張っても3回途中までが限界の状態となり,2番手の近藤にスイッチ。
近藤も球自体は良く,陽や中田から三振を奪えたわけですが,2イニング目の2アウトランナーなしから
不運な形とはいえランナーを貯めた後,暴投連発で1失点してしまったのはもったいなかったですね。


4回表まで4点ビハインド,しかもハム先発武田勝に対してオリ打線は全くタイミング合わず,
守備の長い時間に対して攻撃はあっという間に終わってしまう悪循環だったんですが・・


これまで糸井・デホ・バルといった自慢の打線がなかなか機能してなかったものですが,
今日は打者1巡してからは,糸井の出塁をきっかけに,デホの打席でエンドランが成功,信二は倒れるも
バルが左中間を破る2塁打で同点。さらにT-岡田のレフト前ヒットでバルが本塁強攻突入に成功して3点を返す展開に。
大野捕手は,ここで長い時間治療にかかってましたが,その後もヒットを打つなど元気だったので何より。

ということで,8時前になってようやく5回が終わり,花火の時間。



オリの継投は3~4回を近藤,5回を前田祐二,6回を比嘉,7~8回を岸田のリレー。
ここまでくりゃ,後は延長になっても佐藤&平野を2イニングずつ,って魂胆でしょうか。
ランナーはそこそこ出しましたが,5回以降0に抑えきったのは大きかったですね。
結局3点の猛追で雰囲気が変わり,少ない球数で省エネピッチングをしていた武田勝が
タイミングの合っていたデホを前に交代を告げられ,2番手矢貫に代わったところで,この一発。



これで4-4の同点に。
糸井の盗塁失敗の直後だっただけに,糸井が生きていればこの時点で逆転だったわけでもったいないとも思えましたが,
逆にオリ側が意気消沈した中で,雰囲気を変える見事な一発を放ったデホが素晴らしいといえるでしょう。



その後,ハム首脳陣の方がスクイズを仕掛ければ,うまく外してピンチを脱したり,
序盤のマエストリ自滅は何だったんだと思うほど,試合展開は変わり,8回裏の攻撃へ。


ハムは3番手の増井から先頭の安達がヒットで出塁,糸井も連打で続き,
キーパーソンとなっているデホの打席へ。

今日はデホに回した時点で勝負がついていたような,そんな展開でした。
綺麗に右方向へ流し打って安達が生還,勝ち越しタイムリー(オ5-4日)
さらに信二には犠打を仕掛けるも失敗,ただし増井は揺さぶられて球数を費やし,結局信二は内野安打で出塁。
バルが犠牲フライで追加点を奪取。(オ6-4日)
ただ,増井もかなり荒れていたので,もっと点は取って欲しかったと思っているところです。
守備でいいところを見せた山本和作が攻撃面では全くタイミングが合っていなかったのが気になりました。
そろそろ光尊や恵一をなんとか・・
ただ和作や安達は,守備面でバルやデホに代走が送られた後の守備位置変更に対応できるように
複数ポジションを兼務するようなトレーニングを課されている強化指定選手になっていますね。
9回表,ストッパー平野が登板するも,先頭アブレイユにヒットを許し,続く中田を迎え入れるわけですが,
ここで一発出れば,また試合は振り出しに戻ってしまう・・
というわけで油断は大敵。やっぱセーフティーリードなどないと思って3点,4点とリードしたかったものです。

しかし,中田を見事に三振に討ち取り,稲葉をゲッツーに仕留めてゲームセット。







ヒーローは文句なしの李大浩。
Bs 6 - 4 Fighters
今年ハムに対してやけに強いのは,昨年までハムのヘッドコーチをしていた福良淳一が現在オリのヘッドにいるのも多少影響あるんだろうか。
とりあえず今のところ現一軍メンバーで勝負できるという手ごたえを感じつつあるところですが,
チーム編成はフェルナンデス+ミルズの獲得,吉野-甲藤のトレードなど活発に動いていますね。
7月末まで,さらなる動きがあるのかもしれません。
吉野に対しては,とにかく練習量が多く,朝も早く警備員が来る前からシャッターを自分で空けて
トレーニングを積んでいたというエピソードもあります。
(オリックスガイドブックでの選手間投票のコーナーでは練習へのストイックな姿勢が書かれています)
吉野自身の力で勝った試合は少ないかもしれませんが,チーム内の競争や故障しない身体作り,練習の姿勢などで
チームメイトが参考になったところもあったと思います。
私が印象に残っているのは,2010年にウエスタン登板記録を作ったこと。8連投で10イニング投げるなど,凄まじい連投回数でした。
ソフトバンクが強敵になりますが,あの調子のまま福岡でお会いできることを楽しみにしています。
ともかく,神戸では夏のナイターの雰囲気も楽しめる季節になりましたね。
あとは花火だけ見にきた招待客を試合最後まで残ってもらえるように,試合内容を磨いてもらえれば申し分ないです。
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お時間とお気持ちに余裕がありましたら・・。
とにかく日が暮れるまで蒸し暑かったですね。
















その蒸し暑さのコンディションに負けたか,オリックス先発マエストリは制球を乱し,
ライトスタンドのイタリア語「フォルツェ!フォルツェ!マエストリ!」の声援もむなしく
稲葉にホームランを許してからは,明らかなボール球で四球連発,牽制球も暴投,ボーク,そしてワイルドピッチといいとこなし。
まだ坂口や山本和作の守備や相手の拙攻に助けられたところもあり,よく3失点で済んだというところでした。
その不調でも失点さえ最小にできたのは,後々大きかったのかもしれませんけどね。


結局,マエストリはどれだけ引っ張っても3回途中までが限界の状態となり,2番手の近藤にスイッチ。
近藤も球自体は良く,陽や中田から三振を奪えたわけですが,2イニング目の2アウトランナーなしから
不運な形とはいえランナーを貯めた後,暴投連発で1失点してしまったのはもったいなかったですね。



4回表まで4点ビハインド,しかもハム先発武田勝に対してオリ打線は全くタイミング合わず,
守備の長い時間に対して攻撃はあっという間に終わってしまう悪循環だったんですが・・




これまで糸井・デホ・バルといった自慢の打線がなかなか機能してなかったものですが,
今日は打者1巡してからは,糸井の出塁をきっかけに,デホの打席でエンドランが成功,信二は倒れるも
バルが左中間を破る2塁打で同点。さらにT-岡田のレフト前ヒットでバルが本塁強攻突入に成功して3点を返す展開に。
大野捕手は,ここで長い時間治療にかかってましたが,その後もヒットを打つなど元気だったので何より。

ということで,8時前になってようやく5回が終わり,花火の時間。




オリの継投は3~4回を近藤,5回を前田祐二,6回を比嘉,7~8回を岸田のリレー。
ここまでくりゃ,後は延長になっても佐藤&平野を2イニングずつ,って魂胆でしょうか。
ランナーはそこそこ出しましたが,5回以降0に抑えきったのは大きかったですね。
結局3点の猛追で雰囲気が変わり,少ない球数で省エネピッチングをしていた武田勝が
タイミングの合っていたデホを前に交代を告げられ,2番手矢貫に代わったところで,この一発。






これで4-4の同点に。
糸井の盗塁失敗の直後だっただけに,糸井が生きていればこの時点で逆転だったわけでもったいないとも思えましたが,
逆にオリ側が意気消沈した中で,雰囲気を変える見事な一発を放ったデホが素晴らしいといえるでしょう。




その後,ハム首脳陣の方がスクイズを仕掛ければ,うまく外してピンチを脱したり,
序盤のマエストリ自滅は何だったんだと思うほど,試合展開は変わり,8回裏の攻撃へ。




ハムは3番手の増井から先頭の安達がヒットで出塁,糸井も連打で続き,
キーパーソンとなっているデホの打席へ。


今日はデホに回した時点で勝負がついていたような,そんな展開でした。
綺麗に右方向へ流し打って安達が生還,勝ち越しタイムリー(オ5-4日)
さらに信二には犠打を仕掛けるも失敗,ただし増井は揺さぶられて球数を費やし,結局信二は内野安打で出塁。
バルが犠牲フライで追加点を奪取。(オ6-4日)
ただ,増井もかなり荒れていたので,もっと点は取って欲しかったと思っているところです。
守備でいいところを見せた山本和作が攻撃面では全くタイミングが合っていなかったのが気になりました。
そろそろ光尊や恵一をなんとか・・
ただ和作や安達は,守備面でバルやデホに代走が送られた後の守備位置変更に対応できるように
複数ポジションを兼務するようなトレーニングを課されている強化指定選手になっていますね。
9回表,ストッパー平野が登板するも,先頭アブレイユにヒットを許し,続く中田を迎え入れるわけですが,
ここで一発出れば,また試合は振り出しに戻ってしまう・・
というわけで油断は大敵。やっぱセーフティーリードなどないと思って3点,4点とリードしたかったものです。

しかし,中田を見事に三振に討ち取り,稲葉をゲッツーに仕留めてゲームセット。









ヒーローは文句なしの李大浩。
Bs 6 - 4 Fighters
今年ハムに対してやけに強いのは,昨年までハムのヘッドコーチをしていた福良淳一が現在オリのヘッドにいるのも多少影響あるんだろうか。
とりあえず今のところ現一軍メンバーで勝負できるという手ごたえを感じつつあるところですが,
チーム編成はフェルナンデス+ミルズの獲得,吉野-甲藤のトレードなど活発に動いていますね。
7月末まで,さらなる動きがあるのかもしれません。
吉野に対しては,とにかく練習量が多く,朝も早く警備員が来る前からシャッターを自分で空けて
トレーニングを積んでいたというエピソードもあります。
(オリックスガイドブックでの選手間投票のコーナーでは練習へのストイックな姿勢が書かれています)
吉野自身の力で勝った試合は少ないかもしれませんが,チーム内の競争や故障しない身体作り,練習の姿勢などで
チームメイトが参考になったところもあったと思います。
私が印象に残っているのは,2010年にウエスタン登板記録を作ったこと。8連投で10イニング投げるなど,凄まじい連投回数でした。
ソフトバンクが強敵になりますが,あの調子のまま福岡でお会いできることを楽しみにしています。
ともかく,神戸では夏のナイターの雰囲気も楽しめる季節になりましたね。
あとは花火だけ見にきた招待客を試合最後まで残ってもらえるように,試合内容を磨いてもらえれば申し分ないです。

お時間とお気持ちに余裕がありましたら・・。
勝ったり負けたりが続きますが、連敗しなくなったことは前進でしょうか。
今週末、行きたかったのですが仕事や家の事情により断念することにしました。神戸・・・10年ぶりに訪れることが出来ません(涙)web越しに精一杯、応援します。
かわりに、9月の土日京セラ(7-8)を観戦する予定です。よろしくおねがいします。