風に乗れ -Winddriven Current-

ワイヤーフォックステリアのナイトさんとORIXを応援する日々
“Challenge Together @KOBE”

without YOU It's hard to SURVIVE

2011-07-06 | Bs現場レポ2011 
オリックス-東北楽天8回戦。


@京セラドーム,18:00プレイボール。

昨日ある程度仕事に見切りが付けられたので、
珍しく平日にプレイボール時点からライトスタンドにおりました。

4試合連続のアレをちょっと期待しながら。



オリックス先発は中山。そしてマスクを被るのは斉藤。
昨日は初回、2死から安打、盗塁を経て先制され、ずっと追いかけっぱなしの展開でした。

またデジャブ??と思わせるように今日も初回、2死無走者から聖澤にヒットを許し・・




そして盗塁を仕掛けるも、斉藤の肩に及ばず。
これが昨日と違うところ。初回を乗り切れば、結構スイスイ行ける・・・と思ったのが甘かったですね。




初回からグッチが出塁するも赤田はバント失敗の上、見逃し三振。
ゴッツァンやイースンヨーが2イニング続けて併殺をかます展開。

あ。ちなみに今日も私の前でヘスオは活躍してくれませんでした。
今日もあのシェルドンを髣髴させるバットとボールの隙間10cmほどの豪快な空振りを見せてくれました。
そういえばシェルドンだって、1ヶ月ほどムチャクチャ打った時期ってありましたよね。それで2年目の契約を勝ち取ったような。


ちなみに、球審白井は、今日も元気でした。
ストライク1球ごとに、あの「キェェェ!」という甲高い声が、
ライトスタンドセンター寄りにいる私の耳に突き刺さるんですけど。







ところが、2イニング連続の併殺で意気消沈ムードも、
2死3塁からバルちゃんがショートの頭を超えるタイムリーで先制。(オ1-0楽)



その直後のイニングも中山は踏ん張り、結構波に乗れるかな?と思ったんですが・・



4回表、カズオさんにホームランを打たれて同点。(オ1-1楽)





カズオさんのホームランの後、ルイーズさんに長打を浴びピンチを招くも、
岩村をショートライナーに仕留めて逆転は許さず。






しっかし昨日からこのカード、ずいぶん観客少ないですねぇ。
すっごい声が響くんですよねぇ。

シーズン前は岡田vs星野の監督対決で関西が盛り上がるという報道もありましたけど、
それにあやかってあまり大きなイベントや優待特典をしなくても動員できると踏んだのでしょうか。
楽天が成績低迷してることで、楽天ファンの足が鈍ってるんでしょうか。










すると直後の4回裏、先頭のビックリ箱イースンヨーがジャストミート。
下段席に飛び込む第5号ソロホームランで再び勝ち越し。(オ2-1楽)

これで2回の併殺を帳消ししただけでなく、このままいけばヒーロー?




中山は今日はちょっとコントロールがばらつき、特にカーブの精度がやや低くて制球に苦しむところもありましたが、
それでもストレートの切れが良いようで楽天打線からコンスタントに三振を取って力で切り抜けました。

ただオリ打線もヒメネスを打てそうで打ち崩せず、
ストライクゾーンの狭い白井が球審をやっていながらわりとスムーズに試合が進んでいくわけで。
失点も本塁打だけですし。
オリックス-楽天の試合というと、いつも長いイメージなのに、5回裏終了時点で、まだ7時半。


なんにせよ、オリ打線は芯を捉えた打球も野手の正面を突いたりして併殺と凡打の山。
対して、楽天打線は中山のストレートにタイミングが合わず、三振の山。

内容からすると、オリが上回っていてもおかしくない感じでもあるんですよね。
それだけ楽天打線も低調ということなんでしょうが。あのジャーマンタケシがいないことも一因なの?




それが6回表、2アウト2塁でバッタールイーズ、1・2塁間を抜けようという打球を後藤が回りこんでなんとかキャッチ。
ただ、アウトを狙って捕球体勢からアクロバティックに1塁送球も、体勢を崩しすぎて悪送球に。
この間に2塁ランナーが生還。再び同点に。(オ2-2楽)

今日のゴッツァンは、併殺に痛恨のエラーといいとこなし。
敗因分析をされると、必ず名前が挙がってそう。


一応マウンドの輪の中に遅れて入る主将。
イースンヨーに「気にすんなよ」と言われんばかりに、ケツをグラブでポンポンと叩かれてました。

同点となって、さらに2アウト2塁と一打逆転のピンチ。
そして、次の打者の高須さんに再び1・2塁間を抜けるライト前ヒット。

遂に逆転か~・・と目を覆いそうになりましたが・・




2塁走者のルイーズが捕手・斉藤へ激突するも、斉藤が決死のブロック。



斉藤も初回の盗塁阻止に、この体を張った本塁死守と、いい守りをしましたね。
赤田も、初回のバント失敗の汚名をここで返上しました。



さぁ。あとは汚名返上する人が活躍すれば、チームは波に乗るはず・・・?

あのエラーも、守備範囲が狭くて1・2塁間を抜けていれば、送球エラーがなくても結局2塁ランナーは生還していましたし、
その後、2つほど守備範囲が広く見えない好プレーが連発されていましたが、今日の試合ではエラーの印象が強すぎて、汚名返上まで至らず。


2-2の同点のまま、8回裏に。



先頭グッチがセンター前ヒットで出塁。



しかし続く赤田は本当にバントが下手でして・・
(昨日はバントでなく強行策で正解でした)
西武時代からバントしてるのを見たことがないですが。



スリーバントも、本当に赤田自身ボールがどこに行ったかわからないようなバットの当たり方で
偶然フェアゾーンにボールが転がってくれたため、なんとか役割を果たしましたね。
(でも今後は、ちょっと確実なバントを任せられないような・・)

これで1死2塁のチャンス。ここで打席に立つのは最近先頭打者なら打つイメージが定着してきたゴッツァン。
この貴重なチャンスで思うようにバットが回るかと、喉を鳴らしながら見守るわけですよ。
でも併殺は無いぞ。思いきり・・・


打った!


グッチ生還。


ゴッツァンの土壇場での勝ち越しタイムリー。(オ3-2楽)







土壇場の8回裏に遂に勝ち越し。
しかも、ことごとくこの試合の中で、併殺・エラー・犠打失敗をしてきた人たちが、自らの力で奪い返した3得点。
ほんと、失った2点に対して、必要最小限の3点しか取れなかったけれど、
失った分を取り返すこと、そして失った以上の得点を取り返すことで、ひとつのチームの個々の選手が役割と思い責任を果たしていくのです。

まさに、『Without you It's hatd to survive』=『あなたたちがいなくて、生き残るのは難しい』





こうして、最後のピースといえる守護神に後を託したわけです。



その初球。



甘く入ったストレートをルイーズが見逃さずにセンターオーバーの同点ホームラン。(オ3-3楽)

見事に、この試合、チームが積み上げたものに歪が。
いや、まだ今のチームの力なら、9回裏に託すことができるんですよ。4試合連続の・・。

でも、8回125球の力投をした中山の勝利投手の権利を消してしまい、
9回裏にサヨナラ勝ちで岸田に勝利が付いたとしても、納得できないような安易な失点でしたけど。

そこは持ちつ持たれつ・・・それに託せるように、ここで踏ん張ることが必要でしたが・・



なんか球審白井も急にストライクゾーンを狭めるようなところもありましたけど・・
(やはり白井は手強い・・。ファームを含めて白井が球審をして勝った試合を滅多に見ていないもので)




ちょっとストレートの精度が悪く、さらに投球テンポが単調になりすぎましたね。
2アウトまで漕ぎ着けるも、四球と安打でランナーを貯めてしまい・・・

特にガルシアの打席、同じ外角ストレートが続いた配球よりも、投球のリズムに問題があったような気がします。
2アウトでバッター勝負の場面ですが、外角ストレートを続けるとしても、プレートを外すなりして間合いを取るべきだと思っていました。
それだけで、打者は迷うもんなんですよ。

それが、まるでバッティングマシン、バッティングピッチャーのようにポンポンと単調に投げてしまった・・
それだけ、ルイーズに打たれたことで岸田自身が焦ってるように見えました。



結局、決定的だったのがワイルドピッチで勝ち越しを許し、
嶋に四球も得点圏打率の低い鉄平にタイムリーを打たれたことで、もうだめだ~・・・と。


Bs 3 - 5 Eagles
9連戦のさなか、思いのほか守護神に球数も投げさしてしまった上、決定的に炎上。
岸田の後はいない、とはいうものの、これだけ炎上して自信を失った投球をされてしまうなら、ノックアウトで交代した方が良かったのかもしれません。
明日以降の目先の試合ですら心配になってしまうほど、非常にきっつい結果でした。

今日は、楽勝ムードではなかったにせよ、初回のバント失敗が全てとか、2イニング続けての併殺が全てとか、
せっかく1・2塁間のゴロを止めた守備も送球エラーで失点してしまったことが全てとか、
いろいろ敗因となるべく出来事もありましたが、それをミスした者自身で取り返しただけに、勝って祝したかっものです。
逆に言うと、そのマイナス要因がなければ、岸田が3失点しても勝ててたことにはなるんですが、そういう問題ではないですしね。

これまで、低調だったゴッツァンもバルディリスもイースンヨーも、結果を残しながらも調子を崩した西勇輝も2軍降格を経験してきましたが、
5回目の失敗(失点しただけでなく、同点・逆転された回数)となったリリーフキャッチャーとストッパーには、
役割を代えることなく、休養で経過を見てきたわけです。

確かに、結果を残してきたのも事実。
本人に今後も託すべきか、それとも交代を考えなければならないのか。

無論、私らがいくら声を荒げたところで、決めるのはチームの首脳、そして決められた以上は選手自身の力に託されるのです。
そして出場した選手を必死で応援し、オリックスの試合を盛り上げるのもライトスタンドにいる者の務めだとは思っています。

7月に入ってはじめての敗北ながら、これがただの1敗で済むものなのかどうか、明日以降の状態を見て判断したいですね。


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6 コメント

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守護神 !? (たかん)
2011-07-07 12:54:12
昨日もお疲れ様でした。
拙攻もありましたし、岸田やすーさんばかりも責められないような試合内容でしたね。
8回裏に勝ち越した時はオリファンの性でしょうか、こんなにうまくいくはずがないと思っていたら案の定でした・・・
今日の相手がマサオだけに痛い一敗でしたが、
切り替えてなんとか食らいつきたいですよね。
試合内容が良ければ全てよしとしましょう。
PS.タケシはなぜジャーマンなのですか?
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修正できるかな? (pripri)
2011-07-08 22:22:39
おつかれさまでした。
4試合連続サヨナラは期待していませんでしたが、この試合は9回すんなりと決めて欲しかった・・・ですよね。
「そんなにサヨナラがしたいんですかね」とTVでは解説されていましたが、ルイーズへの1球は本当に悔やまれます。球筋がきれいでコントロールがいい分、HRを狙われやすいのでしょうか?
なんとか修正して欲しいですね。
先程、連敗が止まりました。岸田も抑えてたし、残り5連戦なんとしても勝ち越しましょう!

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たかん さん (かずまん)
2011-07-09 11:05:59
返事が遅くなってすみません。現在、所沢に向けて移動しています。
借金二桁からの逆襲といい、このような大逆転負けといい、2008年の展開を思い出します。
苦手なパリーグ再開後も大きく負け越してるわけではないし、
勝ちパターンについても、失敗もちょこちょこあるけど成功の数も多いだけに、こちらとしては見守るしかないですね。

ジャーマンは山崎武司のニックネームみたいです。
ジャイアンから来てるのでしょうか。
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pripri さん (かずまん)
2011-07-09 11:08:57
2008年の加藤大輔も、失敗の数が多いながら、球団記録となる33セーブでチームを支えただけに、
岸田にも同じような期待がかかってるようにも思います。
もうひと踏ん張りしてもらいたいですし、こちらとしても出てくる限りはしっかり応援で後押ししたいです。

今年は西武に勝ち越して上の順位に行けるチャンスでもあるので、
所沢でしっかり調子を戻したいですね。
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Unknown (籠球軍)
2011-07-09 20:49:25
オリックス時代の山崎があまり働かず2ちゃんねるで邪魔崎と皮肉られるジャマザキがなまってジャーマンだったはず(笑)
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籠球軍 さん (かずまん)
2011-07-11 22:50:35
確かにジャマザキと言われてましたけどジャーマンへの進化は不明ですので、
Wikipediaで紹介されていた本人のニックネームとまでしか言えないですね。

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